「……こんなもの、どこで手に入れたんだ……?」

 とことんまで、モノの散乱した部屋の中。

 麗佳なる青年は、まだ手付かずの缶ビール片手に、思わず呆れて呟いた。

「どこだったっけ……?」

 問われてもうひとり、やたらと粗雑な物腰の青年は、腕組みして、わざとらしく考え込む。

 と。

「考え込んでるフリだけして、そのまま眠るなよ」

 突っ込まれた。

 彼はそのままの姿勢で、うっ、と詰まって凍りつく。

 再び、金色の瞳を持つ青年は、呆れのため息をついた。

 

 

 

 ひょんなことから知り合いになった、天使アレクスとヴァリス。

 きっぱりはっきり言って、タイプの全く異なる青年ふたりなのだが。

「なー。いい加減やめにして、お開きにしたらどうだよぉ……」

 半分泣き言を言っている、粗雑なほうがヴァリス。……彼は昼寝をしていたいだけのようだが。

「お前の部屋だろ。すこしは片付けるの手伝ったらどうだ?」

 他人の家に押し入って、さながら強気な女房のようにさっさと散らかりまくった部屋を片付けてくれる、アレクス。

「だってよー。どうせ寝るか食うか着替えるかにしか使わないんだぜー?」

 ヴァリスがぼやいた。

 ふたりがいるのは、家のリビング。

 白かっただろう灰色の壁、派手ではないがしっかりしたつくりの家具は、戸は開きっぱなしで、中身はあまりなかったり、ソファには着替えが積み重なっていたりする。

 ビールの缶だの酒瓶だの、銃弾だの鞘のないナイフだの、脱ぎ捨てたままのシャツだのベルトだの、挙句の果てには薬品らしいラベルの瓶だの錠剤だのまで無目的に散乱している。

 全部をリストアップしていたら、日が暮れそうな気がするほど、あらゆるものがそこにあった。

 流石にライフル銃と太刀は壁に掛けてあるが、その壁も、銃痕があったり見事な傷がついていたりする。

「大体、なんでこんなところに毛布が置いてあるんだ」

「俺、ここで寝てるし」

「部屋は? 他にもあるんだろ?」

「上まであがんの、めんどくせぇ」

 がりがりと銀の頭を掻いてそっぽを向くさまは、どう見たところでそのへんの地上界で、親元離れて生活してる、家庭的では全くない能無し少年である。

 このひとことで、アレクスは彼の日常生活が、かなり完璧に想像できてしまった。

「ともかく……。こんな部屋じゃ、確かにレポートもやる気になんかならないな」

「うぁヤなこと言い出しやがったし」

 それにしても、食べかけのコンビニ弁当が、どうして山積になった書類用紙らしきものの上に置いてあるのだろう?

 天界に、コンビニなどないのだが。

「あーあ、メシ固くなってやがる」

 ひょいとヴァリスはその食べかけのコンビニ弁当を取り上げて、器用にも箸で具をつつく。

 弁当が取り去られた後に、手をつけた形跡さえない報告書のタイトル部には、『調査報告書』とだけ書かれていた。

「……どうでもいいが、なんで食べかけのものばっかり転がってるんだ?」

 既に掃除もそっちのけで、弁当口に運ぶヴァリスに、尤もなことをアレクスは聞いた。

 部屋にはつくりかけのオートミール、かじりかけのりんご、剥きかけのミカンなんかが転がっている。パンにはジャムを塗った途中で席を立ったような形跡が残っていた。

「んあ?

