#9   素直になって   “Thanksgiving”  (99/06/11放送)

感謝祭の休暇がやって来た。
「親愛なるサリー、今年の感謝祭のプランはこう!木曜の夜は家族と夕食、次の日は伯父さんと再会、そして週末はできる限り頑張ってパパとママにつきあってあげるつもり・・・ただし最近はどうも・・・なかなかプラン通りにいかないのよね・・・。」

ディーン&デルーカでフェリシティがバイトをしているとジュリーがやって来た。感謝祭はニューヨークに残るというジュリーにレイプ事件の傷が癒えていないのではないかと心配に思うフェリシティ。ノエルも寮の仕事で残るから寂しくないと言うジュリーだが、ノエルの所にボストンに住む彼女であるハンナが訪ねてくると聞いたフェリシティは動揺。ジュリーは「ちゃんと報告するわよ」と請け負う。

フェリシティが部屋で必死に荷物のパッキングをしているとノエルが入ってきた。まだノエルと微妙な関係のフェリシティは、ハンナがノエルを訪ねてくると聞いても、「私にハンナのこと話していいわよ、何でも自由に。友達でしょ」と言う。

ベンも感謝祭の休みを実家でとろうと荷物をまとめ始めていた。ショーンはロングアイランドの兄のところへ行く予定、ベンはまだ航空券がとれていないため忙しい。エレナはニューヨークっ子だが、寮を離れて実家に行く際に すべての教科書を持って帰りフェリシティを驚かせる。エレナ曰く「勉強も気晴らしになると思って」・・・父親との関係に問題ありの様子。

フェリシティがジュリーの部屋を訪ねると、ジュリーはザックとの事件の後遺症で「親には会う勇気がない」と寝こんでいた。寮に一人でいると落ちこんでしまう・・・ノエルがいてくれるけど親友じゃないから、と話すジュリー。

「・・・というわけで、例によってまたプラン変更。家に電話して帰れなくなったって伝えたわ・・・だって親友を一人にはできないもの・・・・」
フェリシティが寮に残る事になってホッとするジュリー。ご馳走を作ろうとはりきる二人の前に、ニューヨークに着いたばかりのハンナとノエルが現れた。落ち着かない様子でハンナを二人に紹介するノエルだが、ハンナには「ビーツ食べたの?彼ビーツアレルギーであれを食べるとすぐハイになっちゃうの」と彼女らしいことを言われてしまい、フェリシティをも動揺させる。汗をかきながら余計なことまでしゃべるノエルは明らかに挙動不審。

フェリシティたちと別れてノエルの部屋に入った二人は、さっそくベッドに倒れこみ上着を脱ぎ捨てキスをするのだが、何かしっくりいかない。二人は服を着てひとまず食事をすることに。
ハンナはノエルにビッグニュースがあると切り出す。作曲を専門に勉強をしているハンナはニューヨークの音楽大学の編入試験に合格し、ノエルが賛成なら来学期からニューヨークに引っ越してくると言うのだ。その話を聞いて「素晴らしいことだ」というノエルだが、ハンナは長年の付き合いで、それが本心からの言葉ではないことを察してしまう。

ベンは親に「航空機のチケット送られていないんだけど」と電話をかける。チケットは送られていなかったことを知ったベンはフェリシティたちとケルヴィン寮のパーティに行くことにする。

フェリシティはノエルの態度が気になって感謝祭の準備に熱が入らない。七面鳥が手に入らなくてイライラするジュリーの話もろくに聞いていないフェリシティは「私ノエルにもう相談もできないの?」とつぶやく。
その後、寮の洗面所でフェリシティはハンナと鉢合わせをした。ハンナはノエルの様子がおかしいと心配しており、フェリシティは「しばらく会ってなかったから調子狂ってるだけよ」と力づけてしまうのだが、本当は二人のことが気になって、その夜はなかなか眠れない・・・。そして遅くに部屋に戻ったノエルはハンナに「編入のこと、賛成だ」と告げる。

