横山ノックの事件簿
(夕刊フジ8月25日夜号より)
ノックに退職金4600万円返せ!
大阪府「できれば“一括”で…」
横山ノック  強制わいせつ事件で横山ノック前知事(68)=写真=の有罪が確定したのを受け、大阪府は25日、条例に基づいて前知事に1期目の退職金の返納を命じることを正式に決めた。

 9月中に知事名で返納命令を出し、支給した5684万円のうち、所得税と住民税を除いた約4600万円の返納を通知する。期限は通知日から20日以内だが、本人の申し出で最大5年間、延期できるという。

 府人事室は「前知事側が行政処分の不服申し立てをすることも可能だが、そうならないよう制度の趣旨を説明し、返済方法も相談する。できれば一括払いですっきり解決してもらいたい」と話している。




(夕刊フジ8月23日夜号より)
強制わいせつノック、有罪確定

横山ノック・前大阪府知事  大阪府知事選の期間中の女性運動員(22)に対する強制わいせつの罪で、大阪地裁から懲役1年6月、執行猶予3年の判決を受けた横山ノック・前大阪府知事について、大阪地検は23日、控訴しないことを決めた。横山前知事も控訴しないことを決めており、控訴期限の24日を前に、横山前知事の有罪が事実上確定した。

 大阪地検では、10日の判決後、判決内容、量刑などについて検討。その結果、犯罪事実については検察側の主張がすべて認められたとの結論に達した。

 そのうえで、22日に検事が被害者と面会。女性の意向を確認したうえで、大阪地検の判断を伝えたところ、控訴しないことに理解が得られたという。



(夕刊フジ8月11日夜号より)
有罪ノック「独占手記」、各社が争奪戦
セクハラ騒動本出版で長期収入確保か

 強制わいせつの罪で10日、大阪地裁で執行猶予つきの有罪判決を受けた横山ノック被告(68)=写真。一応の決着はついたが、そんな中で注目を集めているのが知事辞任後からコツコツしたためているというノック被告の「手記」。水面下では既に“原稿争奪戦”が始まっているという。

 ノック被告は公判期間中に、知事時代のエピソードを漫才風にまとめた回顧録を執筆。「固い内容ではなく、読んで笑えるような形で府知事時代のことを書き残して、裁判が終わったら本を出したい」と関係者に明かしていた。

 また今年初めには、関係者のツテをたどってセクハラ事件の経緯を綴った『懴悔録』の出版も打診していたという。雑誌記者も「裁判も終わって、このあと目玉になるのは、ノック氏の独占手記だけ。各社とも独自にアプローチしているようだ」。すでに、水面下ではし烈な争奪戦が始まっているのだ。

 ノック被告と親しい在阪の芸能関係者によると、実際に、いくつかの媒体から具体的な話は来ているという。「現状では早い時期の芸能界復帰が困難なため、ノックさん本人や家族らも、執筆活動による収入確保に前向きな姿勢を示しており、あとは条件次第」(同関係者)。ただし、長期的な収入確保を見据えて、「本を出したい」とするノック被告側と、一連のセクハラ報道の一環とみる各マスコミとの間では、若干の温度差があるのも事実。

 都内の大手出版社は「ゴシップ的な部分で、読者の興味を引くだけに関心はある。だが、長期にわたって売れ続けるかとなると疑問で、単行本として出すのは難しい。あくまで雑誌的な話では」と話している。



(夕刊フジ8月10日夜号より)
大阪府、ノックに5684万円返せ!
高くついたお触り代…

 親しみやすさが最大の武器だったノック被告にとって、今回の有罪判決によるイメージダウンは図りしれない。古巣の芸能界では吉本興業が6月の株主総会で、ノック被告を同社のタレントとしては起用しないことを明言。

 さらに、金銭的打撃も待ち受けている。大阪府は10日、1期目の退職金について、府条例に従い返納を求めていくことを明らかにしたのだ。府は横山被告に、1期目の退職金として既に5684万円を支払っている。2期目の1044万円については支給を停止しており、有罪が確定すれば支給しない方針。

 知事在職中から自宅マンションなどのローンや、海外での飲食店経営の失敗で、約1億5000万円の借金を抱えていたノック被告。その後も、出資していた飲食店チェーンの倒産や、女子大生に対する民事訴訟での慰謝料1100万円の支払いなどで、負債額は約3億円ともされる。それだけに、「借金の返済などにあてた」とされる1期目の退職金返還を迫られるのは、まさに“最後の一撃”となりそうだ。



