乳児突然死症候群の発生頻度

父親の喫煙状態別にみた2週間以内の母親の喫煙にともなう乳児突然死症候群の相対危険度

母親の喫煙

父親

非喫煙

喫煙

1〜19本/

20〜本/

1.00

2.56

3.43

1.00

4.40

7.40

Mitchell et al, 1991

この結果によると、母親が喫煙しなければ父親の喫煙は突然死のリスクを上昇させない(上の図とは異なった結果である)。もちろん、両親が喫煙するとその影響は倍加される。母親の喫煙量と危険度には、量反応関係がみられる。

 SIDS(乳幼児突然死症候群)

毎年、世界で乳幼児が6千人も死亡。
米国で年間約7000人、日本では526人が死亡(1996年)。

最大原因は間接喫煙(受動喫煙、強制喫煙)。

その約9割が1歳未満の乳児。
喫煙する母親から生まれた幼児の突然死亡率は非喫煙者の子供の3倍。

妊娠中だけ禁煙しても生まれてからまた吸い始めれば2倍の死亡率。

両親の喫煙とSIDSの調査結果では、対照児は8.0%に止まったのに対して

死亡児は23.8%と高く、

解析の結果、非喫煙両親よりも4.7倍も高い(厚生省1995年)。

 

乳幼児突然死症候群は国内で年間400〜〜500件発生
厚生省が対策検討会は全国調査を実施、
人工乳は母乳に対し4、8倍
両親が喫煙する場合は4、7倍(家族の誰かが吸う場合は1、6倍)
うつぶせ寝はあおむけ寝より3、0倍
それぞれ発生の危険を高める。>>>喫煙は悪影響度が高い。
しかし、知らない女性が多い!

http://www1.mhlw.go.jp/houdou/1006/h0601-2.html


Exposure of babies to tobacco smoke from other members of the household before or after birth increases the risk of death: the
greater the exposure the higher the risk

乳幼児が妊娠中もしくは出産後に家族のタバコの煙に曝露されると突然死のリスクが高まり、
これは喫煙量と比例する。

 


Over 60% of such deaths may be attributable to the effects of exposure to tobacco smoke before and after birth

乳幼児突然死の60%以上はタバコの煙に曝露される事が原因である。

Smoking and the sudden infant death syndrome: results from 1993-5 case-control study for confidential inquiry into stillbirths and deaths in infancy

喫煙と乳幼児突然死症候群
 (タバコは乳幼児を殺す)

厚生省によるとSIDS(乳幼児突然死症候群)の発症要因に関する調査で
オッズ比を求め有意性の検討を行った結果、


「父母共に習慣的喫煙あり」は「父母共に習慣的喫煙なし」に比して
  約 4.7倍(p<0.001,95%信頼区間 2.141〜 12.540 )であり、SIDSとタバコの関連は明白である。


 その他
「うつ伏せ」は「仰向け」に比して 約 3.0倍程度、

「人工栄養」は「母乳栄養」に比して 約 4.8倍程度、

それぞれSIDS発症のリスクが高まることが示唆されております。


  急死した 乳児の肺に 高ニコチン