12月の日記とエッセイ
2005/12/30(金) 過去は変えられる

終わりの30分くらいしか見られなかったけど
さっき、金八先生のドラマを見ていたら、その言葉に
圧倒された。いや、衝撃を覚えた。
ドラッグに悩む教え子に、叱るような励ましで
言ったその言葉。
「今を変えれば
過去は変えられるんだ」
私の中で、その言葉に
命が宿った。
どうしてそれに、今まで気付かなかったんだろう?
たぶん、きっと、恐らく今まで、人生の中で私はいつも
「過去は変えられない」そのことを
ずっと言い訳にしてきたんだろうな。
ずっと何かを見捨ててきたんだろうな。
過去は変えられるんだ。
今さえ変えれば、いつだって、この僕たちは。
遅くはない。
すべて、今から間に合うんだ。
2005/12/31 0:15:31
2005/12/30(金) 少年時代の憧れのスーパーカー

先日、休みの日に、奥さんと車で買い物に出掛けたら
助手席で奥さんがいきなり笑った。
「きゃははは!何!あの車!ゴキブリみたいに
ぺしゃんこになってるみたいでとても変!」
「へ?」
と思って私がチラッと横目で見ると
そこにはなんと、あのスーパーカー
ランボルギーニ・カウンタックが
私の車のすぐ隣の車線を走っていた。
「うげぇ!ありゃカウンタックじゃん!」
少年時代、スーパーカーブームの流れに
どっぷりとつかっていた私の心はぶるんぶるんぶるんと
うなるようなエンジン音で全身が震えた。
「カウンタック?何それ?あれって有名なの?」
奥さんは、当時私の憧れだった超スーパーカーを
目の前にして、のほほんとそんなことをぬかす。
「何言ってんだよ!カウンタックって言えば
確か日本に3台しかない(注;約30年前に聞いた話。今はどうだろう?)
すんげー車なんだよ!」と私はテキトーなことを言って
心は平気で少年時代に逆戻り。とにかくそれくらい、私は驚いた。
(だって生まれてはじめて見たのだから。)
そういえば、そんなものに熱中した時代があったんだなぁ
なんてね、しみじみと思った。
あの頃、仮面ライダーのときと同じように「カード」が流行っていたっけな。
何枚も集めて、手帳に入れて、お目当てのスーパーカーに
当たるまで、何度も何度もカードを買ったりして。
でも、ブームが廃れた頃、私の気持ちも同じように
どっかに行って、いつしか忘れてしまったんだなぁ。
今じゃ私の乗ってる車は、どこにでもあるような普通車で
10年前に新車で買って、今じゃフロントミラーのところの
塗料が随分はげかかっている。
人みたいに、車も年を取ってゆくんだな。
「ねぇ、そろそろ車を買い替えましょうよ」
と炊飯ジャーでも買いかえるみたいに、奥さんは思いつきで
そんなことを言う。
「でも、そんなお金、どこにあるの?」
「違うよ、軽に替えるのよ。だって税金だって安いし
車検だって違うでしょ!」
確かにそうだ。
私の場合、車は故障しないで走って荷物が
ある程度はいればそれで満足。デザインとかメーカーとか全然、平気。
あのスーパーカー少年は、どこへ行っちゃたんだって感じだ。
でも、私のあの頃の気持ちは、まだ、心のどこかに残っているらしく
思わずぼんやりとつぶやいた。
「でも、軽かぁ・・・
やっぱ、せめて普通車じゃなきゃ・・・なぁ」
「え?なんですってー?」
(ほとんどあのドラマ、観月ありさ状態。)
「いや、なんでも・・・」
スーパーカーにあこがれていた
かつての夢多き少年時代の
私のほんのささやかな(無力な)抵抗。
2005/12/30 0:34:45
2005/12/29(木) 図書館からの手紙

ある市の図書館からこんな内容の手紙が届きました。
それは私の本「それでもお客様は神様ですか?」を
録音図書としての作成を許可していただけないでしょうか?
とのことでした。
私ははじめて知ったのだけど、このT市という街の図書館には
「録音図書」というサービスがあるのだそうです。
それは視覚障害者等のために著作物をCDに録音した別の形の”聞くための本”。
現行著作権法では、それを作るのに著作権者の承諾を得ることが必要とのことで
こうして手紙が届いたということでした。(出版社経由で。)
こんなサービスがあるなんて。
あぁ、なんて素敵なことなんだろう。
もちろん、私は承諾をしました。こちらがお願いしたいくらいに。
こうしてより多くの人たちに、私の本に触れることができるなんて
こんなうれしいことはありません。
また、私の本が、私の言葉が、人の声で残るというのも
私にとってもこの上ない喜びです。
今回、そのきっかけになったのは、そういう障害を持たれた方が
私の本の「録音図書」を希望されたということらしいのです。
なんてうれしいことなんだろう。
本当に感謝の気持ちです。
それにしても、一体、どんな方なんだろう?
どこで私の本を知ったのでしょうか?
私のこのHP(日記)を見ることも難しいかもしれませんから
誰かが私の本を薦めてくださったのでしょうか?
その疑問はつきませんが、まるでもらったプレゼントの
その中身を想像するような、そんな落ち着かないわくわく感で
心の中をスキップしたくなります。
本当にありがとう。
その人に、図書館に携わっているすべての方に
そして、私の日記を読んでくださっている、目の前の大切なあなたに。
こんな私の日記ですが、こんなちっぽけな私ですが
想いはちゃんと果てしなく、どこまでも届くものなのですね。
何度かくじけそうになったけれど
今までこうして続けてきてよかった。
本当にありがとう。
もう一度、感謝をこめて。
青木詠一(EACH TIME)
2005/12/29 10:15:55
2005/12/27(火) この程度の小さな私に

