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天の原の星々 夏の風 |
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| なぜ夏の星座を説明するか? 一年を通じて、星の世界にはそれぞれの季節の特徴的な星座が見られる。 春の星座: しし座、おとめ座、うしかい座etc... 冬の星座: 大犬座、子犬座、オリオン座、おうし座、双子座 御者座etc... 秋の星座: ペガスス座、アンドロメダ座、カシオペア座、ペルセウス座 南の魚座etc... そして… 夏の星座: こと座、白鳥座、鷲座、さそり座etc... で、なぜ今回は夏の星座かというと… いいわけその1、現在の空(秋の空)は、1等星がなくあまり役に立たないため。 いいわけその2、去年とおととしの文化祭で、秋と冬の星座をやってしまったため。冬、秋ときたら夏なので。 いいわけその3、星といったら夏だから。 と、いうわけでこれからみなさんを 夏の星座にごあんないします。 from earth science club 夏の星座の概況 時間としては、7月から8月の午後9:00頃の空を考えます。 空を見上げると、まず目につくのは、「鷲座」のアルタイル、「こと座」のべガ、「白鳥座」のデネブを結んでできる夏の大三角形があります。この夏の大三角形は、都心でもくっきりと見える夏の風物詩です。 夏の大三角形のところをじっくり見ると薄い雲のようなものが見えてきます。それがあの有名なミルキーウェイ(通称 天の川)です。夏の夜、七夕伝説を思い浮かべながら、織女性と牽牛星の間にほのぼのと横たわる天の川の流れを見上げるほどうれしいことはありません。けれども天の川の光はとても弱いので、ネオンや街燈の光にかきけされて街の中の夜空でその流れを見るのは難しいことでしょう。夜空の暗く澄みきった場所へ出かけたら、まず天の川の流れに注目してください。肉眼で光の帯のような光芒がよく見えます。天の川の正体は、凸レンズ状に集まった銀河系の無数の星の群れを、銀河系に住む私たちが内側からながめていることによるものです。 その天の川の南の比較的低い空にぽつんと一つだけ明るい星を見ることができます。これが「さそり座」のアンタレスです。「さそり座」は、どちらかといえば南天の星座に入るので日本では南の空低くにしか見えません。「さそり座」を見ていると、「さそり」座の左隣に北斗七星と非常に似ている星の並びが目に入ります。ですが、その大きさは北斗七星を一回り小さくしたような大きさで、星の数が6個と1つ少なかったりします。これは、南斗六星と呼ばれている「いて座」の一部です。そして、その南斗六星の下にある明るい星をつなげてティーポットの形に見立てると、ドンピシャと言った感じのいい感じになります。 「いて座」付近の天の川がひときわ明るく幅広く見えるのは、この方向に私たちの銀河系の中心があるからで多くの星雲、星団がたくさん散らばっています。また、夏には、かの有名なペルセウス座流星群が流れます、この流星群は毎年コンスタントに流れる流星のなかでは、最大級の規模を誇ります。 さて、上記のことをふまえて、次のページからは主な夏の星座の説明を書いていこうと思います。 次のページへGO!! |
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| 白鳥座 Cygnus | ![]() |
| 星座について 白鳥座は、夏から秋にかけて天頂付近に見られる巨大な白鳥の姿をした星座です。白鳥座は、七夕伝説で有名な鷲座の1等星アルタイル(彦星)、こと座の1等星ヴェガ(織姫)の間にある天の川に、ちょうど橋をかけるような格好で浮かんでいる。星の配列はガンマ星サドル(胸の意味)を中心に巨大な十字型を描き、南に向かって翼を広げ、飛んで行く鳥の姿を思い起こさせます。ギリシアやフェニキアでは南に渡っていく白鳥の姿としてとらえ、古代エジプトでは雌鶏と見ました。アラビアでは「シンドバットの冒険」に登場する巨鳥ロックや、飛んで行く鷲として見ています。また、形がちょうど十字を描くので南十字星に対して北十字星と呼ばれることもあります。近世になって白鳥座を「カルヴァリの十字架」「キリストの十字架」と呼ぶこともありました(「カルヴァリ」とは、ヘブライ語の「ゴルゴダ」のラテン語系英名。キリストが磔にされた丘の名前で、元の意味は「頭骨」)白鳥座のアルファ星、1等星デネブの名は、アラビア語の「アル・ダナブ・アル・ダジャジャー(雌鶏の尾)」が短くなったものです。鷲座のエプシロン、ゼータにも同じくデネブという星がありますが、普通デネブといったらこの白鳥座の星を指します。 |
