日に20本 四児に一児は LBW
喫煙1日20本、低体重児の出産リスク3倍に
妊娠中に、たばこを1日20本以上吸った妊婦の場合、吸わない人や禁煙したケースに比べ、低体重児(2500グラム以下)が生まれる率が3倍以上と高くなることが東海大学医学部の逢坂文夫講師らの調査でわかった。
逢坂講師らは、母親1863人を対象に、喫煙歴などを調べた。その結果、低体重児が生まれる率は、非喫煙者が7・8%、妊娠していることがわかってから禁煙した人は6・2%だった。 これに対し、妊娠判明後も1日20本以上吸った妊婦では25%と高かった。1日1―19本吸った人の場合は6・5%で、非喫煙者と大差がなかった。

喫煙グループでは、新生児の平均体重が少ない傾向があり、妊娠中毒症にかかる割合も2倍以上高かった。
妊娠判明後も喫煙を続けた人の割合は、若い年齢層ほど多く、24歳以下が43%と、25―29歳(23%)や30歳以上(28%)を上回った。また、配偶者が1日20本以上たばこを吸うヘビースモーカーの家庭では、妊婦の喫煙率も42%と高かった。