2002/10/1

パンフでは 喫煙妊婦は とめられぬ

Pregnant women need help to kick habit: UK study
2002-09-25 
Journal of Obstetrics and Gynaecology 2002年10月号

妊娠中の禁煙を促すための現在の情報提供キャンペーンは十分な
効果がない。妊娠の診断時に医師が手渡すパンプレットによる、
現在の情報提供キャンペーンは効果がない。


対象:計画妊娠の180人の女性を観察。
117人が非喫煙者で63人が喫煙者。

方法:全員に標準的な禁煙パンフレットを提供し、その後妊娠中期に
問診を行なった。


結果:63人の喫煙者のうち53人が禁煙に失敗し、7人は喫煙本数を
減らし、4人が禁煙した。しかし妊娠中に喫煙を始めた女性が3人いた。

全ての女性が妊娠中の喫煙は自分と胎児の健康に有害であることを
知っていたもかかわらず出産前の最初の産婦人科受診の後でも妊婦
の喫煙率は非常に高いままであった。
医師と看護婦は、患者に直接およぶ危険を強調する方が効果的だろう
と考えている。
現在の禁煙事業はリーフレットに依存していますが、これは効果がない。
健康専門家は女性に喫煙の有害性を適切に提供し、妊娠前の禁煙を
支援する必要がある。

喫煙は胎児の成長を障害し、低体重児が生まれる危険等を増加させる。
英国当局の統計によると妊婦の3人に1人が喫煙者である。
英国政府は2010年までに妊婦の喫煙率を15%に減少させるという
目標を掲げている。

反喫煙団体QUITは妊婦への禁煙支援が不十分であることを認めている。
2年前、QUITは喫煙妊婦を支援する電話相談を開始した。
「女性が電話相談に電話すると、アドバイザーが日程を調整し、妊娠中から
赤ちゃんが生まれるまで電話で応援してくれる。」
「例えば、パーティや休暇などでタバコの誘惑に負けそうになることが
あるでしょう。しかし、我々は赤ちゃんが生まれた後も電話をかけま
す。出産後の喫煙も赤ちゃんに有害です。今まで880人以上の女性
が電話相談により禁煙しました。」