一日ずっと、何か納得のいかない不満を
ずっと抱えて小さく続いたイライラが止まらずに
自分に嫌気が差していた。
鏡を見ながら私は思った。
「私よ、この程度の人間なのか」と。
こんな自分に尋ねてどうするんだ?
私から何も得るものはないのに。
水道の冷たい水が、私両手を痛めつける。
こんな水でさえも私は、嫌われているような気がした。
”やがてひとりになるような気がする。”
誰かをただ、痛めつけたい気持ちで言葉を
投げつけながら、私はそう思っていた。
こぼれた気持ちは、もう、誰にも止められない。
ただ、ぬるりとこぼれ落ちてゆくだけだ。
もうすぐ私は、大きな過ちに気付くんだろう。
きっと、後悔するんだろう。
そう思いながら私は、また、言葉を投げ捨てている。
誰かを傷つけたいがために。
私は傷ついたのだろうか?傷つけられたのだろうか?
見えないけど、心は痛がっているんだろうか?
どうすれば、直るんだろうか?
疑問ばかりが私に尽きない。
私は誰に聞くのだろう。
誰が答えてくれるんだろう。
この程度の小さな私に。
2005/12/28 0:42:55
2005/12/26(月) 12歳の私へ 32の質問。

私の大好きな作家のひとり、柳美里さんのサイトを久しぶりに見てたら
こんな素敵なページがあった。
「12歳の頃のあなたへ 32の質問」
質問の内容が、ちょっとばかり変わっていて
とても柳美里さんぽかったので、思わず私もしてみたくなった。
というわけで、今日はこの32の質問にシンプルに答えてみたいと思う。
尚、”12歳の頃の私”と”今の私”で書いてみたらちょっと面白いかなぁと思い
答えは2パターンで書いてみた。
もしかしたら、意外な自分が発見できるかも?
みなさんも、よろしかったらお試しあれ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
12歳の頃のあなたへ。32の質問。
1 夢はよく見るほうですか?どんな夢ですか?
12歳 よく見ます。ヤマトやガンダムみたいな宇宙の夢が多かったような。
今 よく見ます。よく写真を撮ってたり、美しい風景を眺めたりしている。
2 霊、あるいは霊的存在を信じますか?
12歳 信じます。夜、おしっこにも行けないくらいに。(本当に)
今 信じるとかそういう以前に、そういうのも”あり”なんだろうなと思う。
こんなちっぽけな人間のまだ知らないことなんて、無数にあると思うから。
3 雨は好きですか、嫌いですか?その理由も教えてください。
12歳 好き。ひとりで遊べるから。
今 好き。愛がよみがえるから。(笑)
4 傘をささずに雨の中を歩いたことがありますか?
12歳 ある。傘を忘れて友達んちから帰るときに。泣きながら。
今 ある。クレームで急いでお客さんの家に行って、初期不良の
温風ヒーターを店に持って帰ったとき。両手がふさがって
傘が持てなかった。(街でかなりの不審人物になっていた。)
5 ひとりで食事をしたことがありますか?
12歳 ある。母の勤めてた大衆食堂で昼飯を食べに。(母は仕事中)
今 ある。ひとり暮らしをしていた頃。弁当を食べながらコーラを飲んでた。
6 秘密のノートのようなものを持っていますか?どんなことが書かれてますか?
12歳 持ってる。確かガンダムやヤマトといったアニメのイラスト。
今 持ってる。完全な秘密じゃないけど、この日記やブログかな。
7 夜、眠りに落ちる前に、布団の中でどんなことを考えてますか?
12歳 耳鳴りがひどかったので、いつもその音を聞いては「なんなんだっ?」と思ってた。
今 試合後のサッカーチームみたいに、その日の反省をしている。
8 知らない言葉の意味を辞書をよく引いて調べるほうですか?
12歳 調べない。国語が嫌いだったから。(一度、0点をとった事がある)
今 よく調べます。日記を書く上での必要性にかられて。
(昔、クレーム日記がたくさんの人たちに読まれていた頃、
スマップの「仲居君」のことを「中居君」と、字を間違って書いて
多くの女性の読者から集中砲火を浴びたことがある。言葉の意味じゃないけど、
その反省から、ネットでわからない漢字(特に人名)は必ず調べるようにしている。)
9 動物や物に名前をつけたことがありますか?
12歳 ある。飼い犬や猫に。ライダーとか、クロとか。
今 ある。初代パソコンに。命名 ごんざえ門。
10 お誕生会をしてもらったことがありますか?
12歳 ない。家族で以外、記憶にない。
今 ない。(というかこの歳では無理がある)
11 自分を置き去りにして親がいなくなってしまう思いにとらわれたことがありますか?
12歳 そんな夢を見たことがある。そんな状況はありえないけど、一番怖い夢だった。
今 ある。いつしか年をとってしまった母への想いから。
12 気になっている異性の子はいますか?
12歳 います。森雪とかセイラさんとか。
今 いません。(いたら怖い結果になります)
13 お父さんに肩車されたことがありますか?もしあれば、そのときの状況は?
12歳 たしかある。野球観戦やお祭りのとき。父の機嫌がよかったときかな。
今 その父はもう、十数年前に亡くなってしまった。(生きていても今じゃ、無理)
14 繰り返し読んでいる昔話や絵本はありますか?
12歳 寝る前に「恐竜の秘密」とか漫画で描かれた教育本を何度も読んでた。
(「秘密シリーズ」という学ぶ漫画本。愛読書で10冊くらい集めていた。)
今 絵本 「こんことり」。繰り返しといっても一年に一回くらい。私の大好きな絵本。
15 交換日記をしている友達はいますか?
12歳 いない。
今 いない。(当たり前)
16 「父親の靴」から連想するものは何でしょう。
12歳 早歩きで帰ってくる父の背広姿と、僕を見つけて右手を上げて喜ぶ姿。
今 12歳の頃と同じ。とにかく大股で早歩きをする人だった。(そのとき靴がよく目立った)
17 楽器が弾けますか?弾ける楽器がない場合は好きな楽器を答えてください。
12歳 たて笛。よくアニメのテーマソングやBGMを、楽譜もなしで勘で吹いていた。
今 弾けない。好きな楽器はピアノ。ギター。人間みたいな感情の幅の大きさに。