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| もともと「デネブ」とは「尾」の意味なので、動物を模した星座の名に付けられるのは、何ら不思議なことではありません。はっきりと区別するときは「デネブ・〜」と後ろに区別するための名前が付きます。白鳥座の場合はデネブ・キュグ(白鳥の尾)となります。ベータ星アルビレオ(「くちばし」という意味だとする説もありますが、どうやらそれは誤りらしく正確な語源、意味はわかっていない)は夜空でも代表的な二重星であります。二つの恒星が互いの周りを回る様は、天体に興味があるならば一度は見ておきたい連星です。 神話 白鳥の大神ゼウス スパルタ王、デュンダレオスの妻レダは非常に美しかった。いつものことだが、大神ゼウスもまたその美しさに魅了され、なんとかレダをものにしたいと考えて一計を案じた。 ゼウスは、愛の女神アフロディナーに協力を頼み、アフロディナーに一匹の鷲に化けてもらい、自分は白鳥になってスパルタへ赴いた。白鳥のゼウスはレダが窓際にいるのを確かめると、彼女の見ている前でアフロディナーの化けた鷲にわざと追い回されはじめた。その様子を見ていたレダは白鳥をかわいそうに思い、腕を広げて白鳥を呼んだ。ゼウスの化けた白鳥は得たりとばかりにレダの胸に飛び込み、思いを遂げたのである。このときの白鳥の姿が白鳥座になったといわれる。その後、レダは二つの卵(なぜ卵なのかはわからない)を生み、その卵からカストルとポルックス(双子座)、クリュタイムネストラとヘレネの4人の子供が生まれたのである。 白鳥座の見つけ方 白鳥座の見つけ方は、天の川を見つけることから始めます(都心に住んでいる人は、方角で言う南の方を向いてもらえればいい)。そしたら、天の川の見える地域では、その天の川の流れを南の方へたどってみてください。その場所だけ天の川の星の密度が高くなっているのがわかります。どうしてかというと、それは後の「さそり座のコーナー」 で教えますが、その天の川の密度が一番高くなっているところを見つけたら、今度はさっきとは逆に天の川を逆上っていってください。えっ、どうしてさっき一旦南の方へ下っていったのに、また逆上っていくかって?それは、夏の星座ではこの場所を起点にして、星座を見つけるのが多いからです(例えば、さそり座、射手座、白鳥座、琴座、わし座etc...)。そして、天の川を逆上っていくと、天の川の真中に、大きな十字架が浮かんでいるのが確認できたら(都心の場合は明るい星を探すと)それが、白鳥座です。「星座について」のコーナーでも記しましたが、この白鳥座は、南天(南半球で見える星座)の南十字星(サザンクロス)に対して、北十字星(ノーザンクロス)と呼ばれています。 |
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鷲座 Aquila |
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星座について 鷲座は夏、東の空でこと座と天の川をはさんで向かい合う位置にある星座です。星座の形は1等星、アルファ星アルタイル(「飛ぶ鷲」の意味)を中心に、やや形の崩れた十字架をしている。星図では下方、ベータ星アルシャイン(襲う鷲)を頭にして、翼を広げて下降する鷲の姿として描かれる。星図によってはその爪に絶世の美少年ガニュメーデス(水瓶座)をつかんでいることもあります。鷲座は古代バビロニアをはじめとしてギリシア、アラビアなど多くの地域で鳥としてとらえてきたが、古代ギリシアの詩人アトラスの著書「ファイノメイナ(星空)」だは、鷲座を「小さな形の」と形容している。 |
