母親の タバコが作る 子のメタボ 川柳(9)に戻る
母親喫煙でメタボの危険=影響は父親の4.5倍−小4対象に受動喫煙検診・埼玉
母親が喫煙する子供は体内のニコチン分解物質の値が非常に高く、将来メタボリック症候群(内臓脂肪症候群)になる恐れもあることが、埼玉県熊谷市の医師らが小学4年生を対象に行った調査研究で分かった。ニコチンの影響は、父親が喫煙者の場合の4.5倍に上っていた。
調査は、井埜利博群馬パース大客員教授らのグループが実施。小児生活習慣病検診の際、希望者に対し両親の喫煙アンケートと、ニコチンが分解されてできる「コチニン」の尿中値の測定を行い、2002年から06年までの計1048人分を分析した
タバコ吸う 妊婦のこどもは 肥りやすい
妊娠初期の女性が喫煙者だと、生まれた子どもが10歳になった時点で肥満になる確率が、非喫煙者に比べ約3倍高いことが24日までに、山梨大医学部の山県然太朗教授らの調査で分かった。 山県教授らは、平成3−9年に妊娠した山梨県の女性約1400人を追跡調査し、10歳の子ども約1000人のデータを分析した。
妊婦の生活習慣が子どもの健康に与える影響についての長期的な調査は珍しいといい、山県教授らは24日、松山市で開会した日本公衆衛生学会で発表した。
調査によると、女性が妊娠3カ月の時点で喫煙していると、10歳となった子どもが肥満になる確率は、非喫煙の場合の2・9倍高かった。また、妊娠中に規則正しく朝食を取っていない女性の子どもも、2・4倍の高確率で肥満になっていた。
肥満の判定には、肥満度を測定する国際的な指標となっている体格指数「BMI」を低年齢向けに換算して用いた。
山県教授は「母胎にいるときに喫煙などで栄養が吸収しにくい状態だと、逆に生まれてから栄養を蓄えやすい体質になるのではないか」と、推測している。