奈良やまのべの道

2002/01/20(日曜日)大寒

利用した交通

行きは、環状線「鶴橋駅」から近鉄に乗り換えて「桜井駅」下車。
帰りはJR「柳本駅」から「奈良駅」大和路快速で大阪へ。

歩数・・・23,211歩


「ねえ、ねぇ、今まで歩いた中で、どこが一番良かった?
一番良かった場所を教えてぇぇ、どこ?どこ?」と友達に訊ねると
何人かの人から「やまのべの道やねぇ一番は〜」の答えが〜。

ならば、ならば、いちど行きたいと思ってた「奈良、やまのべの道」

先週、長崎から関西に来ていた妹一家も、ここを歩いてきて
「心が洗われたよぅぅ、良かったぁぁ」と表現。

では、では、私も歩こうかなと思って。(^_^)v

日曜日、寒さ対策も万全に、靴下も二枚重ねて、帽子に手袋、
「これで、完璧さ」と 独りで電車へ。時刻は午前8時15分。
デジカメがただいま修理に出てて手元にないのが残念なんだけど
しゃあない、しゃあない、昔馴染みのカメラを連れて行く。

10時に奈良桜井駅へ到着。
駅員さんに「駅から始まるスタンプラリー」のスタンプを押してもらって
地図を片手に「さあ、出発〜」お天気はいいし 全然寒くない、
長崎へ帰って行った妹へ携帯から電話、
「今ね、桜井駅から歩きはじめたとこよ〜。」
妹が「がんばってねぇ(^.^)/~~~」と声援。

「がんばるじゃん、がんばるじゃん(^_^)v」と、とっとこ、とっとこ。

「やまのべの道」の道標があるので、方向音痴の私でも まあ、安心かな。
とっとこ歩いて到着したところが「大神神社」「おおみわじんじゃ」と
読むそうな、みわ、三輪そうめんで有名な三輪、みわ、なるほどと変な感心しながら
非常に立派な、立派な神社をぐるぐる歩きまわって見ました。参詣者がいっぱい〜
みやまいりの赤ちゃんも多い。
私も、いつか ああいう姿をする時が来るのかなあ、来ないのかなあ〜と思いつつ
赤ちゃんを抱いたお姑さんの姿を見つめる。

門前に老舗らしいたたずまいの「にゅうめん」の暖簾のお店、
時刻は丁度12時、入ってみよう〜。
「おおぅ!いい感じのお店!」ラッキーって感じで4人掛けの席に独り。
「釜揚げ」と「柿の葉すし」注文。と、そのとき、携帯が(^O^)
なんと、今度は長崎の妹から電話。

「そろそろ休憩時間かなぁって思って」って。「ドンピシャリ、当りぃぃー」
「今ね、あのね、」と回りを気にしつつ妹に説明、
「釜揚げ」と「柿の葉すし」がきたので電話を切って食べ始めたら
知らない女性がつぅぅぅと突然こちらへ突進して来られて、何事かなとびっくり〜。

「奥さん、九州の人ですね、私も九州なんです」って。
食べながら、「そうなんですか〜どうぞ、こちらに〜」と相席。
「どうして私が九州ってわかったのですか?ああ、そうかぁ、携帯で妹と
しゃべっていたからですね(笑)」
1人だけのの食事が鹿児島出身の女性と二人で「おいしいですね」「ほんと、おいしい!」。
方言がもたらす功罪?いや、思いがけない幸福かな(笑)
丁度持参していた私のおやつ「種子島紫芋チップス」を奥さんにあげてさあ、出発。

つぎに目指すのは平等寺、さらに歩いて檜原神社へ。
檜原神社、到着は午後1時ちょうど。
この神社はひっそりとした素朴なたたずまいながら
やまのべの景色をぐるりと見渡す地系にあり、向かいの茶店もハイカーで賑わってる。
ここから下山することも考えていたけど、時間は早いし疲れもないので
「よし、もう、ひと駅、がんばろう」と檜原神社から続く道をさらに歩く。

