●ハンバーグのルーツ
最もポピュラーな料理のハンバーグ、そもそもはどこの国の料理なのか?人気者にしてはいささか正体不明の感があります。
起源は諸説さまざまですが、通説では「ハンバーグステーキ」というぐらいですからドイツ北部の都市ハンブルグからといわれています。
ドイツのハンブルグ地方で「タルタルステーキ」を焼いたことがハンバーグの原点であるとか?
そういえば、ドイツの肉屋ではメット(未加熱のソーセージの具材)をパンに塗ったものを売っているそうです。(食べても大丈夫なのかしら?)
しかし、日本では馴染みの「ハンバーグステーキ」ですが、ドイツでは「ドイッチェステーキ」とか「ジャーマンステーキ」といわないと通じません。
それでは、ハンバーガー大国といわれるアメリカ料理かというと、決してアメリカ生まれではないようです。
1860年代における挽肉機の発明後、アメリカのセントルイスで開催された世界博覧会で、
広場のスタンドでハンバーグを焼いて売っていた店が、食べやすいようにパンにはさんで売り出したのが始まりです。
ちなみにパンにソーセージをはさんだホットドックも同様です。
そこで、ドイツ料理の「タルタルステーキ」を調べてみると、ドイツ人と同じように生肉を食べていたのが中世ロシアに住んでいたタタール人だとか。
タタール人が食べていた生肉料理がドイツに伝わって「タルタルステーキ」と呼ばれるようになった?
では、中世ロシアに住んでいたタタール人とは?
タタールあるいはタタルは、北アジアのモンゴル高原から東ヨーロッパのリトアニアにかけての幅広い地域にかけて活動した
モンゴル系、テュルク系、ツングース系の様々な民族を指す語として様々な人々によって用いられてきた民族名称である。
タタールと呼ばれる人々の実態は多様であり、その名が用いられる時代と場所によって指し示す民族は異なる。
現在では、ロシア連邦内のヴォルガ川中流にあるタタールスタン共和国に住むタタール人、ウクライナ領のクリミア自治共和国に住むクリミア・タタール人などが
自称の民族名としてタタールを称する。中国の少数民族のひとつタタール族は、中国領に住むタタール人のことである。
語源は古テュルク語で「他の人々」を意味した Tatar(タタル)で、中国語では韃靼(だったん)、ロシア語では Татар(タタール)といい、
西ヨーロッパの諸言語では伝統的にはもっぱら Tartar(タルタル)と呼ばれてきた。
日本では、伝統的には中国から伝わった韃靼を使っていたが、現代ではロシア語風にタタールと呼びかえることが一般的である。(Wikipedia)