#5 切ない恋の行方 “Spooked” (99/05/07放送)
「親愛なるサリー、私はこのニューヨークが大好き!でも、この間 これこそニューヨーク!!っていう事件に出くわしちゃったの!」 「この日もそうだけど、ベンと一緒に過ごせるのは私が彼の宿題を手伝う時だけ・・・でもそんな時も二人の話は当り障りの無い事ばかり! 彼の宿題を手伝うのはイヤじゃないけど、このままじゃ私達の関係はちっとも先に進みそうにない・・・」 フェリシティは、ベンの宿題を手伝うため、学校帰りにベンと一緒に彼のアパートへ行くのだが、部屋にはいった途端に強盗に出くわす。二人は床に倒され、銃を押し付けられるが命に別状は無く、フェリシティも身につけていたネックレスをとられるだけの被害ですんだ。 ベンのアパートには、大勢の警官が調べに来たため、フェリシティはパトカーで寮まで送ってもらう事に。冷静なフェリシティに対して落ちつかないベン。 そして寮では、二人が強盗に遭遇した話題で持ちきり。 フェリシティの部屋ではミーガン、ノエル、ジュリー、エレナが今か今かと帰りを待っていた。しかし、折悪しくフェリシティの父親から電話が。ノエルが世間話でごまかしていると、フェリシティが戻ってきた(思わず電話を切ってしまうノエル)。 フェリシティは再度かかってきた父親からの電話を取り、皆に「大丈夫だから」と退室をうながした。 その後、寮のロビーでフェリシティを囲んで話をしていると、ザックがジュリーを捜してやってくる。ザックは翌日フィルム愛好会のハロウィーン特集で上映される映画「エクソシスト」にジュリーを誘い、ジュリーはOKする。 一方、ベンのアパートでは被害についての話でもちきり。ショーンは自分のアイデアを詰めこんだノートが盗まれてしまった事にかなり動揺。グチをいいまくり、元気の無いベンに追い討ちをかけてしまう。 その夜、フェリシティが眠れないでいると、ベンから電話がかかってきた。ベンは寮の真下まで来ていたのだ。 「今日あんな事があったから、君がこわがってるんじゃないかと思って、心配で来てみた」というベンと、フェリシティは二人で夜中話しこんだ。 「どこかで読んだ記憶があるの・・・同じ戦場で一緒に戦って生き残った戦友同志には他の人には理解できない特別な絆が生まれるって・・・それがどういう意味か、ゆうべなんとなくわかった・・・」 フェリシティは次の日、入学事務局だけでは生活が苦しいため、ディーン&デルーカでのアルバイトの面接を受けに行く。店長のハヴィエさんに気に入られたフェリシティは翌日から採用になる。 その後、フェリシティとベンは警察で、強盗犯人の特定のため、過去の犯罪者の膨大な写真ファイルを見ていた。積極的なフェリシティに対して、全く気の乗らないベンは、用事があると早々に帰ってしまう。 その夜もフェリシティの部屋に、ベンからの電話がかかってきた。フェリシティは昨夜に続いて今晩も寮を訪ねたベンに誘われ、ベンのアパートに。二人は一緒にハロウィーンで使うかぼちゃを切り抜きながら過ごしていた。 そして、ショーンが開くハロウィーンパーティにはフランケンシュタインの仮装で行くというベンに、フェリシティは「私はフランケンシュタインの花嫁になろうかな」と提案し、二人でパーティ会場に登場しようと約束する。 フェリシティは盗まれてしまったネックレスは祖母から受け継がれたもので、「ママにどう話そう」と心配するが、出来あがったかぼちゃに火を燈すと二人で笑顔になる。和やかな雰囲気で話し合う二人。 そしてベンは自分の過去について語り始めた。 「俺は子どもの頃から親父が苦手でね・・・いつ怒り出すかビクビクしてた・・・問題は俺にあるんじゃなくて親父が酒ばかり飲んでたからだけど、毎日まるで時限爆弾と暮らしてるみたいだった・・・ニューヨークに来たのはあの恐怖と不安だらけの毎日から一日でも早く逃げ出したかったから・・・変だろ?安全を求めてニューヨークにくるなんて。」 そこにショーンが帰ってきたため、フェリシティはタクシーで寮に帰ることに。見送りに出たベンとフェリシティは再度、パーティでペアの仮装をする約束を確認する。 