軽いタバコのまやかし

「軽いたばこのほうが危ない?」
「How to 健康管理」誌2001年2月号「Topics」
北里大学薬学部 福本眞理子 

タバコ1本に含まれるニコチンの実際量と表示値
      
        

ニコチン含有   (実際量mg)  (表示値mg)
ピース  23.9  2.4
ダンヒルアルティマライト      15.0    0.1
ハイライト 14.5  1.4
キャスター・マイルド 12.9  0.4
ネクスト  12.7 0.1
マイルドセブン 12.5 0.9
パーラメント 12.5 0.8
セブンスター 12.4  1.3
マイルドセブン・スーパーライト 11.7 0.5
ラークマイルド                11.5  0.7
ケント1 11.2  0.1
フィリップモリス 9.5 0.1
フロンティア・ライト 6.9  0.1

  1服あたり35ccの煙を、
  1分間に1回
  1回2秒間、
  で吸い取り
  3mmの吸い殻を残した時に
  機械に入ってきた煙の成分を分析した値

  かなり非現実的な吸い方ですな!

実際にはこの穴を指や唇でふさいで喫煙しているので、パッケージの表示のような低タール、低ニコチンにはならない。

よしんば、薄まったこの煙を吸ったとしても、本人はニコチンが欲しくて吸うわけだから、自分が満足するだけのニコチンを得ようとして無意識に深く吸い込んだり、肺に長く留めたり、本数を増やしたりして、快適なニコチンの血中濃度を維持しようとする=これを自己調節という。

 

低ニコチンたばこを吸うほうが、かえって一酸化炭素を多く吸うことを示している。つまり、必要なニコチンを得るために一生懸命煙を吸っているから。

 

健康のための節煙のつもりが、かえってニコチンや一酸化炭素の摂取は増えてしまう。次の喫煙時間までもたせようと無意識に深く吸いこんだり、一本をたくさん吸ったりしてしまうため。

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