 だって、そーじゃねーか? メシ食ってる最中に、仕事入りやがるしよ。ったく、ラファエル様もミカエル様も、こっちの都合は一切お構いなし、だしさー。

 それに、仲間がヤバいときとかな。食ってる暇、ねーよ」

 言ってぺろりと弁当をたいらげた。そして次々と、食べかけのものを片付けていく。……こういう片付けはできるらしいが、そのままみかんの皮を背中ごしに床に投げ捨てる、というのが理解できなかった。

 忙しい、という割りには、確かに散らかった部屋ではあるが、生ゴミなんかの類はあまりない。

「それよりよ。なんでまた俺の部屋なんか片せようと思ったわけだ? アレクスよ」

 更に尤もなことを――ヴァリス自身は、尤もなことだと思った――問う。

「なんだ。そんなこと」

 アレクスは、真面目にヴァリスを見据えて、

「ハムスターだって、もうすこしマシな小屋に住んでるからだ」

 答えてくれた。

 

 

 

「あんにゃろう……」

 ぎゅっ、じょばばばー。

 以外と似合ってる、飾り気のかけらもないエプロンと三角巾姿で、ヴァリスはバケツの雑巾を絞った。

 アレクスに、

『まず、棚とか窓枠の桟とかの拭き掃除』

 なんぞと言われて、渋々雑巾を絞っているのである。

 そういえば、アカデミアでは年一度に大掃除があったはずだ。ヴァリスは通信科であり、普段天界にいないのをいいことに、一度も参加したことはなかったが。

「家なんて、寝るスペースさえありゃあいいんだよっ!」

 ぶちぶち愚痴って、それでも言われた通り、四つある二階の部屋のうち、一番端の、いつもは物置か仲間が泊っていくときに貸す、自室を掃除する。

 ……まず第一に、ヴァリスの観念が間違っているはずだが。

「おい、ヴァリス! この鞘のないナイフ、どこにしまうつもりだ?」

 一階から、アレクスの声。

「知るか! 俺ならテーブルに刺しとくけどな!」

 答えを上から聞いて、一階のアレクスはテーブルに視線を落とし、

「……それでテーブルに傷がついているのか」

 納得がいった。

 それにしても、すんばらしい生活を送っているようである。二階の天使は。

 武器からはじまり、しけったシスコーンまである部屋だから、その主がまっとうなはずがないのだが。

「ったく……。なんか箱でも探すか……」

 だらしのない友人を持ったと、アレクスは苦笑した。レムオールあたりなら、『美しくない』と嘆くかもしれないし、リリトはすこし困ったように微笑みながらも、片づけを手伝ってくれただろう。

 適当に戸棚をあされば、以外や以外。菓子箱らしきものが、整理されて入っている戸棚を見つけた。中身は、空。

「あいつが? ……まさかな」

 まだ聞こえてくる、二階からの愚痴を聞きとがめて、瞬時にアレクスはヴァリスが片付けたという説を否定した。

 おそらく、自分の他にも世話好きな天使がいるのだろう。きっと。

 適当に論理づけると、アレクスはその空箱の中から、木製のものを選んで十数本のナイフをしまった。

 次は、薬品の山。それは毒だったり酸だったり、爆弾をつくるための火薬やなんかだったり、あるいは眠り薬、精神安定剤、痺れ薬、その他諸々の用途が恐ろしい薬物の山だったりする。麻薬じゃないかと疑いたくなるようなものまであった。

「精神安定剤、鎮痛剤……」

 ラベルを貼って、先ほど見つけた空き箱に整理する。

「……香草に薬草?」

 まだ聞こえてくる、二階からの愚痴を聞きつつ(この愚痴が続く限り、ヴァリスは眠っていないと確信できていたりする)、彼がなんのためにンなもんを持ち込んだかという疑問が浮かび上がったが、無意味な疑問を持つことはやめようと判断した。

「次は……種?」

 ダンボール箱に無造作に入れてあったのは、小さな可愛い瓶に入った、花の種。そして、植物の育て方とかいう本が数冊。それと、数枚のローズピンクのカード。

 

 ――幼い天使へ。

     愛を込めて――

 

 短い文体が、ふと覗き込んだアレクスの金の瞳に映った。

 おもわず、苦笑する。

 差出人の名はないが、流れるような、流麗な文字は女性だろう。種を贈られたはいいが、育て方がまったくわからずに本を読み、それでも理解できないでいるヴァリスの様子がすぐに浮かんだ。結局、種を植えることができずにそのまま残ってしまったようだが。

