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条件1.原因はアトピー性皮ふ炎の人全員に共通 (共通性) 条件2.原因は発症の最初期に存在する (原初性) 条件3.原因は現代社会に特徴的なもの (現代性) 条件4.原因は 1933 年には存在していた (歴史性) 条件5.原因は皮ふへの直接的な刺激である (直接性) 条件6.原因は日本で特に多用されているもの (地域性) 条件7.原因はそれを除去すれば改善効果がある(除去効果) |
| 現代人はすべて | 共通性 |
| 産湯の時から水道水の塩素を浴び | 原初性 |
| それは現代の化学物質で | 現代性 |
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しかも水道水の塩素消毒は、アトピーという疾患が世界的に認知された 1933年には、欧米で一般的に行われていました。 | 歴史性 |
| また、塩素が皮ふへの刺激物であることはプールなどの体験で明らかであり、 | 直接性 |
| 日本の水道水の塩素濃度は世界最大で、日本人は世界一の風呂好きです。 | 地域性 |
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そして塩素を除去した効果は、浴用水やシャワー水から塩素を 除去したり、 井戸水に代えたりすることで症状が軽快することや、温泉療法 が成功して いることなどで明らかになってきています。 | 除去効果 |
赤ちゃんは、もともと炎症を自力で治す力を持って生まれてきます。ですから、少々の刺激に対して一時的には炎症などを起こしても、やがては自力で回復します。
しかしその能力も、赤ちゃんの体内に充分なビタミンやミネラル、良質の脂肪酸などが供給されていなければ発揮されません。人間の体は、正しい材料が供給されないと正しく作動しないのです。
赤ちゃんの食物や母乳の中に、炎症を修復するのに必要な正しい栄養素が不足し、逆に炎症を増大させるような悪質な脂肪酸などがたくさん含まれている(これは一種の栄養失調です)と、赤ちゃんは炎症を自力で治せず、炎症は慢性化します。
野菜100g中の鉄分含有量 mg
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日本人の食事内容の変化 |
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| 1946年 | 1960年 | 1998年 | 倍率 | |
| 米 | 115 | 66 | 0.6倍 | |
| 野菜 | 99 | 103 | 1.0倍 | |
| 肉類 | 0.9 kg | 5.0 | 28.0 | 5.6倍 |
| 魚類 | 9.3 | 28.0 | 34.0 | 1.2倍 |
| たまご | 0.4 | 6.0 | 17.0 | 2.8倍 |
| 牛乳 | 1.5 | 22.0 | 92.0 | 4.2倍 |
| 砂糖 | 0.6 | 15.0 | 20.0 | 1.3倍 |
| 油脂類 | 0.1 | 4.0 | 15.0 | 3.8倍 |
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注:「寄生虫がいなくなったのがアトピーの原因だ」という説がありますが、間違いです。なぜなら、アトピーの半分は生後2ヶ月までに発症するからです。生後2ヶ月の、お乳しか飲まない子の腹中に寄生虫がいないのは昔も今も同じです。ですから、昔の子はアトピーにならず今の子がアトピーになるのは、寄生虫とは関係がありません。 わが子のアトピーを治したいと寄生虫の卵を求める母親がいるそうですが、寄生虫学者の妄説にまどわされてはいけません。 |
このようにして乳児の皮ふや気管支に生じ、慢性化した炎症を見て、医者は、「これは体質にもとづくものです」と言い、抗アレルギー剤などを投与し、皮ふにはステロイドを塗ります。
