#2 最後のわがまま “The Last Stand” (99/04/16放送)
「これは…私が選んだことよ…だから、自分で責任をとればいい…」 To SALLY 「親愛なるサリー、これ聞いたらきっとビックリするだろうな…。 ニューヨークって最高!ここに残る事に決めて大正解!最初は、自分が嵐の中のちっぽけな雪みたいな気がして街を一人で歩く事さえなんだか心細かった…でも今はわかるの、皆も同じなんだって。でも、あれから家に帰ったパパとママは今ごろパニック状態かも。だから、私はニューヨークで無事にやってるって知らせるために何度か電話をしてる…といっても、留守電にメッセージを入れるだけだけど。サリー、いろいろ心配かけたけど、私ベンのことについてはすっかり立ち直ったと思う。あれはハシカみたいなもの…熱が下がった今は痛くもかゆくもない。ただ、ジュリーとはあんなことがあったから多分気まずくなると思ってたのに、話してみたら彼女ももう彼のことふっきれたって。だから二人ともベンの事は卒業!」 大学でフェリシティとジュリーはベンに話しかけられる。さっさとその場を去るジュリーに複雑な顔をするベン。 ベン 「(ニューヨークに)残ったんだ」 フェリシティ 「ええ、もう少しここで頑張ってみる事にした。」 ベン 「君って…面白いな」 優しい笑顔を見せるベンに、フェリシティは決心がぐらつく。 「これって、どういう意味だろう、ひょっとして私に興味があるってこと? ねぇ、サリー、ある日その答えが突然わかったの!いつものように入学事務局で書類の整理をしていたら、ジザックさんが寄ってきて、今オフィスに男性の声で電話があったっていうの。ある学生の入学エッセイを見たいって問い合わせだったんだけど…それがなんと私のエッセイ!ジザックさんが断ったら名前も告げずに電話を切ったって言うの。最後にジザックさんはこう言ったのよ「あれはきっとあなたのファンね」って…」 フェリシティはノエルの部屋に寮の予定表を届け、「あなた今日入学事務局に電話しなかった?」と尋ねる。電話をしなかったというノエルはその質問の理由をしつこく聞いたため、フェリシティは事情を話すことに。フェリシティは自分がこっそりベンのエッセイを読んだため、ベンもフェリシティのを読もうと思ったのだと推測する。入学事務局に問い合わせの電話をしたのはベンだと思いこんだフェリシティは、その入学エッセイにはベンのことばかりを書いていたから、読まれたら恥ずかしいとノエルに相談をもちかけた。 しかし、フェリシティは考えを変え、自分のエッセイをベンに郵送すると決心。早とちりするなと忠告するノエルの言う事も聞かず、さっそく「ご要望にこたえて」というメッセージをつけて自分のエッセイを封筒に入れ、ベン宛で郵便ポストに投函する。 大学のカウンセリング室に入ると、そこにはフェリシティの両親がいた。パロ・アルトに帰ったとばかり思っていた二人だが、フェリシティを心配してニューヨークから離れられずにいたのだ。父ラリーはフェリシティが変わってしまった理由が事務局やカウンセラーに聞いてもわからない、と言うが、それを聞いたフェリシティは自分のエッセイを見たいと電話した人物が実は父親だった事を知ってしまい、あわてて二人を置き去りに部屋を出る。 フェリシティは大学事務局の郵便集配所に行き、そこの事務員にベンへの郵便が届いているかを問い合わせる。届いている事を確認はしてもらえたのだが、「今の手紙返してもらえませんか」という申し出は断られてしまう。 そこでゴネていると、ベンが郵便を取りに来た。自分の手紙を取り戻したい一心のフェリシティだが、ベンは「君が残ってくれて良かったよ」と言って去ってしまう。 部屋に戻ったフェリシティをノエルが訪ねる。エッセイを見たがっていたのはベンじゃなくて父親だった事を報告するフェリシティ。 フェリシティ「これから先ベンは一生…大学時代を降り返るたびに私の事を思い出すんだわ…あのチリチリ頭のフェリシティって子はしつこくを自分追っかけてきた挙句、くさいラブレターみたいなエッセイをまるでストーカーみたいに一方的に送りつけてきたって…。」 ノエル 「そこまでわかってれば世話ない!」 両親の事を相談するフェリシティに、ノエルは寮に招待して自分の暮らしぶりを見せれば納得するのではないかと提案し、自分もアドバイザーとして協力すると請け負う。 次の日フェリシティの部屋を訪れた両親は変人のルームメイト、ミーガンと鉢合わせしてばつの悪い思いもするが、少し安心した様子。しかしノエルがドアをノックし ノエル「ねぇ、わからずやのお二人さん、まだかい?」 ノエルはあわてて謝り、自己紹介をするのだが、しどろもどろ。その上、同じフロアの寮生が'ルームメイトが自分を殺そうとしている'と相談をしに来たり、火災警報がいきなり鳴り出したりで両親をかえって心配がらせる事に。 カウンセラーも交えて話し合いをする事になったフェリシティと両親。高校卒業以来のフェリシティの言動や、医者になるという夢はどうなったのかがわからないというラリーにフェリシティは素直な思いを告白する。ニューヨークに来たのはずっと憧れていた男の子を追ってのことだったこと、進路を自分で決めようと決心したことを話すのだがわかってもらえない。そのうえ、フェリシティは自分の気持ちをうまく説明できず母バーバラを傷つけてしまう。 ジュリーが出かけようと部屋を出ると、ちょうどベンが訪ねて来た。ベンはジュリーが避けている事を問い詰めるのだが、ジュリーはフェリシティを思ってそっけない態度をとってしまう。 食堂でフェリシティが一人落ちこんでいるのを見つけたジュリーは隣に座る。両親とのいさかいに傷つき、また母親を傷つけたことに悩むフェリシティを元気付けるジュリーだが、彼女も悩みを抱えているという。ジュリーにはとても優しい両親がいるのだが、実は養女なのだと告白。探偵に頼んでニューヨークに実の母親がいることを知ってこの大学に来た事も…。 次の日、フェリシティはもう一度食事をしながら両親と話し合う事に。迎えに来たラリーに会ったノエルは先日の非礼を詫び、‘フェリシティは大丈夫、困った事があったら手助けをする’と約束。 バーバラは食事には現れず、ラリーはフェリシティと冷静に話し合う。フェリシティが意地を張っているのではなく、心からニューヨークに残りたがっている事を知ったラリーは、スタンフォードのために貯めていた学費を使えニューヨークに残ることを許す。 ホテルを引き払い、パロ・アルトに戻ることにした両親だが、その間際、バーバラはもう一度フェリシティと話そうと決心する。大学のカウンセラー室の前でお互いに謝り、仲直りをする二人。フェリシティが手元を離れる事が寂しかったが、今は娘を誇りに思うというバーバラの言葉にフェリシティは安心する。 そこにベンが通りかかる。 ベン 「君が送ってくれたエッセイ、読んだよ…俺が出てきた…」 フェリシティ 「そうね・・・あなただらけ」 遠慮してその場を去るベンだが、それを見送るバーバラは「彼、ステキね…」と優しく娘を励ます。 フェリシティは感謝祭には必ずパロ・アルトに戻る事を約束して笑顔で両親を見送るのだった。 |
| [ 出演 ] フェリシティ ベン ジュリー ノエル ミーガン エドワード バーバラ ドミニック(林一夫) ラリー(ロバート・クレンデニン 吉田孝) ルイス(ジャン・シュワイターマン 遠藤純一) |