18 好きな季節はいつですか?
12歳 春。自分が生まれた季節だから。
今 冬。今が冬だから。(夏には夏が、秋には秋が好きになる。)
19 孤独を感じますか?
12歳 ひとりで眠るときに。(すぐになかなか寝付けなかった)
今 仕事で大勢の中にいるときに。
20 白昼夢じゃないけど、超状体験をしたことがありますか?
12歳 真夜中の満月で、真昼なみに周りが明るかったこと。
(僕一人、目覚めて庭の真ん中でそれを唖然とした気持ちで眺めていた。)
翌朝兄は”寝ぼけていたんだろう”と言って信じてもらえなかった。
今 ちょっと昔、金縛りが頻繁に起きて、その度に、幽体離脱したような感覚を覚えた。
(壁をすり抜けて、空を飛んでる感覚。おかしなことに、ちゃんと風も感じていた。)
21 沈黙していてもお互いに理解しあえると確信できる相手はいますか?
12歳 いない。(というか、よくわからない)
今 いる。妻。母親。小学6年の娘と3年の息子。
22 授業参観が好きですか?お父さんやお母さんが学校にくることをどう思いますか?
12歳 嫌い。勉強ができなかったのと、恥ずかしいのと。
今 今思い出してみても、あまり、その記憶がない。親が仕事で忙しかったんだと思う。
23 好きな先生はいますか?
12歳 小学3年の頃のY先生。(とてもやさしくて、きれいな先生)
今 12歳の答えと同じ。でも、私が高校1年の頃、突然、亡くなってしまった。
24 大切な友達が引っ越してしまったことがありますか?その後、その友達とはどうなりましたか?
12歳 天国へ引っ越してしまった。その後、布団の中で泣いた。
今 12歳の答えと同じ。12歳の頃の私の一番の友達で、翌朝、新聞でその知らせを知った。
その前日のこと、その友達から学校で「話したいことがあるんだ」と笑顔で言われ、
結局そのとき、その話を聞けなかったのが今も小さな心残り。(たぶん、あれは、新聞に
載っていたように、お父さんと夜釣りに出掛ける事だったんじゃないか?と今では思っている。)
25 逢いたくても逢えない人はいますか?
12歳 亡くなった友達。
今 父親。何度も引越しするうちに、いつしか、連絡の取れなくなった友達。
そして、ネット上のたくさんの友達。
26 この世に生まれてきてよかったと思いますか?
12歳 12歳の僕に、この質問はまだ難しいと思う。
今 どちらとも言えない。まだ、その答えを探している途中。
27 ロウソクの炎の前で誰かと語り合ったことがありますか?
12歳 修学旅行のときに、あったような、なかったような。
今 停電のときに、あったような、なかったような。(ロマンがないなぁ)
28 結婚とはどのようなものだと思いますか?
12歳 12歳の僕に聞かれても・・・ねぇ。
今 「結婚とは?」を答えるのは「人生とは?」を答えるようなものだと思う。
生きたいと思ったから生きている。結婚したいと思ったから結婚している。
その理由を、人類の今の言語では、まだ、たぶん説明できない。
29 不安になると思わず出てしまう、癖のようなものはありますか?
12歳 後ろ首の綿のような短い髪の毛を束にして指でクリクリする。(当時の癖)
今 うろうろする。(仕事の現場で。情けない。)
30 あなたの記憶にある一番古い曲はなんですか?
12歳 「友達よ泣くんじゃない」歌 坂本九。
今 12歳と同じ。たしか、兄に無理やり教えられ歌わされた。(なぜなんだ?)
31 七夕の短冊にどのような願い事を書きますか?
12歳 人類が平和でありますように。(宇宙戦艦ヤマトの影響だと思う)
今 乙姫と彦星に「実際のところ、その恋愛関係で、今、どんな心境なのか?
私にだけこっそり教えて下さい」と書く。(冗談です)
「健康でありますように」と書く。(平凡です)
32 観覧車に乗ったことがありますか?そのときどんな気分でしたか?
12歳 まだ、乗ったことがない。
今 もちろん、乗ったことがある。とても怖かった。(少し高所恐怖症気味の私)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・以上です。答えるのに気付けば1時間もかかってた。
(何の役にも立たないことを!!)
正直、こんなに疲れるとは・・・。でも、書いていてとても楽しかったです。
(みなさんは、どう思われましたか?)
それでは明日も仕事が早いので、お休みなさい。
2005/12/27 0:29:49
2005/12/25(日) ローマの休日

また、やってしまった。
何度同じ間違いをしてしまえばいいんだ?
別に深刻な話じゃない。
ちょとした問題だ。
もったいぶっていたって、しょうがない。
とにかくそれは「ローマの休日」なのだ。
あのヘップバーンの「ローマの休日」。
先日、テレビでやってたやつ。
私は今まで「ローマの休日」をちゃんと見たためしがない。
毎回、私はこう思っている。ちゃんとテレビ録画をしておこうと。
でも、それを忘れてしまう。
なぜか、「ローマの休日」に限ってこの私は。
「そんなにちゃんと見たいなら、レンタルビデオで借りればいいじゃん」
というやり方もあるんだけど、たまにしかレンタルビデオ屋に行かない
私にとっては、どうしても新作ばかりが目に行ってしまう。
古い映画なんて、「いつでも見れるじゃん」みたいな感覚で。
それに・・・「どうせ、テレビでいつか、必ず放映されるから、
録画すればいいか」と、私はそのたびに思っている。
そして、そのたびに録画を忘れてる。
なんなんだ、私は?
だから私にとって”ローマの休日”は、いろんな事情が見事に絡まって
なぜか「最初だけ」か、「まん中だけ」か、またはその「終わりのシーン」だけだか
それしか見たことがない。
そのたびに「なんて素敵な映画なんだ」と感心しつつ、今度は絶対に
全部見てやるんだ!とひとり、心に誓っている。
でも、それを忘れてしまうんだなぁ。
なんでだろ?
毎年、最低一回は
テレビ放映されているというのにぃ!
(つい、愚痴になってしまいました。)
2005/12/26 0:49:50
2005/12/24(土) 君にメリークリスマス

