電器売場店員のクレーム日誌 HOME INDEX





2001年10月16日更新



第6回作品


うさぎさん、みきちゃんと大そうじ。

文・絵:まーちゃん。



「今日は、大掃除をしましょう。」
みきちゃんは、まず、洗濯をしようと桶に水を入れ
洗剤を取り出し、入れようとしたら・・・



あれれれ・・・。

洗剤から小さなウサギが出てきた!
その小さなウサギはごしごしと洗濯物を洗いはじめました。



「わー」とみきちゃんがビックリすると、ウサギたちがこう言いました。

「心配はいりません。私達はきれい好きのウサギです。
大掃除をするのなら、私達に手伝わせてください。」




「ありがとう。じゃあ、玄関の掃除をしてくれる?」
みきちゃんは言いました。

「わかりました。」
うさぎはそう言うと、玄関の掃除をし始めました。



「私は靴を洗おう。」
みきちゃんも靴を洗い始めました。

「よし、終わった!」
みきちゃんは、靴を干して玄関に入りました。

「僕達も終わったよ!」
ウサギさんも言いました。

「次は廊下を掃除しよう!」



「さぁ、しよう!みんな雑巾を持って、よおいドン!」

「次はお風呂の掃除!」
みきちゃんは、服に泡が付かないようにタオルをかぶっていますが
ウサギたちはかぶっていないので、泡がいっぱい付きました。
ウサギさん達は、それを見て大笑いしました。

「お風呂掃除、終わり!さぁ、シャワーを流そう!」
ウサギさん達もシャワーで泡を流しました。


「さぁ、今度は大変だよ!」
「この子とこの子は、雑巾。
この子とこの子は、ほうき。
この子とこの子とこの子とこの子は整理の役。
この子とこの子とこの子とこの子とこの子は台の上。
あとのウサギさん達は、どれでもいいから手伝ってね。」

「はーい!」



「さぁ、次は最後のところ、トイレ掃除してね。」

「はーい!」

トイレのほうは、ウサギさん達にまかせて、みきちゃんは、乾いた靴をしまい
ひとりで何かを作り始めました。

「終わったよー」


ウサギさん達がみきちゃんの所へ来ると、みきちゃんのベッドの下に
小さなお家が出来ていました。


「ウサギさん達のお家だよ。」
みきちゃんは、ウサギさん達のために、お家を作ってあげたのです。


「わあぃ!みきちゃん、ありがとう!」
ウサギさん達はみきちゃんと一緒になって喜びました。



そして、ウサギさん達は
みきちゃんが作ってくれたお家に住み
毎日、木を植えたり、町の掃除をしたりして暮らしたそうです。






おしまい。







あとがき。

随分と久しぶりのまーちゃんのかわいい絵本です。
前作から5ヶ月も過ぎてしまいました。
その間も多くの方から”次回作を楽しみにしています”というメールを頂いていて
また、まーちゃんファンもいらっしゃるみたいで本当にうれしい限りです。

まーちゃんは相変わらず絵本作りが好きで
たくさん作品を作っているのですが、文章がだんだんに長くなっているので
私のほうが更新に追いつかない状況です。今回はその中のひとつの作品です。

さて、今回の作品ですが・・・。
(私がこう書くとすべて親ばかになってしまうのですが。承知の上で。)
子供の想像力は、大人のそれとはるかにその領域を
超えているのだなぁと思いました。

だいたい、洗剤からウサギが出てくるのですからね。
こんなこと、どうあがいても私は考えも付かない。

まーちゃんは動物が好きでよくそれを擬人化するようです。
家のお手伝いをしていて、洋服をきれいにする洗濯機用の洗剤を見て
もしも、洗剤がウサギになって手伝ってくれたら・・・と思ったのかもしれません。

この絵本の終わりは、ただ、ウサギさんと掃除をして終わりかなと思っていたら
主人公のみきちゃんが自分のベッドの下に
ウサギさん達のためにお家を作るのですね。
まったくやられてしまいました。(^^) うれしい期待外れでした。
私だったら「また、ウサギさん達は洗剤に戻ってしまいました。」
なんてつまらない終わり方を書いたかもしれないけど・・・。


まーちゃんは、ちゃんとウサギさん達をお友達にして仲良く暮らすように考えたのですね。

大人になるとこの”仲良くする”って発想が出来なくなるのかなぁ?
誰かと接してゆくなかで、ただ、離れて行くのではなく
ちゃんと”仲良くなる”と言う事の大切さを忘れたくないですね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この絵本でほんの少しでもやさしい気持になっていただけると
とてもうれしく思います。

EACH TIME
2001/10/16

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

みきちゃん&ウサギさん達 & まーちゃん EACH TIME。

よろしかったら絵本の感想をお願いします。まーちゃんが喜ぶので。

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