「あとで教えてやるか」

 呟いて、そのダンボールはそのままにする。せめてもうすこし綺麗な箱に入れるとかすればいいのだが、不器用なあの青年では思いつきはしないだろう。

 次にアレクスが目をつけたのは、研磨していない、宝石の原石や、金や銀、その他諸々の、武器の材料とおぼしき鉱物と木材。

 それらはいかにも手馴れた様子で、部屋の隅に転がっている。細工や鍛治もするようで、その結果の作品も、部屋のあちこちに散らかっていた。

 ふと、そういえばこの家に連なるように、小屋がいくつかあったと思い出す。あれは工房なのだろう。ヴァリスがなにかを造る、というのは、以外であったが。

 その作品のうち、小さな細工物は箱に、刀をはじめとする武器などは壁に立て掛ける。ガラス細工は、戸棚の上に飾っておいた。

 洗濯物は別室の脱衣所の洗濯籠に突っ込み、食器を洗って戸棚に戻す。いくつかの投げっぱなしのカバンには、あるいは教科書が詰まっていたり、あるいはランプとチョコレート、酒とジャーキーなどの保存食、蜜蝋や火打石、丈夫そうな細いロープなど、人間が旅や登山をするのに使いそうなものが必要最低限、入っていたり。一番ひどいのは、採掘したのだろう鉱石を、そのまま突っ込んだためにぼろぼろになってるカバンだった。

「……どう片付けろって言うんだ……? これを……?」

 思わずひとり突っ込む。

 教科書は、片付けられる。だが、人間が使うようなものが突っ込んであるカバンは、流石に戸惑った。

 しかたなしに、カバンはカバンでまとめてヴァリスの部屋に持っていく。

 ヴァリス当人はいなく、部屋は埃を乱雑にふき取っただけ、という有様だった。

 

 

 

「ったく、アレクスの奴め……。なに好き好んでラミーみてぇにひとの家掃除に来るんだよ」

 やはり愚痴をこぼしながら、ヴァリスは昨夜、仲間と飲むために使った部屋の窓を開け放った。

 充満したアルコールと煙草の臭いが、外の空気と入れ替わる。空き瓶と空き缶は、余さずカラになっており、つまみがわずかにポリエステルの包装の中に残っていた。

 無造作に、ヴァリスはその残りものを口に放り入れる。

 因みにラミーとは、ヴァリスの仲間の女性で、めちゃめちゃ気が強い。顔はわりとヴァリス好みなのだが、あの性格となると話は別だった。

『ああもうだらしないね! すこしは片付けたらどうだい!』

 ……ラミーの声が、脳裏を過ぎり、ヴァリスは慌てて頭を振る。

「忘れよ……」

 あの口論のあとに待っていた、アルミ製ハリセンの威力を思いだし、ぽつりと呟くヴァリスだった。

 

 

 

「……うぉー……」

 二階の窓も廊下もベランダも、拭き掃除を終えて。

 階下に戻ってきたヴァリスは、おもわず声をあげていた。

 部屋は、出たときと、様子ががらりと変っていた。

 壁は磨かれ本来の白さを取り戻し、無目的に投げられていた銃弾も爆薬も薬も、整然とケースに並べられている。ナイフを刺して傷ついたテーブルには、部屋の色調に合わせ、清潔な白いテーブルクロスがかけられていた。