どんなに哀しくて泣きたい夜も
どんなに寂しくて消えそうな雪も
君のあの小さな笑顔が
この言葉だけで また生まれる。
大切なこの想いだけは
ずっとあなたに届きますように。
君にメリークリスマス。
Happy Merry Christmas !! by Eiichi Aoki 2005/12/24 1:15:07 |
2005/12/22(木) プレゼント

今日は子供たちは終業式。
明日からは冬休み。
(午前中に、学校から帰ってくるなり通信簿を渡して
そして、走って遊びに行った。 ・・・逃げたのか?)
そして、偶然にも、私も妻も休みだった。
久しぶりにふたりでショッピングに出掛けた。
私のカバンと靴が随分とくたびれたので
それを買うのが目的だった。
私はあんまり、デザインとかブランドとか
(お金がないからということもあるけど)気にしない。
いや、まったくといってもいいのかもしれない。
とにかく、安くて使い勝手がよければよい。
服に例えれば、上下安物のジャージが一番!といったような感じだ。
「でもね、あなたの場合、安物を買ってすぐにダメにするんだから
今回は少々高くったって、ちゃんと品質で選ぶんだからね」と
なにやら奥さんはやる気である。
それもそうだなぁと、私も少しはやる気(買う気?)を出してみた。
いろんな店を回って、めんどくなって、もう、この安いのでいいや、って
思ったけど「あっちに行こ!」と奥さんが手をひっぱって
私の気持ちを寸前で阻止する。
そうこうするうちに、とても素敵な靴とカバンに私は出会った。
値段もどちらも7千円前後ととても手ごろだ。
(カバンは山本寛斎デザインだ。靴も結構、機能的でとてもおしゃれ。
ちなみに、それまで履いていたビジネスシューズは2千円なり。安すぎっ!)
「いいじゃなーい!」と二人とも同じように声をあげた。
ここまでくるともう、目が慣れていて、奥さんも私の好みを知り尽くしている。
そうして、その素敵な靴とカバンを、私は手に入れたのだった。
(その後、5千円お買い上げごとの抽選会もやっていたので
3回やってみたら、なんと、そのうちのひとつがずばり2等賞!
サンタの衣装を着たきれーなお姉さんが「おめでとー!」と言って、
カランカランと鐘を鳴らした!2千円分のお買い物券をゲット!あとは残念賞の飴玉2個)
ちょっと興奮がまだ冷めないうちに、ふたりでケンタッキーでちょっと一休み。
ほかほかのチキンバーガーと、コーラがしゅわしゅわっと、久しぶりにおいしかった。
あぁ、こんな買い物、本当に久しぶりだった。
こんなふうに楽しくて、うれしくなるような買い物は。
大型ショッピングセンターの中央には、大きなクリスマスツリーが飾られていた。
エスカレーターをふたりで下りながら、きれいなツリーをぼんやりと眺めた。
ふと、私は彼女に言った。
「ありがとう」。
すると彼女は、とても不思議そうな顔して
私を見上げ、それから、ちょっと大げさに笑った。
「何言ってんの?だってあなたのお金じゃないの」
「うん、でも、そう言いたくなったんだ」
「変なひとー!」
私の気持ちは、どうやらちゃんと伝わらなかったみたいだ。
でも・・・わかってくれてるから、もう、いいや、と思った。
いろんなことがあったけど、いろんなことがこれからもあるだろうけど
流されるような日々の中で、お互いに少しは流されず、時々はこんなふうにして
一日を大切に過ごせたら・・・なんてね、思ってみた。
「でもね、安心して。
私もね、ちゃんとこの前、ネックレスを買ったから!」
・・・さっきの言葉、撤回!
2005/12/22 23:54:53
2005/12/21(水) ふたりの気持ち

芸能ニュースは、あんまり興味はないんだけれど
さっき、ヤフーのニュースを見てたら
吉岡秀隆さんと、内田有紀さんの離婚の記事を見て
少し心がカランカランと転がった。
私にとって、二人とも俳優として女優として好きだったので
(今も好きだけど)なんだか少し寂しい気持ちになった。
離婚の理由に、「彼女がその孤独に耐えられなかったようです」と
書かれてあって、大きな見出しは「孤独に耐えられず離婚」と書かれてある。
なんだそれは。
もちろん、記事の半分以上、どこか間違ってると思うので
そのまま信じることはしないけど、ただ、その言葉って矛盾してる。
「孤独だから離婚する」。
じゃぁ、離婚したら孤独でなくなるのか?
いや、その先の孤独を決定的にしただけじゃないか。
もちろん私は、有紀さんを責めてるわけじゃない。
彼女の本当の気持ちなんて、誰にもわかりはしないんだから。
ただ、そういう言葉を選んだ記事に、私はどうも納得がいかない。
孤独って何だろう?離れるってなんだろう?
「孤独」というあの思いは、なんとなく私にもわかるけれど
孤独だから別れるというその気持ちは、私にはわからない。
恐らくは「孤独」というその”苦しさ”に耐え切れなくて、というのが
本当の意味なんだろうけど、それでも別れるという苦しさは
大丈夫なのか?と、やはり矛盾を感じてしまう。
私はかなりひねくれてるのか?
いや、というより見渡せば、世の中の矛盾の多さに気付かされる。
車という早い乗り物に乗りながら、スピード違反をしている。
店ではいいお客がそれを黙って損をして、クレームで脅したお客が得をしている。
その矛盾が一般的になって、誰かがびしっと指摘しようものなら
「何をいまさら」と、なんだか鼻で冷たく笑われてしまいそうな感じだ。
もっと人はそういうことに、怒りを忘れてはいけないんだろうな。
いい人で居続けるよりも、自分をさらけ出したほうが勝ちだ。
もっと人は怒っていいし、時には空き缶を蹴飛ばすような
想いであってもいいんだと思う。
もう、人は、よそよそしい”いい人”を卒業しなきゃ。
(密かに私自身に向けた言葉)
今、願うことは、それぞれのほんとの気持ちはわからないけれど
いろんな多くの別れの中で、二人のその先の人生が
それでも気まぐれに、いつか重なり逢うように。
別れても二人はちゃんと同じ地球の上で、
同じ時を生きているんだから。
2005/12/22 0:45:35
2005/12/20(火) 冬でござんす