これらの薬剤は人の免疫機能を「破壊することを目的」として設計された薬で、免疫機能を破壊することで炎症反応を「起こせなく」する薬です。ですから炎症は劇的に消えます。しかし、免疫機能を破壊された赤ちゃんの皮ふや気管支は、やがてダニや卵や大豆など、さまざまな刺激に対して無統制に反応する(アレルギー化する)ようになります。これで アトピーの完成 です。
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「アトピー体質」というものがあって、そういう体質の人がアトピーになるのだ、という考えを「アトピー体質論」と言います。しかし、この考えは、いまだ実証されたものではありません。
「アトピー体質論」とは、アトピー性疾患というものの存在がが認識された(アトピー性疾患が発生するようになった)1930年頃に、原因が分からないからとりあえず、「体質」ということにしておきましょう、と世界の学者が考えた「仮説」にすぎません。
ですから、そういう「体質」が実在するかどうか、つまり「アトピー体質論」というものが正しいかどうかは、「アトピー体質」を担う体内物質が発見されるか、または大規模な統計調査でその存在が統計的に確認されるか、いずれかの「実証」が必要だったのです。
しかしその後60年たっても、アトピー体質を担う体内物質や遺伝子は発見されず、また、疾患の発生数が少ないために、統計調査もできませんでした。
ところがようやく、1992年(平成4年)になって、日本でのアトピーの蔓延という事態をうけて、日本政府(厚生省)が世界で初めてアトピーの大規模な(1万4千人の乳幼児)調査を実施したのです。
すると、調査時にアトピー性皮ふ炎と診断された子の数と、調査以前にアトピー性皮ふ炎と診断されたことのある子の数の合計、すなわちアトピーになっていた子が、2906人いました。
そして、そのうち半分の1492人は、なるほど厚生省自身が定義した「アトピー体質」でした。
しかし残りの半分の1414人は、「アトピー体質」ではなかったのです。(下の表)
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平成4年 厚生省 アトピー実態調査 |
アトピーに なっていた子 |
アトピーに なったことのない子 | 合 計 |
| 「アトピー体質」の子 | 1492 人 | 3566 人 | 5058 人 |
| 「アトピー体質」でない子 | 1414 人 | 7457 人 | 8871 人 |
| 合 計 | 2906 人 | 11023 人 | 13929 人 |
1章 |
「アトピー体質」は実在しない 何が起きているのか/平成4年度 厚生省調査結果の分析/「アトピー体質論」の誤り/日本皮ふ科学会の「アトピー定義」の誤り/「アトピー体質」は実在しない/アトピーはアレルギーではない/厚生省調査委員会の混乱/臨床医たちの研究の誤り/「アトピーの遺伝子」を追うムダ /臨床医は科学者ではない |
2章 |
アトピー性皮ふ炎の外因 アトピー・スモン・水俣/外因追求のための条件/外因候補の比較/浴用水道水の塩素/残留塩素性皮ふ炎/アレルギー・マーチと塩素/塩素を除去した効果/合成界面活性剤の恐ろしさ/その他の化学物質 |
3章 |
アトピー性皮ふ炎の内因 アトピーになる子、ならない子/生体微量元素(ミネラル)の働き/亜鉛の欠乏と皮ふ炎/リノール酸とアルファ・リノレン酸/母胎のステロイド濃度と新生児の過敏性 |
4章 |
ステロイドの薬害 ステロイドとは何か/ステロイド外用薬の作用/ステロイドの常用とIgEの増加/IgEが増大するプロセス/ステロイドのリバウンド/ステロイドの後遺症/ステロイド離脱の方程式 |
5章 |
アトピー性皮ふ炎の政治と経済 ステロイドの生産量/ステロイド裁判/4割 がアトピー性皮ふ炎の「皮ふ科業界」/皮ふ科主流派が描くアトピー像/皮ふ科と小児科の論争/専門家がおちいるワナ/バラ色の夢を振りまく皮ふ科主流派/皮ふ科主流派の責任は重い |
6章 |
アトピー性皮ふ炎の原因と構造 アトピー性皮ふ炎の原因/アトピー性皮ふ炎の構造/遺伝子は関与していない 環境が100% |
7章 |
