テレビ見る 子供はなぜか たばこ吸う 禁煙川柳(6)へ戻る
Kids' TV habits linked to later smoking risk
Pediatrics 2002;110:505-508.
NEW YORK (Reuters Health 2002-09-03 )
新しい研究により、テレビを長時間見る子供や青年は、テレビを
1日2時間未満しか見ないものと比べて、喫煙者になり易いこと
が明らかになりました。
論文の著者Children's Hospital and Health Center in San Diego,
California のDr. Pradeep P. Gidwaniさんは語りました。
「我々はテレビは間接的なタバコ広告であると考えています。」
「テレビの喫煙場面は現実に恐怖を感じます。」
最新の報告によれば子供向けのG評価(G-rated)の番組でさえ
喫煙場面が存在します。
「両親は子供たちのテレビ視聴時間を制限する必要があります。」
彼は語りました。
GidwaniさんらはNational Longitudinal Survey of Youth による
1990年のテレビ視聴習慣のデーターと、1990年から1992年
に喫煙を始めた10歳から15歳の子供たちのデーターを調査しま
した。
1992年、12%の子供たちが喫煙していました。これは1990年
の子供の喫煙率5%を上回りました。研究者はこの研究結果を
Pediatrics9月号に報告しました。
1990年に1日5時間以上テレビを見ていた子供たちでは3分の1
が喫煙しており、テレビを見る時間が1日2時間未満の子供達では
喫煙者は10人に1人でした。
1日5時間以上テレビを見る子供たちは、テレビをほとんど見ない
子供と比べ、喫煙率が約6倍高いことが報告されました。
また、1日4時間以上テレビを見る子供たちの喫煙率は5倍でした。
アメリカ小児科学会はテレビの視聴時間を1日あたり2時間未満に
制限し、教育番組と非暴力番組のみ見せることを勧告します。
「この研究のみならず他の研究でも、アメリカ小児科学会の勧告の
ように、テレビの視聴を制限することは数多くのメリットがあります。」
Gidwani
さんは、以前発表した、テレビ視聴頻度と肥満の関連に関
する研究を示しながら語りました。
「これらの結果は保護者、教育関係者、健康専門家に警告を与え
ます。子供たちのテレビ視聴を制限することは喫煙率減少に効果
的な戦略であり、さらに喫煙につながりやすい危険な行動も減少
させます。」Gidwani さんらは結論しました。