今日、ふと、思ったこと。
なんで「お正月」は”お正月”って言うんだろうか?
直訳(?)すれば、一月一日から三日、五日あたりが
正しい月とでもいう意味なのだろうか?
(もしかしたら、今、私はものすごく恥ずかしい質問をしているのか?)
まぁ、ネットで調べれば、その由来はすぐにわかるんだろうけど
今までずっと、何の疑問も思わなかったものが
ふと、不思議に気付いてみると、まるで「太陽にほえろ」の
ジーパン刑事みたいに「な、なんじゃこりゃ〜」と手のひらを見つめて
思いっきり叫びたくなる。ま、どうでもいいことなんだけどね。
さて、今日は休みだった。
なんだか随分と久しぶりな気がする。
こんなにゆっくりと休めたのは。
でも、今日の夕方、ガラス屋さんが来た。
実はおととい、強風のために、台所に通じる部屋のドアガラスが
めちゃくちゃに割れてしまったのだ。
外にあるドアでもないというのに、どうして部屋の中のドアガラスが割れたのか?
その状況を説明するのは、少し難しいんだけど、ただ、そのとき、
奥さんはベランダの窓を開けて洗濯物を干していて、ちょうどそのとき、
娘(小学6年)が遊びに行こうとして、玄関のドアを開けた瞬間、
偶然強風が吹いてきて開けた窓と開けた玄関のドアとで風の通り道が出来てしまい
その通り道上にあった台所のドアが思いっきり開いてしまい
バタン!とものすごい勢いで閉まって、そして、ガラスが粉々に割れたのだ。
(はぁ、はぁ・・・説明に少々疲れた。)
私は現場にはいなかったけど、それはものすごいことになったらしい。
せめて、誰もケガをしなかったのが、不幸中の幸いだった。
すべてはたまたまの偶然が、重なって起こってしまったものだった。
直しに来た中年のガラス屋の気のいいおじさんが「こりゃまた派手に割れちゃったねー
木枠まで壊れてるよぉ。どうしてまた、こんなになっちゃったの?」と
目が点になりながら聞いてきたので「実はかくかくしかじか・・・」と
さっきのややこしい説明を、長々と私は話したのだった。
「こんなに壊れたの、僕、はじめてだよー」とおじさんは笑ってた。
でも、私は全然笑えなかった。
だって、修理代とガラス代とで、支払い金額2万円なり。
(敗れていた網戸もついでに直してもらった)
おかげで先月、私が体を壊しながら、夜遅くまで働いたわずかな残業代が
これですべて、吹っ飛んでしまった。
このために私は頑張ったのか?と思うとやりきれないので
頑張って思わないことにした。まぁ、人生とはこんなもんだ。
というわけで、夕方は家でゆっくり休めず、ドタン、バタンと
ガラスがついて、部屋の暖房がようやく効くようになった。
でも、私の財布にはひゅーん、ひゅーん、ひゅるるんひゅるるんと
北風小僧の寒太郎が、今年も元気にやってきている。
あぁ、風は冬でござんす。
いろんな意味で。
2005/12/20 23:13:50
2005/12/18(日) 過去に見た同じ夢

とても不思議な夢を見た。
それは、過去に見た同じ夢だった。
ちょうど「ハリーポッター」の映画が、40%くらい楽しめないような、
ちょうどエルム街の・・・なんだっけ?タイトル忘れた。
ああ、そうだ。「エルム街の悪夢」が10%くらい怖くないような
そんな夢を見た。(わけわかんないね。)
夢を見ながら私は夢の中で驚く。
「これって、確か、2、3年前に見た夢とおんなじだ!」と。
そういうことって、誰にでもあるんだろうか?
夢の内容は、もう靄にかかって、まったくうまく思い出せないんだけど
とにかく、私はどこかの広い部屋の中にいて、そこにはテレビがあって
ソファがあって、そして私の友達らしき人たちが数人いる。
そして、私たちは悪魔か何かに呪われているらしく、でも、怖いほど呪われても
ないけど、何かテレビゲームを楽しむように、その悪魔たちと戦っている。
(いや、戦っているというほどでもないんだけどね)
相手は魔法で私や友達を困らせるので、私も魔法でそれをやめさせようと
なんかへんな術を使っている。(どんな術かは、もう思い出せない。)
何を意味するんだろうな?こんな夢は。
私にただ、進歩がないのか。それとも何かのメッセージなのか。
たまに、昔見た「夢の続き」を、気まぐれに見ることがあるけど
(その場合、私は空を飛んでることが多い)
昔見た夢を、そっくりそのまま見るってことは、なんだか意味があるようで
ないような気もする。というか、結局ないんだろうな。何も。
あぁ、どんな夢だったのか、もう一度、私は思い出したいなぁ。
でも、その余韻のような雰囲気だけが、私の頭に残っているだけで
なんだかとても、すっきりとしない。
いやだなぁ。
喉まで出かかっているんだけど。
過去に見た夢の繰り返し。
この次はどんなときに見るんだろう・・・。
2005/12/19 0:38:52
2005/12/17(土) 嘘と真実