アトピー性皮ふ炎を自然治癒に導く方法 ステロイドをやめる/皮ふの消毒/スキンケア/塩素と合成洗剤を避ける/皮下脂肪を燃やしてステロイドを抜く/亜鉛を摂取する/アルファ・リノレン酸を摂取する/良質のタンパク質で皮ふを修復する/アレルゲン対策/自然治癒への道のり、その期間と費用 |
| A.T. 兵庫県加古川市 主婦「思春期のアトピー」 毎日新聞 投書 | 1997 |
| 堀内康生 朝井均 大阪教育大学保健学科 小児アレルギー学会誌V.10-3 | 1996 |
| 厚生省調査委員会「平成4年度アトピー性疾患実態調査」 母子保健事業団 | 1993 |
| 福沢諭吉 慶應義塾 結核は遺伝性疾患である 時事新報 明治15年 | 1882 |
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山本一哉 国立小児病院皮ふ科 青木敏之 大阪羽曳野病院皮ふ科 上原正巳 滋賀医科大皮ふ科 臨床医薬研究協会「アトピー性皮ふ炎カラーアトラス」 | 1987 |
| 阿南貞雄、吉田彦太郎 長崎大学皮ふ科 有斐閣「アトピー」 | 1990 |
| 徳田安章 東京医大皮ふ科 東洋出版「アトピーに負けたくない人へ」 | 1995 |
| 飯倉洋治 国立小児病院 小児アレルギー学会誌 V.5-1 P.1-5. | 1991 |
| 日本皮膚科学会 アトピー性皮ふ炎の定義 日本皮膚科学会誌 V.104-2 P.176 | 1994 |
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市村登寿 獨協医大小児科 西間馨 南福岡病院小児科 日本アレルギー学会誌 V.45-8.9 P829 | 1996 |
| 中山秀夫 済生会中央病院 皮ふ科 「ダニが主な原因」 合同出版 | 1993 |
| 真弓光文 京大小児科 アレルギー学会シンポジウム記録集 医科学出版 | 1994 |
| 丹羽靭負 土佐清水病院 日本皮ふ科学会誌 V.103-2 P.117 | 1993 |
| 川島真 東京女子医大皮ふ科 日本アレルギー学会誌V.43-2-2 P.286 | 1994 |
| 佐々木りか子 国立小児病院 皮ふ科 「さわやか元気」12月号 | 1994 |
| 本田光芳 日本医大皮ふ科「専門医に聞くアトピーぜんそく最新治療法」農文協 | 1994 |
| 白川太郎 オクスフォード大学 日本アレルギー学会誌 V45-8/9 | 1996 |
| 奥平博一 東大物療内科 「アトピー性皮ふ炎の最新治療」講談社 | 1997 |
| 内田さえ他 東京都老人総合研究所 自律神経部門 臨床皮ふ科 V.49-5 P43 | 1995 |
| 松田道雄 小児科医 「安楽に死にたい」 岩波書店 | 1997 |
| 西岡 清 東京医科歯科大 皮ふ科 「アトピーは治る」講談社ブルーバックス | 1997 |
| 玉置昭治 淀川キリスト教病院皮ふ科 来診者への配布資料 | 1991 |
| 山元真理子 山元医院 「アトピー性皮ふ炎」朝日新聞社 | 1991 |
| アンドルー・ワイル アリゾナ大学医学部 「癒す心、治る力」角川書店 | 1995 |
| 田上八郎 東北大学皮ふ科 メディチーナ V.34 No.2 P.199 | 1997 |
| 中岡嘉子ほか 済生会川口看護専門学校 小児アレルギー学会誌 V8-2 P73-80 | 1994 |
| ドリス・J・ラップ NY州立大学小児科 「Is this your child?」 | 1991 |
| F.アッシュトン 豪州食品リサーチ研究主任 「水道水の塩素処理100年」 | 1989 |
| 中西準子 東大環境安全研究センター 「水の環境戦略」岩波新書 | 1994 |
| 斉藤洋三 東京医科歯科大 耳鼻咽喉科 「アトピー」有斐閣 | 1990 |
| 古庄巻史ほか 小倉記念病院小児科 「喘息はなぜ増えているのか」国際医学出版 | 1987 |
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岩崎郁美 上対馬病院小児科 飯倉洋治 国立小児病院 アレルギー科 日本アレルギー学会誌 V.43-2-2 P.413 | 1994 |
| 小川秀夫 日本オムバス 「アトピー性皮ふ炎の治し方がわかる本」かんき出版 | 1992 |