 部屋の隅に置いていた、鉱石や木材などは、工房のほうに運び込まれたのだろう。そこにはなかった。

「すっげぇアレクス! どーやったんだ!?」

「掃除しただけだろ……?」

 心の底から驚愕しているヴァリスが、かなり正体不明である。

 一方アレクスは、腕まくりしたままの格好で、憮然と呟いた。

「へー。掃除するとこうなるのかぁ。知らなかったぜ……」

 おまけに感動してくれる。

「ヴァリス、お前掃除したことあるのか?」

「ラミー……ダチな。そいつにむりやりモップ握らされたことはあったがよ。面倒だから裏庭で昼寝してた。

 で、そしたらまぁラミーがキレまくってさー。電撃かましてきやがったぜ。あのアマ」

 ラミーが聞いたなら、今すぐ確実にヴァリスは生き埋めにされていただろう。石の床の下に。

 要するに、ヴァリスは今までただの一度も掃除に携わったことがない、ということらしい。そもそも掃除が何であるか、それを知っているかも怪しい。

「その、お前の友達の反応は……多少過激かもしれないけど、当然だと思うぞ」

「そーかぁ? ラミーの奴、俺がなにするにしてもそんな調子だぜ?」

「とどのつまり、お前が常識から外れまくっているわけだ」

「おいこらアレクス! 誰が常識はずれだよ! そもそも常識なんてのはなぁっ!」

 ヴァリスは額に青筋立て。

『数多の存在の中で認められる事柄なんだぞ!』

 アレクスとヴァリスの声が、ぴったりきれいにハモった。

「っ!?」

「これ、この前の試験に使った参考書に書いてあったろ?」

 悪戯に笑ったアレクスに、ヴァリスは思いっきり虚を突かれる。

「卑怯じゃねーか! そっちは俺より大分先に今ンとこやったんだろ!」

 はたと我に返り、抗議するが。

「当然だな。そもそも参考書そのままに解釈するのもどうかと思うぞ」

「っるせー奴……。

 いーんだよ。試験なんて点が取れりゃあさ」

「とか言ってるわりに、この前の試験、赤点だらけだって言ってなかったか?」

 痛いところを突いてくれる。

 ヴァリスはいじけて、石の床にしゃがみ込んだ。

「いーんだ……ラミーなんてアカデミア、一年で退学しやがったしさ……俺らはどーせ……どぉせ……」

「おい、ヴァリス。そこで嘆くのやめてくれ……」

 どよりんっ、と、沈みまくったヴァリスの周囲に人魂が見える気がして、アレクスは声をかける。

 しかしその青年が、現実に戻ってくる気配はない。

 どうにもテンションの起伏が激しいようである。

「ゾフィーは退学処分にされてやがったしさぁ……他の連中だって、まともにアカデミアに行った奴少ねぇしよぉ……」

「いい加減戻ってこいよ……誰も怒ったりけなしたりしないから……」

 更に、柳と井戸と、幽霊らしき白いモノまで浮かび上がる。

 幻覚だろう。多分きっと。

「所詮俺らは不良グループさ……大天使様がよく思わないのも無理ねーよなぁ……」

 唐笠も出てきたし、一つ目小僧も出てくる。

「ヴァリス……なんか……それ以上沈むと危険な気がするんだが……」

 のっぺらぼう。首長女。女郎蜘蛛。

「ガブリエル様にも悪いことしたよなぁ……。あれだけ良くしてもらったのによ……俺はこんな道選んじまって……」

 鬼と獅子も出てきた。

「ヴァリス!」

 お化けのオン・パレードが始まる前に、アレクスが強い調子で元凶を呼ぶ。

「ぅお!?」

 思いっきり泥沼の中に、つかりまくってた元凶・ヴァリスは、驚いて振り向いた。

 同時に幻(だと思う)の数々も、ふっと掻き消える。

「あああああああああアレクス。

 驚くじゃねーか!」

「驚いたのはこっちだ」

 無意識に術でも使って、幻覚でも見せていたのだろうか? それともどこかにお化け協会でもあって、ヴァリスの落ち込み具合バロメータになるとかいう契約でもしていたのだろうか?