あまり、こんなことを書くと
いろいろと問題はあるんだけど、最近、やたらと
ナショナル製品のお詫びのテレビコマーシャルを目にする。
確かにそれで不幸なことになった方もいらっしゃるということだし
それはまったくもって当然のことだし、当事者にとっては
まだ誠意が足りない!と怒り心頭に言うだろう。
もしもの場合、それは命にかかわる問題だ。
(CMも、くどいくらいにそういっている。)
これ以上被害者を出さないためにも、これはメーカーの使命ともいえる。
ただ、企業の不祥事があるたびに、お詫び広告といえば
新聞の片隅に、社名も文章も同じくらいちっちゃな文字で
何が書いてあるのかわからないような、何かごまかすような
「ま、とりあえず、形だけね」と言う様なものに比べたら
(私はそういう小さなお詫び広告を、”なんだこのやろう”と言う気持ちで
決して見逃さず、少し乱暴に読んでいるのだ。)
あくまでも、それに限定して言えば、ほんの少し、心の片隅で
ちっちゃなエールを送りたくなる。
かつては家電店で十数年も仕事をしていた私なので
そんなふうな想いがあるのかもしれない。
それにもしかしたら、私はその製品を「おすすめですよ」と言って
お客様に販売してしまったかもしれない。
となると、知らなかったとはいえ、この私も
もしかしたら加害者の一人になるのかもしれないのだ。
・・・と、ここまで書いていて、ほんの少し、心が騒いだ。
本当にそれは正しい想いなのだろうか?と。
もしも、それがメーカー側の、負を利用した販売戦略だとしたら
見事に私は騙されているわけで、もちろんそれは、私の安易な
想像にすぎないし、実際にそのメーカーに勤めている方がこれを読んだら
それこそ「なんだ、このやろう」では、きっと、すまないことだろう。
最近私は、(いや、もう、かなり昔からかもしれないけれど)
相手を良く思う反面、「いや、まてよ」と悪く思う気持ちが両方
心の中に存在する。
そのほとんどの場合、どっちが正しいのか私にはわからない。
だったら、最初から、こんな曖昧なことなんて
ネットに書かないほうがいいじゃないか。
書かないほうが、無難なことには違いないじゃないか。
確かに自分でそう思う。
別にココでナショナルを「よく、そこまでやれたなぁ」と
誉めたいわけでもないし、「どうせやるならCMで責任者が頭を下げろ!」と
クレームを言って、無茶苦茶に責めたいわけでもない。
ただ、何が真実なんだろうか?と本当に心でそう思ったとき
どうすれば今の世の中で、それを知ることが出来るんだろうか?と
私はただ、思うのだ。
テレビで「証人喚問」とか、罪を疑われている人たちを見ていると
みんな悪者に見える。誰もがみんな、見えないところでぺろりと舌を出し
嘘をついているような気がする。
また、その反面、本当は、その人にとっての正しいことを
その人は言っているのかもしれない。
本当は、それほどその人は悪い人ではなくて
ただ、そんなふうに、事実が捻じ曲げられてしまっただけの
いわば、ただの被害者のひとりなのかもしれない。
そう思っていくと、なんだかわけが分からなくなる。
それで真実がわからないからと何も想いを書かなければ
時が何も得もしないままに過ぎ去って行くだけのような気がする。
正しいこと。間違ったこと。
子供のころは、とても簡単に大人に教わったというのに
大人になるにつれて、それが、だんだんわからないものになる。
どうしてなんだろう?
それはとても単純なことのはずなのに。
本当は私はわかっているのかもしれない。
本当は私は何もわかっていないのかもしれない。
ただ、長く人生を生きていると、こんな社会の中にいると
正しいことが明日には間違ったことになっているし
間違ったことが、次の瞬間、正しいものになっている。
そんなことの繰り返しに
少々、心は疲れてしまう。
もう、いいよ。別に・・・。という、つい投げやりな気持ちになる。
季節はいつも、同じ美しさを繰り返して
私達の心を癒してくれるというのに
社会はいつも、変化し続けなければ
生き残れないような息苦しさを抱え続けている。
そう思うと、ただ、黙って散っては、また同じように咲いてゆく
花すら私達はいつまでもなれない。
本当はその同じ繰り返しが、とても大切なことかもしれないのに。
生き残るということよりも、終わりをちゃんと私達は迎えて
そして、ちゃんと花を咲かせる生きる術が必要なんじゃないだろうか?
そう書きながらも私には、その意味が漠然としていて
具体的にどうしたいのかはわからない。
つまりは、何もわからない。
ただ、心に想う事は、「ダメになって終わってもいいんだ」ということ。
そうすることで、正しいことが見えてくるような気がする。
今日もあのテレビCMが、人々にお詫びを繰り返している。
「探しています。すぐにフリーダイヤルまで」「もしくは現金で引き取ります」と。
そして、それを見た人たちは「自分じゃなくてよかった」と
そんなふうに思っているのか・・・。
2005/12/18 0:19:10
2005/12/15(木) 親友失格