| 鶴町和道 鶴町皮ふ科 「アトピー・脱ステロイドへの道」 文理書院 | 1995 |
| 野口順一 盛岡市上田病院 「アトピー性皮ふ炎の温泉・水治療」 光雲社 | 1995 |
| 清水朋美 主婦 「アトピーのわが子のために井戸を掘る」 婦人の友3月号 | 1997 |
| 坂下栄 三重大学医学部 「合成洗剤 恐怖の生体実験」 メタモル出版 | 1992 |
| 森田光徳 シャボン玉せっけん(株) 同社カタログ | 1996 |
| 溝口昌子 聖マリアンナ医大皮ふ科 「アトピーが本当にわかる本」ゴマブックス | 1993 |
| 石川 哲 宮田幹夫 北里大学眼科 「あなたも化学物質過敏症?」 農文協 | 1993 |
| Dietrich Matern 独フライブルグ大学小児科 ドイツ小児科学会誌 V143 P.1255 | 1995 |
| 岡部俊成ほか 日本医大永山病院小児科 日本アレルギー学会誌V 45-8.9 P 903 | 1996 |
| 有田昌彦ほか ありた小児科クリニック 日本アレルギー学会誌V.46-4 P354 | 1997 |
| 高山三平 ダイオキシンを考える会「 母乳と人工乳とアトピー」 毎日新聞記事 | 1997 |
| 米久保明得 明治乳業中央研究所 「乳汁中の微量元素」 食の科学 V164 | 1991 |
| 松浦宏之 女子栄養大学 「微量栄養素のはなし」 技法堂出版 | 1986 |
| 丸元淑生・丸元康生 豊かさの栄養学A 新潮文庫 | 1991 |
| 永田良隆 下関市立中央病院 小児科 小児アレルギー学会誌V.10-3 P.374 | 1996 |
| 向山徳子ほか 同愛記念病院 小児アレルギー学会誌 V.7-3 P.134 | 1993 |
| 佐々木 聖 大阪医科大学小児科 日本アレルギー学会誌 V.45 No.89 P829 | 1996 |
| アトピー・ステロイド情報センター 機関誌 No.27 P.18 | 1997 |
| 上原正巳 滋賀医大皮ふ科 アレルギー学会シンポジウム記録集 医科学出版社 | 1994 |
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日本アレルギー学会 皮ふ科構成員共同執筆「アレルギー疾患治療ガイドライン」 ライフサイエンスメディカ社 | 1994 |
| 深谷元継 国立名古屋病院皮ふ科 「アトピーマガジン」トータルケア社 | 1996 |
| 川島 真 東京女子医大皮ふ科 「アトピー」有斐閣 | 1990 |
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森田貴久子 古座川国保明神診療所「アトピー・ステロイドを考える講演記録集」 アトピー・ステロイド情報センター編 | 1995 |
| 江部康二 京都高雄病院 「アトピー治療の新しい道」 風濤社 | 1996 |
| 小田島安平ほか 都立広尾病院小児科 小児アレルギー学会誌V.10-4 P.491 | 1996 |
| 脇本忠明 愛媛大学農学部 「人体脂肪中のダイオキシン濃度測定値」 NHK特集 | 1997 |
| 野村周作 ノムラクリニック 「驚異のアトピー包囲治療」 現代書林 | 1997 |
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三河春樹ほか 関西電力病院「アトピー性皮ふ炎生活指導ハンドブック」 (厚生省監修) 南江堂 | 1994 |
| 黒田洋一郎 東京神経科学総合研究所「ボケの原因を探る」 岩波新書 | 1992 |
| シーア・コルボーン他「奪われし未来」 (Our stolen future) 翔泳社 | 1997 |
| 前田正人 前田小児科医院 ルイボソード製品発表会講演より | 1997 |
| ジョン・フィネガン 「危険な油が病気を起こしている」 オフィス今村 | 1998 |
| 「あなたの子供はこんなに危険にさらされている」第6章 山西みな子 総合法令 | 1997 |
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