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笑いっこなしの真剣勝負
いや、笑ってしまいました。だいたい設定からしておかしいですよ。桃太郎と金太郎にどうやって優劣をつけるっていうんですか。コーヒーと茶の対決の勝敗はどうやって決めるんだろうって、目次を見た時点から不思議に思いますよ。
そのオープニングを飾るのが、ソクラテスvs.釈迦。荘厳な音楽が響きそうな雰囲気の中で、視界が世界を飛翔する場面は、なんだか身の引きしまるような感じがしてたんですけどね。それが最後の最後で見事に落とされましたよ。肩から力が抜けました。わたしはこういうの好きです。
ラーメンvs.カレーは、一転して生活感あふれる設定。おせち料理にも飽きたころの正月の4日に、どっちを食べようかともめる夫婦の話。うーん、自分ならどっちだろう、と夫婦の言い分を読みながら楽しく悩める好試合。
大岡越前守vs.遠山の金さんは時代劇対決。前半は緻密な時代考証をしつつ、二人のひととなりをまじめに解説しているものの、後半になれば、やっぱりそこは清水義範。出ますよ、三方一両損と桜吹雪が。
いやいや、でも笑いすぎないように。対決する本人たちにしてみれば、雌雄を決する大舞台なんですから。。。でも、笑える。
【関連書籍】
ザ・勝負
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