とても懐かしい人からメールが届いて
うれしくって、うれしくって、すぐにでも返事が書きたくて
気持ちよく氷をすべるように、わくわくしながら
読んでいたら・・・そこには哀しい言葉が書かれてあった。
それは「頑張って下さい」と、とても簡単な励ましでは
すまないような、そんな哀しい言葉だった。
本当に頑張っている人に、「頑張って」とは言えないけれど
同情するような言葉をかけるほど、私はたぶん、大人じゃないし
その人の本当の哀しみも、きっと何もわかってない。
ただ、単純に哀しいという子供みたいな感情が
私の心を押しつぶすばかりで・・・
こんなとき、なんて言えばいいんだろう?
それなりに、この人生を生きてきて
たくさんの言葉を知り得てるはずなのに
その、たった一言が、この私には見つからない。
もしかしたら、そのひと言を、その人は
求めているのかもしれないというのに。
「親友失格」。
レスのためのメール画面は、
まだ、雪のように白いままで
静かに想いは積もってゆくばかりで・・・
まだ、言葉が見つからない。
2005/12/16 0:07:22
2005/12/13(火) 忘れてしまった当たり前のこと

最近救われた言葉。
それは病院の待ち時間で、何気なく読んだ小さなエッセイだ。
(そうそう、私の腹痛は、とりあえず、急を要する病気ではなかったみたいです。
でも、それとは全然関係ないんだけど、ちょっと肝機能が悪いことが見つかって
規則駄々しい、あ、ミスタイプ。規則正しい食生活とお酒は控えましょうだって。
何しに病院に行ったんだか・・・やれやれ。)
以下、その一部を引用。
「そうだよな、しょせん他人なんて、誰もそんなに私を必要と
しているわけじゃないのだ。
そのことを思い知ると、かえって気が楽になる。
誰にも応えなくったって、私は生きてていいんだな、って。
この取るに足らない自分でいいじゃん。
半ばヤケくそにそう思ったときの爽快感・・・」
田口ランディ「雨とフラダンス」より。 |
彼女の言葉はこんなふうに、話し言葉で何かに気付かせてくれる。
まるで、少し仲のよい友達と、電車のわずかな待ち時間で
何気なく交わした言葉みたいに。
本当にそれは、別にすごい発見でもなんでもないんだけれども
私達がいつしか忘れてしまった、そんなごく当たり前のこと。
こんな気持ち、思い出させてくれてありがとう・・・
思わずそんな素直な言葉を、ほろっと本に言いたくなる。
病院の待合室で、思わず涙がじわっと目に溜まりだしたので
あわてて堪えていた私だった。
たぶん、この頃の疲れや悩みのせいで、いろいろと思い通りに
いかないことの多さに苦しんでたちっぽけな心が、
うまくスコーンとヒットしたんだろう。
まったく、涙腺の弱すぎる自分がイヤになる。
ランディさんのエッセイは、ときどき、神がかりになりすぎる時があって
ちょっと近寄りがたい気分にもなるんだけど
それはたぶん、彼女が知っていることと、私の知らないことの差なんだと思う。
それこそ、彼女からすれば「誰にも応えなくったって、私は生きてていいんだな」
なのだろう。
最近、大人が小学生を襲うという事件が続いていて
「誰も信じられない」という気持ちが日本中を駆け巡っている。
あるニュースのインタビューで、若いお母さんが
「あの事件以来、登下校の際には町内の協力で、大人が通学路で
立って子供たちを見守っているので安心です」って、少し微笑んで言ってたけれど
ふと、私は思ってしまった。
「その大人さえも本当に、信じられる人なんだろうか?」と・・・。
でも、それは誰も言えないだけであって、本当はそんなふうにネガティブなことしか
考えられない潜在的大人の数は、ビックリするほどいるような気がする。
そういえば、実際に、守るべき立場である大人が、加害者になった事件も存在する。
どうしてだろう・・・連鎖反応が止まらない。止められることは「誰も信じないこと」だとしたら
この人生を生きている意味は、どこにあると言うんだろう?
昔、学校に入り込み、何人も児童を死傷させた事件があったとき
私は子供と一緒になって、こんな小さな物語を書いた。
なんでもないような、よくある絵本みたいなお話だけど
私にしてみれば、子供と一緒に作った子供たちのための
かけがえのない完成品だ。いや、それはパーツが何点か残る、
プラモデルみたいな出来具合としても、うれしいことには違いない。
大切なのは、”何も信じられない”ではなくて
”何をこれから信じるのか”。また、それによって何を作り上げるか?なんだと思う。
難しいけど、信じなければ、きっとこの人生は何も始まらない。
一日中部屋にいても、ひとはたぶん生きてゆけるけれど
毎日何も身動きもせず、死ぬまでただ、ひとり生きたとしても
それは決して生きたとはいえない。きっと、それとおんなじなんだと思う。
こんな時代だからそこ、信じることからはじめたい。
信じられることを待っていても、決してそれは向こうからはやって来ない。
それは見えないこの心なのだから。
信じることから信じられる・・・信じることからはじめよう。
そんなごく当たり前のことが、人々の当たり前の記憶から
どんどん消えてゆかないうちに。
はやく、はやく
もっと、はやく。
他人のことを気にしすぎないないように、この自分を生きながら
わずかでも誰かを信じながら・・・。
2005/12/13 23:16:59
2005/12/11(日) 胆石?胃潰瘍??

