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赤毛のアンと私

アンとの出会いは小学生の時。
それは、少年少女文学全集の中におさめられていた物語のひとつに過ぎなかった。
イラストのアンの顔があまり好きではなかった。
それから、物語の出だし、それがまたいまひとつピンと来ない。
あまり魅力的とは思えない文章だった印象がある。
「何なの、この物語・・?」
長い付き合いになろうとは、その時は想像だにしなかった。

中学生になってから、何がきっかけだったのか、また手にとって読み始めた。
今度は文庫本で。
アンの物語がこんなに長いものとは知らなかった!
以前に読んだものは、ダイジェスト版だったのだ。
いくつかの章が、文章の一部分がカットされていたのだ。
でも、そのカットされた部分は大事なところ、そこがなくては物語が成り立たないのではないの?と気がついた。
全文を初めて読んで、そして、私は見事にアンの魅力にはまってしまった。
「赤毛のアン」はそれ1冊ではなく、続きがあることもその時知った。
「アンの青春」「アンの愛情」などなど・・
年ごろ的にもアンと同じ、考え方も似ているかも・・などと共感を持ちながら。
アンほどではないけれど、私自身も夢見がちな少女だった・・と思う。

大学生となった私・・今度は原書なぞを買ってみた。
Anne of Ingleside(炉辺荘のアン)以外は少なくとも1度は読んでみた。
花の名前などはチンプンカンプンだったけれど、
いちいち辞書を引いていると時間がかかるので読み飛ばし。
一番おもしろくて何度も読み返しをしたのは、やはり1冊目、
Anne of Green Gables(赤毛のアン)!

赤毛のアンシリーズ

社会人になって、仕事で日比谷に出かけたとき、
思わずCP(カナダ太平洋航空、現カナディアン航空)の事務所に飛び込んで
パンフレットやらフライトスケジュールなどをもらってきたりもした。
いつか必ず、カナダに、P.E.I(プリンスエドワード島)に行くんだ・・
相変わらず夢見ていた。

結婚して、ハネムーンはなぜかフィジーに行ってしまったけれど
いつか必ずカナダに連れて行ってね、と夫と約束をして・・何年が過ぎたのだろう。
今は、アロハな風に誘われて、太平洋を越えられずにハワイへ降りてしまうけれど
いつか必ず、アンの島を訪れたい・・そう思い続けている。

 

赤毛のアン関連の蔵書

以下に、私が持っているアンに関する本を紹介します。
記載の版は私が持っている本のデータで、古いものも結構あります。
また、それぞれの書評は私個人の感想を多分に含みます。
本のタイトルをクリックするとAmazonのサイトへジャンプしますが、
出版年などはここのものとは違っているものもあるかもしれません。ご了承ください。
※プリンスエドワード島に関する本は、このページに入れました※

 

「赤毛のアン」の故郷(ふるさと)へ
「赤毛のアン」の故郷(ふるさと)へ-いま よみがえる「アンの世界」
文・掛川恭子/写真・吉村和敏
1991年10月30日 第1刷発行/1999年4月2日 第8刷発行
写真たっぷりの、これはもうガイドブック。
本を読みながら想像していた島の風景やグリーンゲイブルスが、どうだ・・と言わんばかりに迫ってくる。 名所ガイドでは、シャーロットタウン、キャベンディッシュ、フレンチリバー、サマーサイドなどなど、ゆかりの地がきれいな写真とともに紹介されている。
この本があれば、充実したP.E.Iの旅ができそう。
「赤毛のアン」の生活事典
「赤毛のアン」の生活事典
テリー神川
1997年1月20日 第1刷発行
愛読書だった「赤毛のアン」を何百回となく読み返していくうちに、アンのことを調べたい・・そう思っていた著者はとうとう島の住人となってしまった! (あぁ、私もずっとそう思っているのに!)
この本はアンの生きた時代、背景がわかるような、時代検証ではないけれど、ちょっとおもしろい角度からアンに迫った本。
『赤毛のアン』の島-プリンスエドワード島の歴史
『赤毛のアン』の島-プリンスエドワード島の歴史
ダグラス・ボールドウィン/木村和男=訳
1995年6月15日 初版発行
アンの爆発的な人気とともに有名になってしまったプリンスエドワード島。多くの観光客が訪れているが、特に日本からの観光客は特筆すべきほど多いらしい。
確かにアンは魅力的だけれど、それ以外にも島には訪れるべき場所が多々ある、魅力にあふれた島なのだ。
巷にあふれるアン一辺倒の本やガイドブックとはまた違った角度から「赤毛のアン」の舞台となった島に迫る本である。
輝く季節への旅 プリンスエドワードアイランド
輝く季節への旅 プリンスエドワードアイランド
吉村和敏
2000年6月20日 初版発行
写真家、吉村和敏氏が写真と文章でつづったプリンスエドワード島の四季。たくさんの写真がものすごい迫力で迫ってくる。
11年間の滞在を含めて滞在日数は5年以上になるという氏の写真で、四季ごとに一緒に島を巡っているような感覚になる。花々はきれいだし、ブルーのロブスターはびっくりだし、クリスマスシーズンの家々のイルミネーションも幻想的。
読み終わって、すぐにでも島に飛んで行きたくなるのはきっと誰も同じなのでは?