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円心会館館長:二宮 城光(にのみや じょうこう)
円心空手は器用で複雑な印象があるかもしれませんが、実際は地味で単純確実な技の組み合わせです。
一度でできてしまうことも不器用に愚直に「なぜか」を考え、自分のペースで学び続ける人こそ円心空手の意味を理解できると思います。
武道はどれひとつとっても簡単にできることはありません。3の努力で1の成果のつもりで頑張ってみてください。
空手は道程が大事です。誰のためにする空手ではありません。自分自身が納得がいくように努力してください。ゆっくり頑張れば必ず上達します。様々な世代や目的で始められる方にとっても、空手である以上、上達すれば、嬉しいことに変わりはありません。そしてそのためには、それぞれの人が今対面している自分自身の1ステップずつのチャレンジを重ねていくことが大事です。
若くして大会で優勝を果たし、思い出にしてしまう方と、遅くから始めて空手の深さ、楽しさを知る方とでは、どちらが本物で立派だとは言えません。ただ空手で大切なのは続けることであり、続けることこそ結果的には才能であると思っています。どのくらい遠くまで行けるか、どれくらい空手道が理解できるか、これからも空手を愛される皆さんと一緒に、空手の旅を続けて行きたいと思います。押忍。
(月刊フルコンタクトKARATE 96年5月号掲載記事より抜粋)
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