(夕刊フジ8月10日夜号より)
有罪ノック、判決後に個室で神戸牛!
高級フランス料理店の通用口から“逃走”

 昨年4月の大阪府知事選挙期間中、運動員だった女子大生(22)の下半身に触ったとして強制わいせつ罪に問われた前知事の横山ノック(本名山田勇)被告(68)に対する判決公判が10日午前、大阪地裁で開かれ、川合昌幸裁判長は「犯行は悪質で刑事責任は重大」として、求刑通り懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)の有罪判決を言い渡した。被告側は控訴しない方針。

 判決を言い渡された瞬間、ノック被告は気を付けの姿勢で深々と一礼。裁判長が主文を2度読み上げ「分かりましたか」と尋ねると、「はい」と小さな声で答えた。被告人席に戻る途中、目にはうっすら涙が光っていたが、執行猶予付き判決だったためか、やや安どした表情も見せた。

 川合裁判長は判決理由の中で、事件の背景について「自らの地位とその力に酔いしれ、政治を志した初心を忘れ、おごり高ぶっていたことが根底にある」と厳しく指摘。しかし、知事の職を辞し、謝罪の言葉を述べていることなどを考慮し、「実刑に処するには若干のちゅうちょを覚えざるを得ない」と述べた。

 閉廷後、ノック被告の弁護人は控訴しない方針を明らかにし、「結果の重大さに今更ながら身の震える思いです。今後は社会の片隅で残された余生を全うしたい」とコメント。

 判決を受けたノック被告は午前10時40分ごろ、ワゴン車で地裁を出発。車は報道関係者の車に追いかけられながら、同11時すぎに大阪市北区内の高級ホテルに到着した。ノック被告を約10人の報道関係者が取り囲み、質問を浴びせたが、ノック被告は無言。1階のフランス料理店に入ろうとした際、報道陣に「どこまで入ってくる気や!」と怒鳴り散らし、関係者数人と同店奥の個室へ。

 客らの話によると、個室内からは時折笑い声も聞かれたという。同席した弁護士は「今後の打ち合わせのため予約していた。アルコール類は注文せず、(ノック被告は)照り焼き単品のみを口にしていた」。ちなみに、同店のメニューによると、照り焼きは「神戸牛ヒレ肉のステーキてりやき風」の一品のみで値段は150グラム、9000円だった。

 その後、ノック被告は午後1時すぎ、報道陣を避けるように通用口から“逃走”し、報道陣が「やられた!」と右往左往する一幕もあった。



(夕刊フジ8月10日昼号より)
セクハラノックに判決!懲役1年6月
執行猶予3年

 昨年4月に行われた大阪府知事選の期間中、運動員だった女子大生(22)の下半身を触ったとして強制わいせつの罪に問われた前府知事、横山ノック被告(68)=写真=に対する判決公判が10日午前、大阪地裁であった。川合昌幸裁判長は「知事の地位にあったからできた犯行で刑事責任は重大」と述べ、ノック被告に懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)の有罪判決を言い渡した。ノック被告にとってはもくろみ通りの猶予刑判決だが、世間からは「甘すぎる」との批判が噴出。加えて自身の借金問題や芸能界復帰もお先真っ暗とあって、“受難の日々”はまだまだ続きそうだ。

 タレント活動を背景に大阪府民から人気を集め、権力を手にするや卑劣なセクハラ犯罪でそれを裏切ったノック被告。市民の関心はやはり高く、大阪地裁前には早朝から過去最高の919人もの傍聴希望者が列を作った。

 「被告人を懲役1年6月にする。右刑の執行を3年間猶予する」−。神妙な面持ちで入廷したノック被告は、執行猶予付きの判決を言い渡されたると、気を付けの姿勢で深々と一礼した。川合裁判長が主文を2度読み上げ「分かりましたか」と尋ねると、小さな声で「はい」。被告人席に戻る途中、目をしばたたかせ、やや安どした表情も見せた。

 言い渡しが終わるまで約30分。「知事の地位にあったからできた犯行で、厳しい非難を免れず、刑事責任は重大だが、知事を辞職し女子大生に謝罪。民事訴訟の敗訴で1100万円を支払っており、実刑はためらわざるを得ない」とする量刑理由などを、横山被告は真っすぐ前を見詰めたまま、身じろぎもせず聞き入った。

