#18   ハッピー・バースデー   “Happy Birthday”  (99/08/20放送)

フェリシティと別れることになったノエルは同じ寮にいるのが苦痛となり、アパートを探し始める。

寮の廊下でノエルとすれ違ったエレナは、フェリシティを裏切った事を責めるのだが、ノエルから寮を出ることを告げられ、それをフェリシティに伝える。
フェリシティは動揺するのだが、ノエルに話しかける事も出来ないまま・・・。

「親愛なるサリー、恋人と別れたのって初めてだから、ひとつ聞いてもいい?私、心が・・・不安定みたい・・・おかしなこと?これって。ある瞬間はほんとに・・・すごく悲しくて身を切られるような気持ちなの。それなのに次の瞬間はノエルに対して怒りが込み上げてくる・・・・かと思うと、今度は自己嫌悪に陥ってもう消えたくなっちゃう・・・」
そこにミーガンが入ってきて「またサリー?!」
フェリシティは留守番電話にミーガンの両親から明日寮に来るというメッセージが入っていた事を伝えるのだが、ミーガンは激しく動揺し部屋を出て行く。

フェリシティ、エレナ、ジュリーの3人でジュリーのバースデーパーティの準備をしていると、ノエルが「音楽のボリュームを下げてくれ」と入って来た。ジュリーはパーティにノエルを誘うのだが、フェリシティは相変わらず彼と目も合わせられないまま。
ノエルが去るとジュリーの部屋にキャロルが訪ねて来た。フェリシティとエレナは「電話するね」と慌てて部屋を出て行く。キャロルはジュリーにバースデープレゼントを届けに来たのだが、同時に自分が実の母親である事も告白する。以前ジュリーが名乗った時は人違いだと否定したキャロルだったが、「本当はあなたを抱きしめて母親だと名乗りたかった」といい、二人は抱き合う。

ノエルはアパートを探しつづけている。アドバイザー仲間に「君が出て行くべきではない」とひきとめられるが、フェリシティと気まずくなっただけでなく、フェリシティと寮で会うことさえ苦痛であること、まだ忘れられない事がつらいのだと話す。

ジュリーはオシャレをしてキャロルと食事に行く用意をする。優しく服装を誉めるベン、とそこにショーンがまたも発明品を披露しに降りてきた。頭に妙なものをかぶり、「頭痛止めの新製品、頭が痛い時にこれをかぶると適度な刺激で楽になるんだ。ただ、試そうにも頭痛が起きない」と自慢する。そこでベンは「頭痛の種を提供するよ」と部屋代の小切手を。しかし、足りない額だったためショーンは不満顔・・・ジュリーが彼の発明品を誉めるとショーンはひとまずご機嫌になったのだが・・・。

フェリシティが部屋に入ると、キレイに片付き様変わりした部屋でミーガンのベッドに見知らぬ夫婦が腰掛けていた。ミーガンの両親が訪ねて来ていたのだ。そこに戻ってきたミーガンはカントリー系のお嬢様ルックでフェリシティを驚かせる。ミーガンはフェリシティを連れだして「あの箱、クローゼットがいっぱいで隠せなかったからそっち(フェリシティのベッド脇)に置いてあるから。中身を見たら生かしちゃおかない!」とおどす。ミーガンの両親は「内緒話?私達に隠してる事でもあるのかしら」と聞いてきたのでフェリシティはつい、謎の箱を取り上げ、それが自分のものである事にして中身が意味深なものであるように話してしまう。二人は不審そうな顔をしながらもミーガンと美術館に行ってしまった。

リンのバーで食事をするジュリーとキャロル。二人は和やかに会話を楽しんでいたのだが、キャロルは現在の夫や子どもとジュリーを会わせる気はないという。「あなたを産んだことを夫に話す気は無いの。これは二人だけの秘密に・・・」と言い、ジュリーを落胆させる。

ジュリーがベンに昨夜の報告をしていると、ショーンが相談を持ちかけてきた。クロエと2度目のデートを計画しているのだが、彼のジンクスでは「最初のデートで成功なら2度目は大失敗」とあるらしい。しかし、ジュリーは自分ごとで落胆のあまり話に乗り気になれない。

リンのバーで飲んでいたベンは、リンがギャンブルで勝ち2000ドルも儲けたことを知り驚く。「紹介しようか」と言われたベンはつい内緒でバスケの試合の賭けに乗ってしまう。

キャロルの話に納得できないジュリーはキャロルの事務所に訪ねて行く。二人の関係を秘密にしないで欲しいと頼むジュリーだったが、キャロルは「残念だわ。良かれと思って会いに行ったんだけど、秘密が守れないならもう会えない」と言い去って行った。

その日、落ち着かない思いでバスケの試合を見守るベンだったが、自分が賭けたチームが勝った事で安心し、ショーンにたまっていた部屋代を払う。デートに出かけるところだったショーンだが、クロエからキャンセルの電話が。ジンクスを気にするショーンは先延ばしになった事で少し安心・・・。

ジュリーはその夜リンのバーで歌を歌った。キャロルがそれを聴きに来ており、自分の事情を話そうと決心する。キャロルは17歳でジュリーを身ごもったのだが、当時の彼に話さないまま離れ離れになり、親に言われるままにジュリーを養子に出したのだった。しかしその後同じ彼と再会して結婚。つまり今のキャロルの夫はジュリーの実の父親であり、それを知ったジュリーは、尚も夫に本当の事を話す決心がつかないキャロルに「信じられない」と冷たく言い放つ。

引越し先が決まったノエルの部屋にリチャードが訪ねて来た。売りたい家具をセールしようとしているノエルに「これから誰に文句を言えばいいんだ?」とうろたえるリチャード。
部屋を出たフェリシティにミーガンの父親が話しかけた。なんと、フェリシティのものということになっているミーガンの謎の箱をこっそり見てしまったのだという。「説明してくれ・・・中を見てショックだった。こういうことで娘に悪影響を与えないでくれ」と迫られたフェリシティは中身を知らないため「すぐに捨てます」と切りぬけようとするのだが彼は「どうやってあれを捨てるというんだ?!」と呆れたように釘をさして帰っていった・・・わけのわからないフェリシティ・・・。

ジュリーの誕生日。キャロルをこっそりつけて実の父親と子どもを見てしまったジュリーだが、育ての両親と電話をし複雑な思いで涙してしまう。
寮で開かれたジュリーのバースデーパーティで、ジュリーにプレゼントを渡すベン。高価なギターのプレゼントに驚くジュリーだが「親父が送金してくれた」という言葉に安心、しかし本当はギャンブルで儲けたお金で買ったものだった。

パーティ中、フェリシティはノエルに引っ越さないように説得を試みることに。「私達のことはどうしたらいいのかもまだわからない。きっぱり別れるかやり直すかわからないけどこのままだと中途半端で終わってしまう。だから行かないで」というフェリシティにノエルは心を動かされ、寮に残る事にした。

パーティではジュリーとベンが幸せそうに笑いあっている。それと対照的に、まだぎこちないフェリシティとノエルはやはり遠くで微笑みあうのが精一杯だった・・・。

  [ 出演 ]
  フェリシティ ベン ジュリー ノエル エレナ ミーガン ショーン リチャード リン キャロル