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フランスにいる間に買った楽譜といえば,何といっても連弾ものが多いです。それもオリジナルの連弾曲ではなく,管弦楽曲やオペラの編曲など「変なもの」を中心に買いました。CDや放送などなかった頃はこうして家庭で音楽に親しんでいたのかなぁと19世紀をしのぶよすがになったりするものもあります。
ウェブページで連弾といえば,かずみさんの「楽しい連弾の部屋」がやはり老舗でかつ充実していると思いますが、「変わったもの」という観点で我がページも存在意義が多少はあるかなと思っております。
全部一度に作るのは疲れるので,とりあえず棚から引っぱり出したもの(アップしようとしている全体の約半分)だけにしました。また、画像を付ける予定ですが、とりあえずは字のデータだけ。
- ベートーヴェン/序曲集(編曲者不明,LITOLFF)
収録曲は,コリオラン、エグモント、フィデリオ、レオノーレ2番、レオノーレ3番,プロメテウスの創造物、アテネの廃墟。「リトフ・コレクション」シリーズ。代理店(?)のENOCHとボルドーの楽譜屋のスタンプあり。巻末の連弾楽譜出版目録は難易度別になっている。
- ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲(HERMANN編、COSTALLAT)
出版社はフランスの会社だがオリジナル的にはBREITKOPF & HAERTELか?
- ベッリーニ/「ノルマ」(De VILBAC編,LITOLFF)
ベートーヴェンの序曲集と同じシリーズ。表紙より扉のページの方が美しい。
- バーンスタイン/「キャンディード」抜粋(HARMON編、BOOSEY & HAWKES)
現代の楽譜だが(作曲年代から当たり前か),"NOT FOR SALE"という赤いスタンプが押してある。ただ、私が手にしているのがそうだと言うだけで,そもそも市販されていないものではないのだとは思うが。
- ビゼーの「カルメン」によるやさしい幻想曲(BULL編、CHOUDENS)
このシリーズは4手用が10曲(?),2手用が100曲出版されているらしい。いずれも当時の流行のオペラなどの旋律によるのだろうが作曲者名で見て知っているのが半分と言ったところか。
- ブラームス/大学祝典序曲(KELLER編、SCHOTT)
ショット社には全交響曲と悲劇的序曲の連弾版がある(あった)模様。
- ブラームス/ヴァイオリン・ソナタ第2番(KELLER編、SIMROCK)
グラーツの楽譜屋のスタンプがある。なぜか1911年にイザイがグラーツで行った演奏会のチラシ?が表紙裏に貼り付けられている。前の持ち主がしたのだろうか?また、出版一覧からブラームスとドヴォルザークの非常に多くの作品が連弾版として出版されていたことが分かる。
- ブルックナー/交響曲第1番(LOEWE編,UNIVERSAL-EDITION)
扉の次のページに「ウィーン大学の名誉博士号云々」という文句が大きく書いてある。
- ブルックナー/交響曲第6番(SCHALK編,UNIVERSAL-EDITION)
シャルクはヨーゼフの方。出版社名は何かの上にウニヴェルザルと紙が貼られているところが謎。
- ブルックナー/交響曲第8番(SCHALK編,UNIVERSAL-EDITION)
扉の次のページの献呈先を示すフランツ・ヨーゼフ1世の名前が一際大きい。
- フランク/交響曲(作曲者自編,HAMELLE)
表紙なしの製本されていないもの。この曲は総譜、ポケットスコア、連弾、ピアノソロ、ヴァイオリンとピアノ(!?),2台4手という多様な出版がなされた(ている)らしい。
- ラロ/スペイン交響曲(CHOISNEL編、DURAND)
これにも楽譜店(ル・マン)の仮表紙付き。
- リスト/うぐいす(GOBBI編,CRANZ)
持ち主が何かの事情で切ってしまったらしく,頭の部分が切れている。
