−JUL 1998−
−4−
| 月 日 | 音 楽 祭 | 宿 泊 地 |
| 7月25日 | フルダ |
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リューネブルク〜フルダ〜バート・ヘアスフェルト〜フルダ
リューネブルクから乗ったICのコンパートメントのシートはICEと同じものできれいだった。ところが、事故による車輪の交換が全部済んでいないからなのだろうか、ハノーファーで乗り換えたICEはそれよりも古い車両だったが、新線区間とあってものすごいスピードで飛ばす。これで車輪がはずれたらと思うと怖くなる。ハノーファー発はクック時刻表より8分早くなっていて、フルダにはクック時刻表どおりにに着いた。
フルダ |
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市の城で |
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城はきれいに花が咲いている庭だけを見て、向かいの大聖堂へ。これが大きな建物で、前の広場もかなり広い。内部は明るく、これまでに北ドイツで見たものは煉瓦造りのものばかりだったので、新鮮な感じがする。 この日フルダに泊まることにしたのは、音楽祭のあるバート
ヘアスフェルトからだと翌朝のフランクフルト方面への列車の接続がよくないからなのだが、この大聖堂を見ることができたのは思いがけない収穫だった。 フルダの宿、
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市教会、バートヘアスフェルト |
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バート
ヘアスフェルト音楽祭は数年前にドイツ観光局発行のパンフレットで知ったのだが、北ドイツとライン地方との間にあって、ちょうどこの日コンサートがあるので行くことにしたのだ。 といっても、どのガイドブックにも載っていない町なので、初めは地図でドイツの国中場所を探した。小さい頃友達や兄弟とやりましたよね、地図探し。プログラムや市内地図は送ってもらっているのだが、今列車で行こうとしている所がそこなのか、まだ半信半疑だ。何しろ、担保は郵便番号と電話番号がフルダのそれに近いということだけなのだ。そのフルダだって「歩き方」には載っていない。もし全然違う町だったら |
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修道院の廃墟 |
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町のはずれといっても中心部まで遠くはない。大きさや街並みはシュターデに似ている。木組みの建物もさりげなく街並みにとけ込んでいる。市庁舎の隣がコンサート会場の市教会、大きくはない。開演まで近くの広場を見たりする。 チケットは事前に郵送してもらったが、ほかでは考えられないことに、代金は当日払いでよいということだ。中に入りその手紙を見せて 今日のプログラムは、プラハ ドヴォルザーク交響楽団によるブルックナーの第4交響曲がメインで、その前にヴァンハルのオルガン協奏曲がある。ステージの広さの関係もあるのだろうか、弦楽器はコントラバス4本、チェロ6本という、ブルックナーの演奏にしては小さい編成だ。オーケストラの名前は聞いたことがなく三流以下だろうし、料金が安いので、演奏は全く期待していなかった。席は2列目なので、これはいくら教会でも直接音ばかりだろうと思っていた。 ブルックナーの第4では曲を通してホルンが活躍するのだが、その第1奏者のうまいこと!ほかの金管楽器もいくら強奏しても音が割れない。ひな壇上からいったん天井に反射してそれが前に出てくるのだ。弦楽器もそうだ。そして、怒濤のように響きわたるティンパニ!これは本当に天井から音が聞こえ、空間と床から体中に震動が伝わってくる。 ブルックナーの交響曲はよく「オルガン的な響き」と言われるが、この響きを十分堪能しました。16時開演のためまだワインを飲んでいないせいもあるのだろうが、居眠りどころではない、1曲1時間もかかる曲だが、もっと続いて欲しいと思った。教会でブルックナー、本当に驚きの演奏会でした。 この音楽祭の後半では、8世紀以降の修道院跡を利用した野外オペラ(今年はコジ ファン トゥッテとトロバドール)も上演(コンサートもある)される。このほかに、イースターには「バッハ ターゲ」(今年はマタイ受難曲)があり、さらに毎月オルガンを中心とするコンサートがある。忘れるところだったが、市教会のオルガンはかなり立派なものだ。それから、教会には「Thueringer Orgel Sommer」の厚いプログラムが置かれてあったことも付け加えよう。6/27〜8/1にテューリンゲン地方の86の町で延べ121回のオルガン コンサートがあるというのだ。 |
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フルダのペンション |
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ここにはまた来ることになるだろうと思いながらラーツケラーへ入る。コンサートの後なので今日はワインをおかわりしようと思っていたが、飲んだのはモーゼル1杯だけだった。どうもワインはモーゼルよりラインの方が好みだ。 列車でフルダに戻るが、灯りがともった |