 ……真相は、あまり知りたくはない。

「赤点が嫌なら、勉強をすればすむことだろう」

「教科書って、眠りの魔法がかけてあると思わねぇ?」

 至極真面目に言って、教科書差し出すヴァリス。アレクスはそれを受けとって、

「……思わないな」

 ぱらぱらページをめくった後に、さくっと言ってヴァリスに返した。

「俺は、かけてあると思うぜ。

 だってほら、ここの項目読んでると……眠く……ふぁぁ……」

 器用にも、立ったまま、ヴァリスはうとうとしはじめた。

「……駄目だな、こいつは」

 まったくもって埒のあかない会話と結果に、アレクスは小さく溜息をつかされたのだった。

 

 

 

「くっそー。ラミーもゾフィーも、みぃんな俺に押付けやがって! 覚悟してろよっ! 今度の仕事はハードにするからなっ!!!」

 無責任なことを愚痴りながら、ヴァリスは一枚、アレクスに書類を投げてよこした。

「お前の仲間がお前にこれを押し付けたなら、お前が俺に押し付けるこれはなんだ……?」

「俺と知り合った不運!」

 ひとことで片付けてくれる。

 手をつけた形跡さえなかった書類を自室に運び込んだヴァリスは、アカデミアの秀才がいるのをいいことに、しっかりアレクスに手伝ってもらっていた。

 はっきり言うと、かなりヤバいことではある。

 ヴァリスの仕事は特殊すぎる。そんなものを、天才とはいえアカデミアの学生に手伝ってもらったなどと知れたら、ラファエルにどんな処罰を下されるか。

 不安はあったが、きっぱり言ってヴァリスひとりでこれを処理するのは不可能だ。仲間は今誰も天界にいないし、他のチームには、なかなか連絡がつかない。

「……そうは言うけどな。これ、俺が見てもいいのか?」

 被害報告書、始末書。アレクスが見てさえ意味不明な記号は、法則性はいちおうあるようだが、それをいちいち解読する気にはなれなかった。

「いいんだよ。どうせ暗号化して書くんだし。

 ――俺の仕事がまともじゃない、ってことくらい、わかったか」

「そりゃあ、こんなもん見れば、な」

 ひょい、と肩を竦めるアレクスを横目に、ヴァリスはふと溜息ついた。

 特殊危険処理部隊、と言えば聞こえはいいが、はっきり言ってヴァリスが所属するそれは、不良グループ、というシロモノである。

 んなもんのひとチームの隊長なんぞをやってるヴァリスとしては、アレクスはかなり得体が知れなかった。

 不良、問題児、異端者。

 ヴァリス達は、そう言われる類の天使だからだ。

「聞かねぇの?」

「聞いてほしいのか?」

「――いや」

 はじめに問い出しておいてなのだが、言葉が続かずヴァリスは頭を掻いた。

「お前、天界に馴染もうとしていないだろ?」

 言葉を見つけられずにいると、アレクスはいきなりそんなことを持ち出した。

 一瞬息を飲んだヴァリスだったが、嘘をつく気も起きない。降参する。

「ああ。この世界は、パスしてぇな」

「だったら、いいんじゃないのか? 『ろくでなし』、も」

 言葉に思わず目を見張る。

 ――大切なひとことを、思い出したのだ。

 もう古ぼけた思い出にしかいないある女性のひとことを。

『胸を張りな! ろくでなしども!』

「――ああ」

 ようやっと、笑みが戻る。

「……けど、俺のダチになった以上、おめーもろくでなしかもしれねーぜ?」

 にと意地悪く笑ったヴァリスだったが。

「安心しろ。試験の成績に響くほど落ちぶれたりしない」

 きれいに切り返されて、憮然とペンを握りつぶした。

 

 

 

 照れくさくてどうしてもお礼は言えなかったのだが、ヴァリスは三日ほど、部屋を散らかさないように苦心したのだった。

 三日後の様子は――。

 再びアレクスが世話を焼いてくれることを、祈るしかないようになったのだろう。

 

 

 

 


ファロウ(イーラ)様のサイトで9999Hit

を踏んでしまいまして、切り番で戴いた

創作です。「ヴァリス様のお部屋

SS」というリクエスト内容だったのですが、

アレクスも書いていただきました♪ ぽんぽんと

弾む会話と、テンションに応じて出現する

お化けのみなさんがいいですね! ツボでした!

ファロウ様、どうもありがとうございました!

 

 

 

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