- リスト/交響詩「前奏曲」(作曲者自編,BREITKOPF & HAERTEL)
販売店にによる仮装幀?の上に中古屋の紙が貼ってある。
- リスト/ダンテの神曲による交響曲(HAHN編,BREITKOPF & HAERTEL)
- マーラー/交響曲第1番(WALTER編、UNIVERSAL-EDITION)
編曲者は指揮者のブルーノ・ワルター。一連のウニヴェルザル版のマーラーの中では素っ気ないデザイン。
- マーラー/交響曲第2番(WALTER編,UNIVERSAL-EDITION)
これも指揮者のワルターの編曲。いかにもウィーンという装幀。ウニヴェルザル社からは2台4手、2台8手版の楽譜も出ている(いた?)模様。
- マーラー/交響曲第3番(WOESS編,UNIVERSAL-EDITION)
編曲者の綴りは本当はOウムラウト。扉は2番と枠の色(2番が黒なのにこちらは赤茶色)を除いて同じ。
- マーラー/交響曲第4番(WOESS編,UNIVERSAL-EDITION)
表紙は3番と同じ。扉は3番とほとんど同じだが、下部の「複製禁止」云々の注意書きのところが若干違う。
- マーラー/交響曲第6番(ZEMLINSKY編,UNIVERSAL-EDITION)
「あの」ツェムリンスキーの編曲。出版社名はKAHNT NACHFOLGER?。
- マスカーニ/「カヴァレリア・ルスティカーナ」(編曲者不明、BOTE & G.BOCK)
板目模様の表紙(出版社が付けたものか?)がユニーク。
- モーツァルト/「魔笛」(ULRICH編,BOTE & G.BOCK)
楽譜店と思われるスタンプが2つ押されている。"Musikalien - Leihanstalt"というのは楽譜専門の質屋があったということなのだろうか。。
- ロッシーニ/「アルジェのイタリア女」序曲(De VILBAC編,LEMOINE)
- サン=サーンス/動物の謝肉祭(GARBAN編,DURAND)
この楽譜の予約を引き受けた(?)楽譜店の仮表紙と思われるものがついている。
- サン=サーンス/英雄的行進曲(出版社不明)
2台4手。オリジナルなのか?
- シューマン/ゲーテの「ファウスト」からの情景(編曲者不明,PETERS)
装幀(表紙)は別途のものと思われる。
- ショスタコーヴィッチ/交響曲第12番「1917年」(作曲者自編,ソヴィエト作曲者同盟)
出版社(?)名がこれで良いのか不明。大部分がロシア語のためワタクシにとっては類推すら困難。
- R.シュトラウス/「イタリアから」(SINGER編、PETERS)
"UNIVERSAL EDITION"とも書かれており、ペータースが会社名でウニヴェルザルは「レーベル名」なのか?
- R.シュトラウス/「ドン・キホーテ」(SINGER編、UNIVERSAL-EDITION)
これも会社名は"Jos Aibl Verlag"なのかもしれないが、ま、同定できればいいと言うことで。
- R.シュトラウス/アルプス交響曲(SINGER編,LEUCKART)
装幀(表紙)は別途施されたものと思われる。
- ワーグナー/「ローエングリン」より宗教的な行進(PHILIPP編,DURAND)
題名は楽譜に従ったが第二幕の「エルザの大聖堂への入場」の場面の音楽。
- ワーグナー/「タンホイザー」の行進曲(STEIGER編、DURAND)
2台8手。いわゆる「大行進曲」。この曲は余程人口に膾炙したらしく,14種類もの形態で出版されており、2つのマンドリンとギターなどというヴァージョンもある。ル・マンの楽譜屋のスタンプあり。
- ワーグナー/「さまよえるオランダ人」(BRESLLER編,ADOLPH FUERSTNER)
板紙の堅牢な装幀
- ウェーバー/「魔弾の射手」(WINKLER編,LITOLFF)
「ノルマ」と同じシリーズだが扉の装幀は違うもの。ルーアンの楽譜屋のスタンプがある。
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