たばこ吸う 姿は児童に 見せるまい

児童には 見せるなニコチン 摂る姿

2002/1/12

<小学校が全面禁煙>

 香川県小豆島の土庄(とのしょう)小学校は、子どもにたばこを吸う姿は見せませんと先月から校内が全面禁煙になった。愛煙家の教員も少なくないが、「禁煙教育をしている教員が、たばこを吸う姿を子どもに見せては示しがつかない」と、実施した。

 同小は児童233人、教職員22人。5人の教員らが喫煙する。上田校長も愛煙家だが、ある日、たばこを吸う姿を児童に見つかった。「先生、たばこは体に悪いで」と言う児童に、返す答えがなかなか見つからない。思い切って、ほかの教員らに全面禁煙を提案し、他の愛煙家も賛成した。
 全面禁煙後は、職員室の一角にあった喫煙スペースは撤去され、校内にあった30個の灰皿もすべて校長室内の戸棚にしまわれた。校門や校舎の入り口には禁煙を示す緑色のプレート(縦20センチ、横1メートル)が設けられ、PTA関係者や夜間の体育館開放などで学校を利用する外部の人にも協力を呼び掛けている。

 文部科学省によると、和歌山県教委が来年度から公立学校での全面禁煙を決めているが、「実施は初めてかもしれない」としている。

禁煙川柳(5)へ戻る