写真を見に警察を訪れたフェリシティ。 「今日はベンと警察で待ち合わせして、写真をチェックした後、何か食べに行く約束だった・・・セントラルパークを散歩する約束までしてたのに、彼は現れない・・・」 その夜のパーティで、フェリシティは約束どおり、フランケンシュタインの花嫁の仮装をしてベンを捜していた。しかし、ようやく見つけ出した彼は普通のスーツ姿。ショーンに誘われて昔のエンターティナー風に変更したというベンを責めるフェリシティだったが、ベンは誰かに呼ばれてどこかに行ってしまった。 エレナはサブウェイの店員に扮して、同じ服装にしようと誘っておいて現れないノエルに抗議の電話をしていたが、オズの魔法使いのブリキ人形に扮した黒人の青年ブレアと出会う。そして、気が合った二人は一夜をすごしてしまうのだった・・・。 また、パーティを抜け出したザックとキャットウーマンに扮したジュリーは、いい雰囲気になり、突然ザックはキスをするのだが、ジュリーは動揺してその場から逃げ出してしまう。落ちこんでしまうザック。 ヤケ酒で気分が悪くなったフェリシティは吐くためにトイレを捜す。しかし、たどりついたトイレで、フェリシティは、ベンがピンクレンジャーに扮した金髪美人と熱烈なキスをしているのを目撃してしまう。 その場を逃げ出し寮に戻ったフェリシティは部屋で激しく泣き出した。そこに訪ねて来たノエルが相談に乗るのだが、トンチンカンなアドバイスを。「君はステキな子だから大丈夫」と締めくくった彼だが、気分が悪くなったフェリシティは彼に向かって吐いてしまう。 次の日授業に出たフェリシティはベンに食ってかかる。 「あなた私に弱みを見せたのを後悔して私を無視してるんでしょう?夜中の電話も自分が寂しくて電話したのね。今度電話したくなったらピンクのパワーレンジャーにして!」と責めるのだが、ベンは「どうしていつも批判ばかりするんだ。俺に期待するのはやめてくれ。女の子と付き合うのに君の許可はいらない!」と言い捨てて去ってしまう。 「突然、目が覚めた気がする・・・。あなたはとっくにわかってたでしょ?サリー。私はベンをヒーローにしたてて、彼が本当はただの男の子だってことを見落としていたのよね・・・だから、もう、彼の事はきっぱり・・・忘れる・・・」 アパートでベンとプレステをするザックは、ジュリーとのことをベンに相談する。女の子の気持ちがわからないとグチるザック。 ベンは出かけ、ザックはフィルムの編集のため映写室に出かけた。そこに現れたジュリーはキスされた時の気持ちを説明しようとするがうまく出来ず、その場で自分からキスをするのだった。 フェリシティに謝ろうと寮を訪れたベンだが、フェリシティは不在。そこに現れたノエルは「フェリシティは友達だ、もう傷つけて欲しくない」と厳しく言うのだが、真剣に彼女を捜すベンに居場所を教える。 フェリシティはディーン&デルーカでアルバイトをしていた。やって来たベンは必死に話しかけるのだが、フェリシティは無視をする。 とうとう、無理やり休憩をとらせたベンはフェリシティに心から謝る。素直な気持ちを話し「自分を不安にさせる君となかなか打ち解けられなくて・・・」と言う彼は、フェリシティに箱を手渡した。 中に入っていたのはシルバーのネックレス。フェリシティが盗まれたネックレスの変わりを捜してきてくれたのだ・・・さっそく身につけ、ベンを許すフェリシティ。 「親愛なるフェリシティ。確かに戦友同志というのは特別な絆で結ばれてるわ・・・でも一旦戦いが終われば、皆うちに帰ってそれぞれの過去を抱えて生きているの。 ・・・最近までジョンが死んだ事をエメットに話すつもりはなかった・・・お互い心の重荷になると思ったから・・・でもあなたのテープを聞いて、やっぱり彼には話すべきだって思いなおしたの。私達は皆心に傷を抱えているけど、それは誰かと分かち合うべきもの・・・だって、そうしてこそ、傷は癒され二人の心は一つになるから…」 |
| [ 出演 ] フェリシティ ベン ジュリー ノエル エレナ ザック ミーガン ショーン(坂口賢一) ブレア(成田剣) 刑事(石波義人) ハヴィエ(仲野裕) |