困った医療従事者の喫煙
レントゲン 被曝をさわいで けむり吐く
病棟でのレントゲン出張撮影で、スタッフの不要な被曝を避けるために、声をかけるようにしています。たまたま聞こえなかったりして、まだ同じ室内にいるうちにレントゲン撮影のスイッチを押してしまうことがありました。大げさに被爆線量を問題にするくせに、その本人がヘビースモーカーだったりすると、こちらも「申し訳ない」という気持ちが薄れます。だって、看護婦休憩室で他の看護婦にすごい受動喫煙を強要しているんだもの。
ヤニ臭い 息でせんせが 「はい吸ってー」
たばこを吸わない患者さんは、診察するお医者さんの吐く息がタバコのヤニくさいのはすぐ分かります。聴診されるときに、「はい、大きく吸ってー!」などと言われても、顔がすぐそこにあって臭いのでとてもいやです。別れ際に「お大事に」と言われても、やめてくれ、と言いたいくらいです。
息止めて リハビリ訓練 とても無理
病気のために一大決心をしてタバコをやめました。今、リハビリ訓練中です。でも、担当のリハビリの先生がタバコを吸うので、私に体を寄せていろいろ介助や指導をしてくれるときに、ヤニ臭い空気を吸わなければなりません。息を止めてリハビリ訓練はできません。
病棟でもそうです。タバコを吸う看護婦さんに、介助をしてもらっても息が臭くて臭くて、もうその看護婦さんには来て欲しくありません。
煙さえなければ分からないと思っているのでしょうけど、喫煙者の息は一日中臭いのです。歯を磨いても、肺の奥底からでてくるあのヤニの臭いは消せません。
困ったもんだ 医療者の 喫煙問題 = 都都逸編
聴診器を当て 大きく吸ってと 言うがほんとは 息止めたい
小窓の笑顔は かわいいけれど 出てくる吐く息 おそろしい
マスクをしてても 患者にゃわかる 禁煙の指示 きくわけない
お医者が吸うなら 喫煙なんて いうほど毒じゃ ないらしい
患者の喫煙 気がつかぬヤブ 誤診に近い 医療ミス
本気でできない 禁煙指導 そりゃ当たり前 スモドクター
喘息患者が 自分の呼気で 発作を起こすと 気づかない
喘息の子の パパママ本気で 叱れぬ弱みを 持つドクター
密着されての リハビリ訓練 私は息を 止めたまま
息を止めての リハビリ訓練 あとでハーハー 息上がり