 判決によると、ノック被告は運動員だった女子大生にわいせつ行為をしようとし、昨年4月8日午後5時半から6時ごろにかけ、大阪府堺市内を走行、停車中の選挙用ワゴン車の後部座席で、女子大生のズボンや下着の中に手を入れ、下腹部を触るなどのわいせつ行為をした。

 これまでの公判で検察側は「知事の立場に乗じて強いてわいせつ行為に及んだという、前代未聞の破廉恥な事犯」と主張し、懲役1年6月を求刑。女子大生は証人として出廷した際に「厳重な実刑を望みます」と述べるとともに、判決直前の今月7日には弁護士を通じて、「私の前からいなくなってほしい」と書いた文書をマスコミ各社に寄せていた。

 一方、ノック被告側は「これまでの実績、築き上げた信用、知事職などすべてを失った」と、すでに社会的制裁を受けたことを強調し、執行猶予を求めていた。

 この事件は、女子大生がわいせつ行為のあった翌日の昨年4月9日に大阪地検に告訴したことで発覚。民事訴訟では大阪地裁が12月、ノック被告に総額1100万円の損害賠償支払いを命じた。その後大阪地検が強制捜査に乗り出し、ノック被告を起訴していた。

 望み通りの猶予刑判決となったノック被告。先月29日には愛人と自転車デートする様子が写真週刊誌に激写されるなど、余裕さえうかがえただけに、思惑通りの判決に内心ニンマリかもしれない。

 しかし、総額約3億円とされる借金返済にめどが立っておらず、返済のよりどころとなる芸能界復帰も厳しい状況だ。ノック被告は、お笑いプロダクション最大手の吉本興業から事実上“絶縁”され、在阪の中堅芸能プロにアプローチしているようだが、たとえ復帰できたとしても小さな舞台での“余興”程度。かつては大阪の「顔」と持ち上げられた漫才師の末路は、何ともみじめなものになりそうだ。



(夕刊フジ8月7日より)
元エロ知事・ノックに実刑判決か?
10日に判決、量刑によっては検察側控訴も

 昨春の大阪府知事選中に運動員の女子大生(22)にわいせつ行為をしたとして、強制わいせつの罪に問われた前大阪府知事、横山ノック被告(68)=写真=の判決が10日、大阪地裁で言い渡される。懲役1年6月の求刑に対し、「実刑」か「執行猶予」かが焦点だが、当のノック被告は「愛人との自転車デート」を激写されるノー天気ぶり。無反省な態度に、実刑を求める女子大生側は反発を強め、量刑判断によっては検察側が控訴する可能性も出てきた。

 ノック被告が暮らしている大阪市北区にある事務所名義のマンションは、判決を目前に控え、報道陣が連日つめかけ、緊迫が高まっている。昨6日も、夕刊フジを含めマスコミ数社が、ノック被告を直撃しようと張り込んだが、当の本人は写真誌に激写されて以降、“タコつぼ”に入ったまま。ほとんどマンションの室内に引きこもり、5日に「愛人が食料などを段ボールに入れて運んでいった」のが目撃されただけだ。

 知事時代から兵庫県芦屋市の自宅マンションにほとんど寄りつかなかったノック被告だが、今年3月の初公判で起訴事実を大筋で認めて以降、なおさら自宅には居づらいのか、「家族とは別居状態」(関係者)が続いているという。

 6月には所属の吉本興業に絶縁宣言されて、タレント生命もほぼ断たれたノック被告だが、写真誌「フライデー」によると、ノック被告は7月29日夕、北区のマンションから10年来の愛人(35)とおそろいの帽子をかぶって自転車で外出。約20分かけて西区内のレストランに出掛けた。店では油っこい料理を次々たいらげ、その後マンションに消えた−という。

 レストラン経営者も夕刊フジの取材に「うちの店には初めて来られたようです。すぐにノックさんと気づきました。女性の方と一緒に『とてもおいしい』と食べていらしゃいましたよ」と話している。

 相変わらずの元気ぶりだが、10日の判決の最大のポイントは「知事(権力者)の性犯罪」を裁判所がどう判断するか。司法関係者の間でも「実刑か」「執行猶予か」の意見は分かれている。

 ある司法ジャーナリストは「平成7−10年に、強制わいせつ罪に問われた初犯の被告が一審で実刑判決を受けたケースは約1割しかない。ノック被告も初犯で、民事訴訟で1100万円の慰謝料を支払っていることから考えると、執行猶予はまず間違いない」との予測の一方、検事出身のある弁護士は「被告は反省しているように見えない。性犯罪は厳罰化の傾向にあるうえ、『やってないが払う』と支払った民事訴訟の慰謝料を被害弁済とみなすかどうか。被害者を法廷に引っ張り出すことも、2次被害を与えたに等しい。私が裁判官なら実刑にする」との意見も強い。

