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GSCubeの詳細(2000/07/27)
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20000726/gscube.htm

 GSCubeのより詳しいスペックが明らかになった。スペック表は、Impressのニュースをごらんいただきたい。

 やはり、GSCubeには、VRAM32MBタイプのGS「GraphicSynthesizer 1-32」が搭載されており、メインRAM容量も、1ユニット(EEとGSが一個ずつセットされている)辺り128MB、合計2GBのNUMA(プロセッサ間でメモリを共有しないアーキテクチャ。メモリのバス幅をCPU間で分割する必要がないため高速になるが、コストも上昇する)構成となっている。

 大容量VRAM搭載タイプのGSが搭載されたことや、メインメモリ容量が大きいことなどを考え合わせると、前回推測した価格よりもかなり高価なものになると予想される。しかし、メモリ容量が十分確保できたことで、安定して高性能を発揮しやすくなり、また、たとえ価格が200万を越えたとしても、なお圧倒的に割安であることには変わりはない。

 時と場所を同じくして、Graphic用コンピュータの創始者であるSGIも、「NUMAflex」システムを発表して、高性能なグラフィックサーバの低価格化に乗り出しており、この分野の競争は急速に激しくなりそうだ。

 SCEIとしては、グラフィック用のサーバの開発で技術力の強化を図り、PS2のサードパーティにムービー作成用の(比較的)安価なマシンを供給し、さらに、グラフィックワークステーションの市場に乗り込むという3つの役割を、このGSCubeに負わせることになる。ハイエンドでは、依然SGIの優位は揺らがないだろうが、低価格帯のGraphicWorkstation市場は、確実に流れが変わっていくだろう。

 我々ゲーマーとしては、ムービーのクオリティ向上と言う形で受ける恩恵が、もっとも大きくなると思われる。しかし、もしかすると、GSCubeを搭載したアーケードゲーム機が出るというようなことがないとは言い切れない。そうなると、従来の常識を完全に覆す、究極の超高性能マシンの登場ということになる。
 一般のゲーセンでは難しいかもしれないが、ワンダーエッグのようなテーマパーク向けになら十分可能性が考えられるだろう。次の動きに期待したい。

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