グロ・ハーレム・ブルントラント博士(WHO長官)
2001年5月15日
WHOは人類を守るために、新しいタバコ規制を要求します。
現在のタバコ規制では人々の生命を守ることは不可能です。
WHOは、人類が生き延びるために、新しいタバコ規制を要求します。
WHOは"タバコ規制に関する最新の知見"という研究報告を発表し、
タール、ニコチン、およびタバコ・タバコの煙に含まれる成分を
細かく分析して成分表示をするなど地球的規模でタバコ規制すべき
であると結論しました。
WHOはタバコ規制のために各国政府が下記の点を考慮すること
を勧告します。
新しいタールとニコチン測定方法の開発
タバコの依存性を規制すること。タバコの添加物の完全な公開。
タバコに対する誤った印象を与える「低タール」、「ライト」等の
語句の削除。
タバコに対する誤った印象を与える「タール含有量」を削除し、
有害性の警告の強化。
その他の、ニコチンを含む製品への規制
国際的に連携して規制を行い、将来も連携し、適宜規制内容の
見直しを行う。
紙巻タバコと葉巻には高度の依存性があり、かつ、現在市場に
出回っている製品は、非常に巧妙に設計された製品です。
しかし、世界中で、タバコ製品は、食品や医薬品に関する
法律等の消費者を保護する法的規制から「対象外」とされています。
現在のタバコに関する法律は、時代遅れの医学的知識に基づいて
おり、しかも、タバコに関する法律は存在しても機能していません。
WHOは2000年に、歴史上初めて、科学的な根拠に基づいて、
オスロでタバコに関する国際会議を開催し、タバコ対策を始めました。
現在、世界では毎年400万人の人々がタバコにより死亡しています。
2030年には毎年1000万人がタバコにより死亡すると予想されています。
タバコが野放しの現状ではタバコによる死亡および疾病増加の
勢いは加速し続けるでしょう。タバコ会社は何ら制限されること無く、
子供達にタバコを販売し、危険な商品を製造し続けています。
WHOは、タバコに起因する世界的規模での人類の死亡と疾病を
防ぐために、国際的なタバコ規制を要求しています。
「タバコとは、人間を殺す前に、一生涯喫煙者にするため、
ニコチンを効率よく注入するように、非常に精巧に作られた製品です」
一生涯 とりこみ最後に殺します
「たばこは、定められた使用法により殺される唯一の製品です。」
用法と用量守って 殺される
タバコ会社が販売する食物は食品に関する法律で規制されています。
しかし、タバコは規制がありません。
「私たち人類が生き延びるためには、タバコを世界的に
規制する必要があります。」
現在のタバコのニコチンとタール含量を測定する検査には欠陥があります。
タバコ会社の機械による測定は実際の人間が喫煙する状態を再現していません。
そして、商品が健康的であるという誤った印象を消費者に与えます。
だまされまい ライトたばこの トリックに
タバコ会社の測定では、実際に発生するタール、ニコチン等の
有害物質の産生を過小評価し、喫煙者が現実に吸収する量を測定しません。
タバコ会社の測定では、タバコの燃焼速度が異なり、フィルターや
タバコの紙に開いている小さな穴から大量に外部の空気を
吸い込みます。そして機械は空気で薄められたタバコの煙を
分析します。これはインチキ(詐欺)です。
さらに、新たな問題点が明らかになりました。
タバコの商品名には「マイルド」、「ライト」等の表現が使われています。
科学者達はそれらの言葉の使用は禁止すべきだと主張します。
なぜなら、「マイルド」、「ライト」等の言葉は消費者に「安全である」
という誤った印象を与えるからです。
喫煙者が「低タール」、「超低タール」タバコを利用しても、
実際に吸収するタールやニコチンの量は減少しません。
タバコ会社がタバコに添加している添加物が科学者により同定されました。
タバコ会社はタバコの添加物と称し発癌性物質や有害科学物質を
タバコに添加しています。
タバコ会社がタバコに添加している化学物質を全て明らかに
することを要求します。人類の生命を守るためにはタバコに
適切な規制を設ける必要があります。
世界的規模でのタバコ規制を行うためにWHOは
SACTobという委員会を設けました。
この委員会は最も適切で最も有効な「タバコ枠組み条約」を
作成し勧告するでしょう。