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| このことから察するに、当時の鷲座は現在のように翼を広げた姿ではなく、アルファ、ベータ、ガンマの三つの星だけを指して鷲座としていたのではないかと推測されている。このことはこと座のアルファ、エプシロン、ゼータの3つを結んで「落ちる鷲」と呼んだのと対照している。 日本では、アルタイルは七夕伝説に登場する彦星(牽牛星)で有名だが、ほかにも「犬飼星」「牛飼い星」などの名でも呼ばれている。アイヌでは「ウナルベクサ・ノチウ(老婆を渡す星)」の名で呼ぶ。この名は神が化けた老婆が川を渡りたがっているのを、一生懸命船を漕いで渡してあげた青年がその功績により星になった、という伝説に基づくものです。 神話 美少年をさらった鷲 トロイア国にガニューメーデスという美しい少年がいた。その美しさはいかなる美女よりも素晴らしく、噂はやがて天上界まで響いていった。ガニュメーデスの噂を耳にした大神ゼウスは、鷲の姿をとって(あるいは使いの鷲を送ったともいわれる)トロイア国まで出かけた。そしてイーダ山で羊を追いかけているガニュメーデスを目にし、その美しさに一目で参ってしまったのである。ゼウスはさっそく鷲の爪でガニュメーデスをつかむと、そのまま天上界まで連れ去ってしまった。そしてガニュメーデスに永遠の若さと命を与え、神々の宴席に侍って、神酒ネクタルを杯についで回る役目を与えた。このときゼウスの化けた鷲の姿が星になり、鷲座になったという。また、ガニュメーデスはゼウスの愛を受け、水瓶座(みずがめざ)となったのである。ゼウスはガニュメーデスの父親、トロイア王ラーオメドーンに息子の礼として風のように速く走る神馬を与えた。ところがのちに、この神馬がラーオメドンと英雄ヘラクレス(ヘルクレス座)の間に不和をもたらし、悲劇を招くことになる。」 鷲座の見つけかた 見つけ方としては、白鳥座とあまり変わらないのですが、天の川の真中に来た後がちょっと違います。白鳥座より、少し南にあるので、天の川を逆上ぼる途中にある星の中で一番明るい星を探してください。それが鷲座にあたります。上記の「星座について」のコーナーで書きましたが鷲座は、琴座に比べて落ちる鷲(ちなみに琴座は上る鷲)と呼ばれています。これは、琴座の星の並びに対して、鷲座の星は、下を向いているので、落下するイメージがあったのでしょう。ちなみに、本家本元の鷲座はこっちです。 |
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琴座 Lyra |
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| 星座について 琴座は、天の川のほとり、ほぼ天頂に浮かぶ、さそり座とともに代表的な夏の星座です。 星座の形は小さな逆L字型をしています。星座の形とは若干異なっていますが、星図ではよく楽器のリラ、つまりU字型の枠に弦を張ったハープが描かれています。ですが、 古代エジプトの墳墓から発掘されたハープはL字型をしており、星座が作られたころの古代オリエントでは、このL字型のハープが一般的だったようです。 この星座のアルファ星ヴェガは、日本でも有名な七夕の織姫(織姫星)なので、知っている人も多いだろう。このヴェガという名はアラビア名の「アル・ナルス・アル・ワーキ(落ちる鷲)が変化したものだが、これは、ヴェガの隣にあるエプシロン、ゼータの二つの星つなぐとV字型になり、翼を畳んで下降する鷲の姿に見えることからきている。 |
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| また、ヴェガは、約1万2000年後に新しい北極星となることが予想されている。 神話では、琴座は伝説的な吟遊詩人、オルフェウスの持っていた琴だとされている。 織姫と彦星の恋物語は、有名だが、ギリシャ神話においてもこの星座は美しい悲恋の物語が込められている。 神話 吟遊詩人オルフェウスの物語 ある日、竪琴の名手オルフェウスの妻エウリディケが、毒蛇にかまれて死んでしまいました。オルフェウスは、地下にある死者の国王プルトンの前で竪琴をひいて、妻を返してくれるように頼みました。