建築学会 関東支部 住宅問題研究委員会
2008年度
更新日 2008/9/14
更新情報
2008年5月 開設しました。
次回の住宅問題研究委員会のお知らせ
日時:2008年10月14日(火)18時30分〜20時30分
テーマ:こだわりの中古住宅の仲介事業を展開する東京R不動産 仮題
報告者:吉里裕也氏(株式会社スピーク 共同経営者)
経歴:1972年京都府生まれ。東京都立大学工学研究科建築学専攻修了。1998年より(株)スペースデザインにて、サービスアパートメント及びSOHOに関わる新規業態の立上げに従事すると共に、「BUREAU」「B-site」プロジェクトにおける企画・監理のリーダーシップをとる。2003年よりフリーランスとして、集合住宅・オフィス・店舗等の企画、デザインを行う。2004年SPEAC inc.を共同設立。
概要:
東京R不動産はユニークな中古住宅物件などの仲介事業を展開しているが、その運営元となっているのが株式会社スピークである。日本の中古住宅市場を活性化していくためには、適切に建物の価値を評価して、必要とする人々に紹介していくことが必要であるが、インターネットを利用して、魅力的な物件を紹介し、市場を拡大しつつある。東京R不動産のサイトを見ると、たとえば、昭和8年に建築された豊島区雑司が谷の長屋建ての住宅が次のように紹介されている。
「隣の住人がここに住みだしたのは何と昭和8年。そんな歴史を色濃く残した長屋がまだ東京にも残っていました。細工の施された木製の仕切り戸、ガラスをはめ込んだ欄間、壁には飾り戸棚。和と洋を織り交ぜた見事な空間です。部屋から窓を開けるとそこは鬼子母神社へと続く欅並木。そして玄関を出ると、そこにはあの手塚治虫が数々の名作を生み出した「並木ハウス」が・・。そう、この長屋の大家さんは、このあまりにも有名な「並木ハウス」の大家さんなんです。お風呂はありませんが、銭湯まで徒歩2分ばかり。巨匠達も通ったであろうこの並木道を、あなたも歩いてみてはいかがでしょう?」
洋室4.5帖、和室4.5帖、キッチン3帖、1階作業場約12帖分 家賃11万円
参照ホームページ:http://realtokyoestate.co.jp/estate.php?n=1925
会場:建築会館会議室(会館受付そば電光掲示板に会場が掲示)
*参加予定者は、資料の準備の都合がありますので、あらかじめEメールでご連絡下さい。申し込み後に欠席等する場合も、お手数ですがメールでご連絡下さい。
住宅問題研究委員会 主査 海老塚良吉
E:mail:ryou.ebizuka@nifty.com
日本建築学会関東支部住宅問題専門研究委員会は、首都圏を中心とする住宅問題について調査・研究を行い、シンポジウムや出版を通じて住宅政策に対する提言を行うことを目的としています。委員会は、住宅問題に関わる関東近県の研究者・実務者などの30名弱の委員によって構成されています。
活動としては、月1回の定例会で住宅問題に関する講演会や情報交換を行うほか、年度末の建築学会関東支部研究発表会でシンポジウムを開催、また年に1、2回実際に住宅や住宅地を回る見学会などを行っています。
日時:2008年9月5日(金)18時30分〜20時30分
テーマ:高経年マンションにおける選択肢ー再生及び建替えの実態と法構造
報告者:竹田 智志氏(明海大学不動産学部 日本大学法学・理工学部 青山学院大学法学部兼任講師)
参考資料:高経年マンションにおける選択肢 pdfファイル 約100kb
日時:2008年8月27日(水)18時30分〜20時30分
論題:既存住宅市場の現況
論者:小沢 理市郎氏(価値総合研究所)
日時:2008年7月7日(月)18時30分〜20時30分
論題:ドイツの環境に配慮した住宅事例
論者:濱田ゆかり氏(ひと・環境計画代表)
日時:2008年6月6日(金)18時30分〜20時30分
会場:建築会館会議室