先日のこと、朝、突然に、わき腹が激しく痛みはじめた。
それはもうひどいもので、たとえるならば
内側から赤く腫れたお腹の神経の束を、ようやく歩き始めたような
赤ん坊たちが手加減もせず、興味しんしんに力いっぱいに
引っ張っているような痛さだった。
(どんな痛さなんだ?)
まぁ、とにかくひどく痛かったわけで、私は仕事どころではなく
それでも、がまんして行こうかと思ったけれど、痛くてとても歩けやしない。
仕方がないので、休みだったA君を、私の代わりに出勤してもらおうと電話で
頼んでみたんだけれど・・・A君も、風邪で今から病院に行かなきゃならないと
いうことだった。(こんなときに限って!)
それじゃぁ仕方ない・・・せめて、午前中に病院に行って、昼から出勤しようと
思った私は、痛みを我慢しつつ、店にパートのTさんに電話した。
「あ、ごめん・・・青木だけど。悪いんだけど、体調が悪くて昼から・・」
といいかけたところで、パートのTさんが私の言葉を、嵐のようにさえぎったのだった。
「あ!青木さん!朝はいつ、来られるんですか!?
私!急用が出来たので!どうしても早退しなきゃならないんですが!!!」
本当にそれはビックリマークが何個も乱立するような、とても激しい言い方だったので
今更私は「昼から・・・」なんて、とてもじゃないけど言えなかった。
「はい・・・今から行きます」
強引に言えない、私の性格が恨めしかった。
たぶん私は日本中の誰に電話しても、こんなふうに、
今から出勤しなきゃならない運命にあるんだろう。
そんなこんなで、その日、私は、ゾンビのように仕事をしていた。
(半分、本当に死んでた。)
その翌日が休みだったので、私は病院に行くことが出来た。
本当は、その頃にはだいぶ痛みが和らいでいたので
別にもう行かなくても大丈夫かな?って、思っていたんだけど、うちの奥さんの
「いいから、早くいきなさーい!」のひと言で、私はぴゅーんと近くの
内科の病院に行ったのだった。
自動扉が開くと、そこには人、ヒト、であふれていた。
”なんなんだこれは?”と私があっけにとられていると
それはどうも、インフルエンザの予防接種に来た人たちみたいだった。
どうりで子供連れの親が多いわけだ。
受付で30才位の男性が、少し声を荒げていた。
「一体、どれだけ待てばいいんですか!」
女性の看護師さんは困り顔で「えーと、受付順ですから
それに、時間ははっきりしたことが言えないんですが・・・」
と曖昧に答えるしかないみたいだった。
確かに、何分後、なんていう予想は難しいだろうな。
一人ひとり、時間はそれぞれ違うんだろうし・・・
今のインフルエンザ事情を考えれば、こんなときはお互いに
大人になって待ちたいよね。
まぁ、人、それぞれ事情はあるんだろうけど・・・。
私はやれやれと思いつつ、時間も聞くこともなく
診察券を渡して静かに席に座った。
それにしても、インフルエンザで忙しいのに
私みたいにそれとはまったく関係のない者が来てしまって
なんだか申し訳ないような気がした。
こんな忙しいとき、同じ客商売だと、その気持ちがわかってしまうのでイヤになる。
看護師さんたちの営業スマイルが、痛々しくて見ていられなかった。
ま、そんなこと考えたって仕方ない。私は気分を切り替えて
ジーパンのポケットに手をやった。
もしもと思って、文庫本を持ってきて正解だった。
これ一冊あれば、私は何時間でも待つことが出来る。
小説の世界に入っちゃえばいいんだ。
・・・そんなこんなで、私の名前が呼ばれたのは、そのちょうど1時間後だった。
(待合室の子供たちも、いつの間にか半分くらいに減っていた。)
この病院には、以前にも、もう、三回来たことがあるので、結構気が楽だった。
ここの先生は、私よりも結構、若く、背が高く、はきはきとした感じで腰も低く、やさしそうで
私にとっては、とても話しやすい先生だ。
(人見知りの激しい私にとって、話しやすい相手というのは、とても希少価値なのだ。)
「うーん、そうですね。お腹のこの場所に痛みがあるということは
胆石か、または、胃潰瘍のどちらか・・・ですねぇ」と
いつものはきはきとした口調で私に説明してくれた。
私は上の空で”この先生は学生の頃、きっとバスケをしてたんだろうなぁ”なんて
思っていたが、それどころじゃなかった。
「え?胆石?胃潰瘍??」
それから私は気付けば、診断室のベッドにねっころがって
エコーでお腹の中を調べられていた。
(よく妊婦さんのお腹を見るあの道具だ。)
ぬるっとしたゼリーをお腹に塗られて
ぐりぐりとお腹の上をいじられる。
モニターを眺めながら先生いわく。
「うーん、胆石はないみたいですね・・・
えーと、ここがよく見えないなぁ・・・なんか腸に溜まってますね。
もしかして便秘ですか?」
「いえ、ちゃんと、今朝、してきましたけど・・・」
どういう会話をしてるんだ。私は。
ま、要するに、腸にあれが詰まっていてその下にある臓器が
見えないということだ。(私の腸に、一体何が詰まってるんだ?)
そんな些細なことが、とても気になる。
ま、それは直接、今回の病気とは関係がなかったのだけれど
結局、原因がよくわからず、採血をして調べるということになった。
一応、よく効く胃薬を一週間分もらった。結果は数日後、になるらしい。
まぁ、たぶん、ココのところ仕事が忙しすぎて
ストレスで胃が参ってしまったんだろう。
でも、こんな痛みは初めてだったので、少し不安が・・・
でも、今は割りと調子がいい。自分の体なのに
なんだかわけがわからない。
ただ、思うのが・・・
”やっぱりあの先生は、バレーをしていたんじゃないのかと・・・”
いや、だから、そんなことはどーでもいい。
とにかく、寝なきゃ。
おやすみなさーい。
(久しぶりの日記が、こんなんですいませんっ。)
2005/12/12 1:02:31
みなさんへ。
こんにちは。
EACH TIMEです。 12月は仕事のほうが
忙しく、日記が不定期になりそうです・・・。
(ブログのほうも。)
朝から夜中まで働いてる状況で
はっきり言って、かなり無茶してます。
でも、頑張ってます。わりと楽しく。
時折、短くなっても日記を書きたいと思います。
とにかく、この人生を、がんばらなきゃ。
今は、今しかないんだからね。
2005/11/30 23:41:02
ご意見・ご感想は、お気軽にお客様ご意見箱(掲示板)へどうぞ。
または下のメールに書いていただけるとうれしいです。更新の励みになります。
Copyright (C) 2000-2005 EACH TIME All Rights Reserved

|