あまりに美しい音色なのでプルトンは、エウリディケを生き返らせる約束をしました。でも地上に出るまで、振り向いてはいけないというのです。ところが、オルフェウスは、心配のあまり後ろを振り返ってしまいました。するとエウリディケは、あっというまに死者の国に引き戻されてしまいました。なげき悲しんだオルフェウスは、なげき悲しんで、とうとう死んでしまいました。そして残された竪琴が星座になりました。 琴座の見つけかた 琴座も、前の白鳥座や鷲座と同じで見つけ方は、天の川を南側から逆上って明るい星を見つけます。ですがここからがちょっと違います。琴座は白鳥座や鷲座に比べて天の川から西側に外れているため、二つの星座(白鳥座、鷲座)の間を結んで西に伸ばすと琴座が見えるはずです。ちなみに白鳥座、琴座、鷲座の三つの星座の1等星。デネブ(白鳥座)、ヴェガ(琴座)、アルタイル(鷲座)は、かの有名な「夏の大三角形」を結成する星座でもあります。 |
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さそり座 Scorpius |
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| 星座について 南の中天で巨大なS字型を描くさそり座は、夏の代表的な星座であり、黄道十二星座の第8宮にあたる星座です。 さそり座の中央には、真紅に輝く1等星アンタレスがあり、夏の夜空ではこれが一番目を引きます。赤く輝く星というのはほかに幾つもありますが、これほど綺麗に見える星は、そうありません。アンタレスという名は「アンチ・アレス」、つまり火星の敵・対抗者という言葉から生まれたほどである。つまり火星の赤さに唯一対抗しうる星というわけです。 星座全体でみれば、さそり座は大きな頭と鍵爪のように曲がった尻尾を持ったさそりの形をしています。古代ではこのさそり座に天秤座の星を加えてさそりのハサミとしていたのですが、紀元前1世紀ごろに天秤座が独立し、現在のようなさそり座となりました。 神話では、女神ヘーラーからオリオンを殺すために遣わされた大さそりであるという説と、太陽神アポローンの息子パエトーンが太陽を曳く馬車に乗った際、その馬の足を刺して暴れさせたサソリであるという2つの説がある。ちなみに、下記の神話の話は前者の方を説明する。 |
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| 神話 大サソリとオリオンの死 狩人オリオンは海神ポセイドンとミノス王の娘エウリュアレーとの間にできた子で、人並みはずれて立派な体格の持ち主だった。 あるとき、オリオンはキオス島の王、オイノピオンの娘メロペを見初め、オイノピオンにメロペとの結婚を申し込んだ。だが粗暴なオリオンを快く思わないオイノピオンは、オリオンを酒宴に招いてしたたかに酔わせ、眠ってしまったところを、両目をつぶして浜へ放り投げてしまった。目を覚ましたオリオンは目が見えぬことに困り果ててしまったが「東の国へ行き、朝日の光を目に受ければ、再び目が見えるようになる」という神託を受け鍛冶の神へパイストスの工人、少年ケダリオンの助けを受けて、彼の誘導で東の国へと向かった。そして東の国で日の神ヘリオスに出会ったオリオンは、その光を受けて再び目が見えるようになった。オリオンはオイノピオンに復讐しようとキオス島に戻ったが、オリオンがやってくることを知ったオイノピオンはへパイトスが作った地下室に隠れてしまった。王に忠実だった島民達も決して彼の居場所を口外しなかったので、オリオンは復讐をあきらめざるを得なかったのです。 しかたなくキオス島をあとにした英雄オリオンはクレタ島に渡り、そこで月の女神アルテミスと出会った。オリオンはしばらくの間、アルテミスと共に狩りをしていたが、あるとき「俺はこの地上のありとあらゆる獣をことごとく射止めて見せる」と大言壮語した。この言葉を聞いて怒った女神ヘーラー(あるいは大地母神ガイア)は、一匹の大サソリをオリオンのもとに遣わし、彼をその毒の尻尾で刺し殺させた。 このときオリオンを殺した大サソリがヘーラーによって功績をたたえられ、天に昇ってさそり座となったのである。 オリオンも天に昇ってオリオン座となったが、星となった今でもサソリを恐れており、さそり座が昇る時分になるとオリオン座が沈み始めるのはそのためだといいます。 さそり座の見つけかた 天の川を南にたどっていくと、地平線近くに赤く輝く星が見えます。これがサソリの心臓アンタレスです。さそり座の星は、比較的明るいものが多いので、アンタレスを含むS字型の星の連なりが見えるかもしれません。オリオン座と並んで最も均整のとれた星座である、サソリのSです。このさそり座と次に紹介する射手座は比較的見つけやすい星座です。 |
