#10   ついに恋人に   “Finally”  (99/06/18放送)

「親愛なるサリー、そういうわけで・・・私とノエルはキスしちゃったの。でも、あれって何だったのかしら・・・感謝祭の後、ハンナが帰ってから、私達はついに二人の関係をはっきりさせることにしたの・・・だって友達の一線超えちゃったわけでしょ?だからって恋人でもないし・・・それを話し合ってたちょうどその時・・・」

ノエルとフェリシティが改めて自分達の関係を見つめなおそうと話し合っていると、ノエルの母親から電話があった。ノエルの叔父であるケニーがトラックに突っ込んで大怪我をしたと言うのだ。昏睡状態の叔父の世話をするために急遽フロリダに行く事になったノエルだが、フェリシティと別れ難い様子で、「大学を辞めるなよ」「ベンとくっついたりするなよ」と気が気じゃない様子で旅立って行った。

「2,3日行ってくるって出て行ったきり、ノエルは10日たっても帰ってこなかった・・・」
冷静なフェリシティと対照的に、ジュリーが「さぁ、これからって大事な時に彼消えちゃったの?」と二人の関係についていろいろ質問をしていると、ノエルが息せき切って部屋に入ってきた。エレベーターを使うのももどかしかったため階段を走って上ってきたのだ。わざとらしく忘れ物をしたと部屋を出て行くジュリー。残された二人は早速キスをしあう。

ボストンでの10日間はかなり忙しかったらしく、間近にせまる期末試験の勉強がまるでできなかったと愚痴るノエル。二人は、お互いの関係についてじっくり考えたいが、テストまでの3日間は試験勉強に没頭し、試験後に会って二人の事を話し合おうと約束する。

ベンが勉強していると、ショーンが山ほどの果物を抱えて戻ってきた。試験勉強のため24時間開放されている図書館でフルーツを売ろうという計画だ。ベンは課題がいっこうにはかどらず、「家庭教師が必要だ」と出て行く。

テスト勉強を始めようとはりきるノエルだが、リチャードが部屋でバーベキューをしてアドバイザーとしての彼を困らせるばかりか、全ての授業のノートを入れた鞄を空港で他のものと間違えて持ってきてしまったことに気づく。急激にイライラが募るノエルだが、フェリシティがノエルのレポートの一つの手伝いをすると申し出ることでやる気を出す。

[ バーガー記念図書館 8:00pm テストまで38時間 ]
 図書館は満杯状態で誰もが勉強に没頭している。ノエルのレポートを手伝うフェリシティだが、ノエルはフェリシティが気になって集中できずキス。二人は椅子ごと倒れこみ、周囲に迷惑がられる。

[ 黙読室 10:18pm テストまで33時間42分 ]
 ベンはジュリーと必死で勉強しているのだが、詩の授業の勉強がまるで進まない。お手上げ状態のベンだが、ジュリーは経済学の勉強があるといって部屋を出て行ってしまう。

[ 3階読書室 10:34pm テストまで33時間26分 ]
 フェリシティは一生懸命ノエルにディケンズの主張の説明をするのだが、ノエルはまるで聞いておらず、フェリシティを見つめている。お互いの欲望を抑えられなくなった二人は部屋を出て図書室の隅で激しくキスをしあっていた。そこにリチャードが現れ、「寮生とそんなことをしていいのか?絶対報告してやる!」と走り去った。アドバイザーが寮生と付き合うのは規則違反のため、ノエルはあわててリチャードを追い、フェリシティは取り残される。

[ 図書目録室 11:15pm テストまで32時間45分 ]
 ショーンが勉強をしている学生にフルーツを勧めてまわっているが、誰も買ってくれない。エレナに勧めるが断られショーンは去って行く。そこにフェリシティが自分の勉強をするためにやってきた・・・・ところが、ベンがフェリシティに詩の課題を手伝って欲しいと頼みに来る。以前フェリシティがおせっかいでベンを困らせたレポート事件のせいで、その穴埋めをして欲しいというベンの頼みを断りきれず、フェリシティはOKすることに。
エレナ「人の勉強を手伝ってるヒマあるの?それに・・・ノエルは気にしないかしら?」

フェリシティを探しに来たノエルに、エレナは「フェリシティはベンに詩を教えてる。あなたに留守電を残すって言ってた」と伝える。

[ 図書館ラウンジ 0:28am テストまで31時間32分 ]
フェリシティはベンに詩の解釈を説明し、彼は熱心に聞き入る。しかし、ストレスのためしゃっくりが止まらない学生がいたため、集中できず場所を移すことに。