論題:「ソーラータウン久米川での試みから:スタンダードな住まいを探して」
論者:伊礼智氏(いれいさとし)/伊礼智設計室
日時 :2008年5月15日(木)18時30分〜20時30分
議題:「200年住宅のすすめー長く使える家の経済学」
報告者:五十嵐 健氏(早稲田大学理工学研究所 客員教授 工学博士)
発表レジメ、議事録
「200年住宅のすすめー長く使える家の経済学」
(日刊建設通信新聞社刊、1680円
下記のWEBサイトからもアクセスできます。
http://www.kensetsunews.com/books/newbooks.php#200nen
日時 :2008年4月4日(木)午後6時30分〜8時30分
議題:日本における環境に配慮した住まいの変遷
報告者:中村美和子委員(武蔵工業大学環境情報学部 岩村研究室 研究助手・博士課程)
公開シンポジウム
日時 :2008年3月1日(土)午後1時30分〜5時00分
テーマ:コモンズと住宅地のガバナンス:住居集合における共同性の構築
要旨:
少子高齢社会・ストック時代における住生活の質は、住宅地、コミュニティにおける住民の統治能力(ガバナンス)に左右される。良好な住宅地・コミュニティを形成するための条件は、単なる親和性ではなく、居住者相互の多様な価値観を認めたうえでの「共同性」空間および利用制限であり、環境条件である「有限」への配慮である。一方、住民が当事者として地域に関与する動機形成のためには、だれもが共感し得る、魅力ある地域資源としての共有空間の質が問われる。少子高齢社会でのこの共有空間に求められる質、住民の統治能力によって創造可能な近未来の地域社会のありかたや住生活の質を検討する
平竹氏からは、地域共用空間としてのコモンズの管理・運営という観点からご著書で描かれている具体の住宅地における住環境について、竹井氏からは、集合住宅(戸建住宅地の集合性も含む)における、自治会的な共同性ではなく、管理組合的な共同性をベースとしたガバナンスについて報告していただき、現代日本の居住地において単なる和気藹々としたコミュニティではない、地域ガバナンスのための共同性を何に見いだすべきか、ガバナンスのための組織を形づくる要件などについて考える。報告者二人の「コモンズ」と「共同性」は、その意義も意味する次元も異なりながら、近い点に着目されているように見受けられるが、その違いが何なのかなどについても議論したい。
基調講演1:平竹耕三(京都工芸繊維大学特任教授) 発表資料(pdfファイル400KB)
基調講演2:竹井隆人(政治学者)
司会進行:海老塚良吉(住宅問題研究委員会副査)
萬羽氏による記録、コメント(pdfファイル27KB)、です。
関連ホームページのリンク先
これまで利用されてきた住宅問題研究委員会のホームページ(管理者前田昭彦氏)
船橋日大駅の高層マンション 高さ規制の遵守を求めるホームページ 海老塚良吉のホームページ(上記ホームページ開設者の個人のホームページで住宅研究の案内等が掲載されています)
参考資料
「伊藤忠 お粗末「不適格」億ション」『読売ウィークリー』2007年6月3日号(PDFファイル 約2MB)
地下室部分の容積率不参入を利用して、斜面地を利用して大幅に容積率を割り増す「地下室マンション」が各地で問題となり、大田区では2006年3月に条例の改正を行った。伊藤忠都市開発はその4ヶ月前の2005年11月に確認申請をとって地下室マンションの建設に着手し、かつ、マンション販売の2006年4月から6月までは、条例改正を販売担当者が知らなかったとして、重要事項説明をしないで契約締結をする。
下記の本がお勧めです。
塩崎賢明編『住宅政策の再生』日本経済評論社、2006年4月、、3200円
第14章 マンション乱開発と新しい規制 3 「絶対高さ」規制 p285-288
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