次の日、ジュリーは沢山の買い物と共に七面鳥を手に入れて現れた。しかし、七面鳥と思って買ったものは「ちょっと、これ・・・毛皮着てるわよ?」・・・。そこにハンナとノエルが現れ、ジュリーは自分達のパーティに誘うのだが、乗り気のハンナをよそに、ノエルはあわてて別のレストランに予約を入れてあると断る。フェリシティはその態度に気分を害してしまう。
結局七面鳥を手に入れられずハヴィエさんに相談に行くフェリシティとジュリーだが、今からではもう手遅れだと言われてしまう。ハヴィエさんが予約した七面鳥を当てにして、他の料理を担当するからとパーティに誘う二人にハヴィエさんはしぶしぶOKしてくれるのだった。

一方、2日間家にいたエレナは寮に戻る決心をする。エレナは父親に会いにきたのに、父親はテレビを見るか出かけるかでろくに話もできない、寮は家から30分もすれば行けるのにお互い大学入学以来なしのつぶてであったことを責め合い、エレナは家を出た。

ジュリーは感謝祭の準備をしながらも、ザックとの事件から心の傷が癒えずにいる。両親がそれを聞いたらどう思うかが気になるというジュリーをフェリシティは優しく慰める。
そこにノエルが現れるのだが、よそよそしい態度をとっていたノエルをフェリシティは冷たくあしらう。食器を洗うために、シンクの大きい男子トイレに行ってしまったフェリシティを追い、ノエルは弁解をはじめる。フェリシティがハンナのことで焼きもちをやいていることを知ったノエルはついフェリシティにキスをしてしまうのだが、フェリシティもそれに応え激しくキスをする・・・とそこに用を足しにきたベンがドアを開けるのだが、二人はキスに熱中して気づかない・・・遠慮して引き返すベン。

トイレを出たフェリシティはかなり興奮している。そこにハンナが現れるのだが、ベンに「ノエルの彼女よ」と紹介し、フェリシティとノエルのキスを見たばかりのベンを驚かせる。
そして、ハヴィエさんとエレナが一緒にパーティに現れた。ハヴィエさんは七面鳥を置き、パーティの準備を指揮し始める。

ハンナはノエルと話し合いが必要だと切り出した。実はハンナもボストンの同じ大学に気になる男性がいるという。ノエルがいない寂しさの為にその男性に惹かれたのかどうかを確かめようと思ってニューヨークに来たのだが、やはりボストンの彼が気になるという。ノエルも、自分が同じ状況にある事を告白するのだが、お互いを愛する気持ちも変わっておらず気持ちははっきりしないまま。結局二人もレストランの予約を取り消し、寮のパーティに出ることに。

ケルヴィン寮でのパーティには食器が足りなかったため、アパートに戻ったベンはショーンがまだ家にいることに驚く。実はショーンはロングアイランドの兄の感謝祭には招待されておらず、一人で過ごそうとしていたのだ。ベンはケルヴィン寮で一緒に感謝祭を祝おうとショーンを誘った。

フェリシティがトイレに行くと、そこでハンナが一人泣いていた。ためらいながらも「大丈夫?」と声をかけるフェリシティに、ハンナは「時がたつとすべて変わっちゃう・・・寂しいわね」といい、察したようにフェリシティに「彼、いい人よ」と告げる。

フェリシティ、ジュリー、ベン、ノエル、ハンナ、エレナ、ショーン、ハヴィエさんの8人で迎えた感謝祭のディナー。豪華な食事を楽しんでいると、エレナの父親が訪ねてきて、親子は仲直りをする。エレナの父親も加わって、和やかに感謝祭の夜を過ごすことに・・・。

「親愛なるフェリシティ、今年の感謝祭は一人で過ごすつもりだったの・・・こういう日を新しい土地で新しい友達と祝うのは何だか気が引けて。・・・ところが、当日になって突然エメットがご馳走をもって友達と現れたからビックリしたわ。この土地に移って来たとき、持ち物と言えばスーツケースしかなかったのに、気がついてみるといつのまにか新しい家族に囲まれていた・・・」


  [ 出演 ]
  フェリシティ ベン ジュリー ノエル エレナ ショーン ハヴィエ ハンナ(ジェニファー・ガーナー 石塚理恵)
  エレナの父(ジョン・コスランJr. 宝亀克寿)