その頃、ノエルはフェリシティからの留守電を聞いていた。ベンと図書館ラウンジにいるというメッセージを聞き、探しにいくノエルだが、二人は場所を移した後で、ミーガンに出会う。集中できない様子のノエルにスマートパウダーという自然食品を勧めるミーガン。その粉を水に溶かして飲めば記憶力が伸びるというのだ。切羽詰ったノエルは、疑心暗鬼ながらも10ドルでそれを買い取ってしまう。

[ 3階 読書室 2:06am テストまで29時間54分 ]
図書目録室ではあいかわらず、ショーンがフルーツを勧めてまわっているがさっぱり売れない。経済学の勉強に煮詰まっていたジュリーは、ショーンが経済学を得意とするため、教えてもらう変わりにフルーツを売る協力をすることに。相手がジュリーだとフルーツは男子学生に順調に売れはじめ、ジュリーは罪悪感を覚えるのだが、残らず売るまで経済学は教えないとショーンに言われ、しぶしぶ続ける。

[ 黙読室 3:17am テストまで28時間43分 ]
コソコソ話でフェリシティから勉強を教わるベンだが、黙読室ではそれでも周囲から注意を受ける。その頃ミーガンから買ったスマートパウダーを飲んだノエルはそわそわしながらフェリシティを探しまわっていた。声をうわずらせて大声で歩き回るノエルにエレナは「何か薬でも飲んだの?」と呆れ顔。どうやら、スマートパウダーにはノエルがアレルギーを持っているビーツが2倍濃縮で含まれていたらしく、彼はハイになったまま勉強が手につかない。
イライラとフェリシティを探しまわるノエルは、黙読室でベンとノエルを発見。
いきなり怒鳴り込む。
ノエル「こんなの許せないぞ!!彼とはくっつかないって約束だろう!なのにこんなところで密会して!! 彼女は俺を好きなはずなんだ!!」
この言葉にキレてしまったフェリシティは一人で勉強をすると部屋を出てしまい、その場にいたリチャードもノエルに「君はアドバイザー失格だ!絶対にやめさせてやる!」と怒鳴られてしまう。

カフェテリアで尚も落ち着かないノエルに、ベンは食べ物を勧める。フェリシティとのことは関係無いと説得するベンだが、ノエルは聞き入れようとしない。「おかしい奴だと思われた・・・」と落ちこむノエルを慰めるベンだが・・・。

「ノエルってホントおかしいわよ!!あんな人だったなんて信じられない!とにかく、次の日から3日続く期末テストを前に私は完全にお手上げ状態。ところが、エレナが暗記システムを伝授してくれたの。おかげで何とか私も初めてのテストに臨めそう・・・・それにしても驚いたのは、この時期大学内はどこもテスト一色に染まってしまって、それこそ学生という学生は皆目の色を変えて一生懸命勉強をしてるっていうこと・・・」

ノエルとフェリシティも間を置き、ノエルはリチャードのご機嫌をとることに成功。そしてテスト期間が始まった。
フェリシティがテストを受けている最中にノエルがドアの外で合図をした。答案を預けて外に出ると、ノエルは交通事故を起こした叔父の容態が急変して死んでしまい、またフロリダに行くと報告する。スマートパウダーのせいで怒鳴ってしまった事、二人の関係を固める事を急ごうと焦っていた事を謝り、仲直りして別れる二人。

「こうして初めての期末テストは気づいた時にはいつのまにか終わってた・・・」
そしてフェリシティもクリスマス休暇のためパロ・アルトへ・・・。

from Sally
「親愛なるフェリシティ、最近私はすべてをはっきりさせるのがいい事だとは思わなくなったわ・・・そうすればするほど、それがどんどん違うものになっていくような気がして・・・大学に入って最初のクリスマス、私は待ちきれない気持ちでブラウン大を後にしたけど、いざカリフォルニアの家に帰って両親と顔をつきあわせてみると、何故か無性に大学に戻りたくなっちゃったの・・・あなたとノエルがうまくいくように心から祈ってる・・・遠く離れた街からあなたたち二人に愛を込めて・・・・・・メリー・クリスマス・・・」

  [ 出演 ]
  フェリシティ ベン ジュリー ノエル エレナ ミーガン ショーン リチャード(ロバート・パトリック・ベネディクト 桐本啄也)
  ノエルの母(寺内よりえ)