ここからの「やまのべの道」は、すばらしい! さすが!多くのひとを惹きつける魅力
心が引き寄せられる風景、古代そのままの土の道、登りも多く「暑い、暑い」と
ひとりごと言いつつジャケットは脱いでしまう。大寒なんだけどなあ〜


【やまのべの道端に大和の青垣の掲示板】

大和は国のまほろば たたなずく青垣
山ごもれる大和し 美わし

と古事記にうたわれた奈良盆地は遠くに見える生駒山地や
矢田丘陵、すぐ手前の景行天皇陵、さらに右手の巻向、
三輪の山々など幾重にも緑の垣根に囲まれたようになっています。
こうした環境を守る為に、このあたりは大和青垣国定公園に
指定されている



さらに歩いて「見ぃつけた!」
【大和の風景写真で有名な入江泰吉さんの書による万葉の歌碑】

みわやまの山辺まそゆふみじか木綿
かくのみからに長くと思ひき

高市皇子
入江泰吉 書




30代の頃、入江さんの写真展に出かけた時、会場で初対面。
ご挨拶したら
「君!写真!」と側の人に頼まれて、ポロライドで ぱちり!
それが この一枚、もう ずいぶん昔の話だけど鮮明な思い出。
大事な一枚の写真の思い出・・
入江泰吉さんの歌碑と出会えて嬉しかった。


なんでも一つ100円の無人販売があっちこっちにある。
今の時期は、みかん、干し柿が多い。つるし柿を買った(^-^)

柿本人麿呂の万葉の歌碑の前に立ち止まって万歩計を点検〜。
13940歩、思ったより少ないな、あっ手袋が片方ないじゃん(>_<)
落したぁぁぁ、しゃあないなあ、後戻りする気はなく諦めて前進


天理の方から歩いてくるハイカーの人達とここらで良くすれ違う。
「こんにちはぁ」「こんにちわぁ」と声を掛け合うのが楽しい〜。

汗ばんで、そろそろ休憩したいと思った時に、喫茶「卑弥呼庵」の看板。
即、訪ねてみる。普通のお宅、だけど普通じゃないお宅にびっくり。
お座敷に通されて「お抹茶と京菓子」を静かに1人でいただく。
時間が止まったような静けさ。
縁側のむこうは大和の景色、活けられたお花も清清しい。
何気なく置かれたファイルを見せていただいたら
すばらしい書で書かれた短歌。歌人は小川俊子さん。
そのなかの一句。

古き世も変わらず来しか砂の使者 高度五千を 風に任せて 

中川雨亭 書
小川俊子 

砂の使者〜黄砂〜中国〜昔も今も変わらずに・・・
ほんとうに・・・この短歌はやまのべの道にぴったり・・・

30分、休憩。午後2時、さあ、出発〜
元気になって 長岳寺へ向かう
長岳寺までは、ほとんど誰とも出会わず、風も出て来て
細い土道の側には緑の水の池が続いて、すこーーし 怖い私。
「帰ろうかな」つぶやきつつ「崇神天皇陵」へ。
ここ、きれいでした〜、とっても静かで、きれいなところ。
しばらく 見つめて、「さあ、帰ろう」とっとっとっと駅へ向かって下ります。

黒塚古墳を右手に見ながら知らない駅へ向かう。
到着した駅はJR柳本駅、無人駅。午後3時到着。駅で30分電車待ち。

桜井駅〜三輪駅〜巻向駅〜柳本駅〜長柄駅〜天理駅
桜井から天理まで、約16キロの内、今回歩いたのは9キロ位。
歩いた時間は賞味4時間。
歩数・・・23,211歩

自宅到着は午後5時。
即、夕食の準備。地鶏と大根と水菜の鍋。(^-^)
家族揃って「おいしかった(^-^)」

次はどこに行こうかなぁぁ(^.^)/~~~


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