永遠の清水義範トップページ清水義範の略歴と紹介文著作リスト(単行本と文庫本)検索と並び替えカルトクイズ掲示板関連リンク更新履歴と管理者の雑記
単行本  文庫本  アンソロジー

死神

よみしにがみ
著者清水義範
コードISBN4-04-180417-5
初出単行本に書き下ろし 
単行本ベネッセコーポレーション
 この本の単行本のページへ
1998/03/20
文庫本角川文庫2001/03/25
文庫解説島村洋子
分類長編
内容脇役俳優の夫妻が、たまたま名優の死に立ち会う。ワイドショーのインタビュー等をきっかけにして、夫婦のもとに華やかな表舞台の仕事が舞い込んでくるのだが・・・
その他 

芸能人の死がワイドショーの餌となる
 この本のタイトルだけを見るとホラー物かなと思うでしょ。
 確かに出だしではおどろおどろしい雰囲気があって、そら、でたぁーって感じで、あの世にではなくて、話に引き込まれてしまうんですけど、本筋はちょっと違う。
 昔はそこそこ売れたけど、今はちょい役をもらうのがやっとといったところの俳優と女優の中年夫婦が主人公。軽い気持ちで大御所俳優のお見舞いに伺ったつもりが、思ったより病が重く、彼の死に立ち会うことになってしまった。時代を代表する俳優の死に立ち会ったということで、中年夫婦はすっかりワイドショーの顔となる。これをきっかけに仕事が次々と舞い込んでくる。
 葬式があると必ず悲しい顔をして現場に立つ喪服の芸能リポーターが出てきたり、遺産相続でもめる一幕があったり、隠し子がひょっこり現れたり。何年か前に同じようなことが実際あったなあ、と思えるストーリー展開となっている。
 人の死は悲しいものだけれど、この話では、その死を自分の生活の糧としている人や、それをひとつの踏み台としてステップアップを図る人たちにスポットライトをあてて、「ほら、人間って、案外たくましく生きているんだね」と見せてくれる。
 ホラーではけっしてなくて、とても人間的なという意味のユーモアただよう作品なんです。

関連書籍
 スタア


オンライン書店でこの本を見る
Amazon.co.jp
アマゾン
bk1
ビー・ケー・ワン
楽天ブックス
らくてん
オンライン書店とは?
Googleで検索する
死神

ひとつ前に戻る

トップページ | 清水義範って誰 | 著作リスト | 作品を探す | クイズ | 掲示板 | 投票 | リンク | 更新メモ

[広告] 世間を騒がすオンライン本屋さん 永遠の清水義範 Catch The Dream Products