 それを裏付けるように、今年5月の東京地裁判決では、同様のケースで初犯の中学教諭が「否認して被害者に法廷で証言させ、苦痛を与えた」と実刑が言い渡された。

 量刑判断について、女子大生の支援弁護団の間では「ノック被告の行動を見る限り、反省しているようには見えない。裁判所が法廷に出された証拠だけで判断するのか、そのあたりをきちんと見定めてくれるのか。あまりに軽い判決だと、検察側に働きかけて、控訴も考えなければならない」(辻公雄弁護士)といった、声も出ている。

 注目の判決は10日午前10時に言い渡される。


(夕刊フジ4月13日より)
被害女子大生証言の抜粋

 ノック被告第2回公判での女子大生の主な証言は次のとおり。

 ◇検察側尋問

 −−あなたが被告から被害をうける以前に、他の運動員から何か忠告を受けたことは

 「別の女性運動員から『車の中で被告からアソコを触られた。あなたも気をつけなさい』といわれた」

 −−アソコというのは、具体的にはどこだと思ったか

 「女性の陰部のことだと思いました」

 −−被害にあったときの状況は

 「私は(選挙カーの)後部座席の中央付近に座っていた。被告は私の左隣に座ったが、右側には荷物があったので、2人の足がほとんど接した状態だった」

 −−被告の行動は

 「『お前に毛布かけたるわ』といって2つ折りにした毛布を胸のあたりから、足元までかけ、ズボンの中に手を入れてきました」

 −−どちらの手で

 「右手です」

 −−その手をどうしたか

 「おへそのあたりからジワーっと、陰部の方におろしてきました

 −−左手は

 「左太ももの内側をなでていました」

 −−払い退けたりはしなかったか

 「できませんでした。いろんなことでびっくりした。凍りついていました」

 −逃げるために何か言いましたか

 「トイレに行きたいと言いました。被告の右手の動きが止まったので、『いやだ』という気持ちが伝わったのだと思いました」

 −−再び乗り込んだ後は

 「『ちゃんとかけとけ』といって毛布をかけると同時に、右手をズボンの中に入れてきた

 −−左手は

 「左太ももの内側に入れ、こじ開けようとしてきました」

 −−それから

 「ショーツの中に右手を入れてきた。踏ん張ったが、何度もこじ開けられた」

 −−証人のショーツが生理の血で汚れたのは

 「被告の手がショーツの中に入ったとき、ナプキンの粘着テープにくっついてナプキンが外れてしまったのだと思う

 −−被告はどう触ったか

 「手を陰部の方にまわして何も言わずにジワーっと触ってきた。こじ開けられたときは、奥の方まで入った」

 −−その後、被告は何をしましたか

 「人さし指と中指をしゃぶりました

 −−指には何かついていましたか

 「生理の血液がついてました」

 −−その後、被告は

 「左手で胸を触った」

 −−大声を出すなど抵抗することはできなかったか

 「助けを求めようとも考えたんですが、被告に恥をかかせて怒らせるのが怖かった」

 −−被告の態度は

 「平然堂々としていました。『知事には逆らえんやろ』というような…」

 −−抵抗すると、どうなると思ったか

 「口止めのために暴行やレイプされたり、あとで脅されたりするんじゃないかって」

 −−初公判での被告の主張を聞きましたか

 「聞きました。私が嫌がっているのを楽しんでいるようだった。反省しているとは思いませんでした」

 −−最後に被告にはどんな処罰を望みますか

 「厳正な判決を望みます」

 ◇弁護側尋問

 −−「トイレに行きたい」と言ったのは選挙カーの運転手と弁護側では聞いているのですが。本当にあなたが言ったのですか

 「はい。言いました。運転手は知事に気をつかっていて言えるような状況ではなかったと思う」

 −−セクハラ行為から逃げたいのでトイレに行きたいと言ったのですか

 「はい」

 −−それではなぜ、スタンドですぐに(並走していた)候補カーの方に駆け込まなかったのですか

 「自然な形で逃げたかった」

 −−だれかに不審に思われるからですか

 「被告人からです」


最新情報(ZAKZAK 2003/05/28より)

わいせつ事件…横山ノック、復帰計画!
http://www.zakzak.co.jp/top/t-2003_05/1t2003052805.html