2002/9/8日曜日

神戸市「兵庫県立美術館ー芸術の館」で開催中のゴッホ展へ出かけた。






神戸でゴッホ展、住所は灘駅、それなら 「あそこ」「あの王子動物園の前」の美術館、

残暑の厳しい灘駅からずんずん登って久しぶりに懐かしい道を歩いて「近代美術館」前に到着

しかし、しかし、様子が変、ガラーーンとしてて、人影なし
それどころか、工事がはじまりそうな感じ。
どうなってるのか、狐にダマサレタみたい

時間は午後三時、残暑が厳しく 暑い、暑い!

そこへ若い美女が同じ道を近づいて来られて美術館ながめて、「けげんそうな表情」
「ねぇ、もしかして ゴッホ展に来たの?」と声をかけた。

「はい、おかしいですね、たしかにここの筈だと思ったのに、変ですね、
さっき阪急灘駅に着いたときに、ゴッホ展の張り紙がしてあったんです。
この美術館と思い込んでいたので張り紙を読みませんでした。
もう一度、駅まで戻ってみます。」

「私も一緒に連れて行ってー」

と、二人で駅まで戻って張り紙のポスターを見たら、なんと、近代美術館ではなくて
県立美術館!どこにあるねん?はーーん、反対方向へだいぶん歩かねば!

「どうする?行く?」

「行きます、折角きたのだから」

「そのヒールで歩ける?」

「大丈夫です、歩きには自信あります。」

じゃー、決まり、

歩こう、歩こうと登ってきた坂道を今度はぐんぐん下って山手から海の方へ向かう。

歩きながら「ねえ、神戸の人?」と 美女に質問した。

「いいえ、尼崎です」

「あまがさき!私も尼崎から来たのよ、尼崎のどこ?」

「武庫之荘です」

「むこのそう!私は立花よ!すぐ近くやね、お店してるから商店街を通ったら寄ってね」

「なんて言うお店ですか?」

「手焼き煎餅の店 中田屋」

「あのぉ、もしかして、おいしいカステラ焼きの お店ですか?」

「そうそう、そうそう(^O^) 知ってるの(^O^)」

「知ってますよー、おととい 会社の人がお土産に買ってきてくれて食べたばかりです。
おいしかったから、今度は自分で買いに行こうと思っていました。(^O^)奇遇ですね

わーーー(^.^)/~なんたる偶然、人と人はこうして巡り合うのか。

しかも こんな女神みたいな きれいな女性とね(^O^)

もっのすごく、嬉しかったーーー。

到着、ここが県立美術館!地震のあとに建ったんですね

ここで彼女を逆光で一枚!

お顔はエキゾチックな感じ(^O^)











館内も展示室も沢山の人、順番に並んでひとつひとつの絵と説明文を読みながら
少しづつ少しづつ進む。

「雨」という題のこの絵も好き(^O^)






立葵の花が、私の原風景と同じ、
そうそう、この花、子供の頃 畑に咲いてて その茎を下から上へ
登る蟻の行列が続いていた。花の中にも蟻がいた。
その様子を妹と二人で眺めていた景色と同じ。






黒っぽい絵で「小鳥の巣と雛」の絵があった。
巣が背景から浮かび上がっていた。
説明に ゴッホの言葉がーー

「小鳥の巣があれば、人は巣の中の雛を見る、私は巣を見る」

印象に残る言葉だった。







最後に「芦屋の向日葵」の複製を鑑賞。

戦前、芦屋の綿商であった「山本顧弥太」氏へ武者小路実篤氏が頼んで
ゴッホの「向日葵」を買いあげてもらい芦屋打出町の邸宅にあったものが昭和20年の
空襲で焼けたという説明が添えられていた。
とても いい向日葵の絵だった。

デジカメで写真を撮りたかったけど禁止だから仕方ない。諦めた。


我は我に許されたる花を

咲かす事で満足する也

武者小路実篤








ひまわりの絵はゴッホ自身を象徴すると言われています。
ゴッホのひまわりの絵は12点あるそうです。
その内の7点が明るい光をいっぱい浴びたひまわりの絵なんですって。
ゴッホは同じ題材を気の済むまで描き続ける画家で描き続けながら
色彩の効果や構図の整理などをしていったのですね。




Vincent van Gogh

1853 -- 3月30日、オランダに牧師の子として生れる。
1877 -- 1869年から画商、語学教師、書店員と職を転々とするが落ちつかず、牧師を志す。
1878 -- 伝道師に任命されるが、翌年解任。信仰心をなくし、デッサンに熱中。
1880 -- 画家となる決心をする。
1886 -- 生涯の援助者、弟テオとパリで同居。
ロートレック、ゴーギャンらを知る。
印象派と浮世絵の影響を受ける。
1888 -- 2月、南仏アルルへ。8月、4点の「ひまわり」を描く。
10月、ゴーギャンと共同生活を始めるが不和となる。
12月、耳切り事件を起して入院。
1889 -- 1月末、制作再開。3点の「ひまわり」を描く。
入退院を繰り返し、5月、サン・レミの精神病院へ。
1890 -- 7月27日、パリ郊外オーヴェール=シュル=オワーズでピストル自殺を計り、
2日後死去。享年37歳。


ゴッホについて もっと詳しく関連リンク

神戸ゴッホ展のホームページ


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