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射手座 sagittarius |
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| 星座について 射手座は夏から初秋にかけて南の空に見える星座である.黄道12星座の第9座にあたります。 射手座は半人半馬のケンタウロス族(ケンタウルス座)の賢者、ケイローンであるとされています。ケイローンはクロノス神の血を引き、不死身の身体と卓越した頭脳、優れた知識を持っていました。また、ケンタウロス族の例に漏れず、弓の扱いにも秀でていたようです。 星図では、ケイローンが西の空に向かって弓を引き絞った姿描かれていまして、これは、大神ゼウスの命令で隣のさそり座が暴れ出さないよう、その心臓たる赤く輝く1等星アンタレスにねらいを定めているといわれています(別説ではおうし座をねらっているともいわれます。これは、射手座とおうし座は、ほぼ180度の開きがあり、射手座が沈むところにおうし座が昇ることからきている。オリオン座とさそり座の関係に似ているから面白い)。 |
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| ケイローンはアルゴ船探検隊の隊長イアーソーン、神医アスクレーピオス(蛇遣い座)など、幾多の英雄の師として神話に登場する。が、英雄の師という立場上、ケイローン自身が主役となる神話はあまりない。しかし、彼がいなくてはその英雄達のほとんどが生まれなかったことを考えれば、その存在がいかに重要なものかは容易にわかると思います。 神話 ケイローンの神話 半身半馬のケンタウロス族は、野蛮で乱暴でした。でも、ケイローンはタイタン族のクロノスと妖精フィリュアの子供で、とても優しくて、頭が良かったのです。それでたくさんの英雄達の先生をしていたほどです。ところが英雄ヘルクレスとケンタウルス族が戦ったとき、ヘルクレスの放った毒矢がケイローンのひざにあたりました。ケイローンは苦しみましたが、神の子供なので死ぬこともできません。かわいそうに思ったゼウスが天に上げて星座にしました。 射手座の見つけかた 上記に示したさそり座のS字が確認できたなら、その左側に注目してみましょう。若干見づらいかもしれないが、Hの字をかなり崩したような星の集まりがあります。これが、射手座です。Hの字から、別の形に星を組替えてみると、北斗七星のような星の並びが確認できるかもしれない。北斗七星に対し「南斗六星」と呼ばれる星の集まりです。 |
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あとがき 多くの季節の星座の中で、夏の星座ほど魅力に富んだものは無い。ただ規則的に並ぶ星座の並びは、都心から見れば無表情ですが、ひとたび郊外へ出てみると、宝石箱のような天の川や、あまりにもたくさんの星雲、星団がたちまち広大な物語を演出してくれる。不思議な季節です。 今年のプラネタリウムは、この最も魅力のある夏の星座を主題にしたものを放映しましたが、いかがだったでしょうか?今回の企画は、去年までほとんどの制作、説明などを担当してくださっていた先輩が卒業したこともあり、かなりつらいものになってしまいました。ですが、なんとか完成までこぎつけたので内心かなりホッとしています。来年以降、この企画が続けられるかどうかは分かりませんが、命を削ってもなるべく完成させたいと思います。 第43回佼成学園男子校渦潮際 発行:佼成学園地学部 |
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