レッサの副作用は喫煙歴があると出やすい

西日本胸部腫瘍臨床研究機構の発表(2003/7/18)

肺がん用の抗がん剤イレッサ(一般名ゲフィチニブ)で肺炎などの副作用が出る危険は、喫煙歴のある男性ほど高く、吸わない人の約5倍にのぼる。

【対象と方法】大学病院など73病院で昨年の夏から年末までにイレッサを使った患者約1700人のデータを分析。

【結果】副作用の急性肺障害や間質性肺炎の疑われた人は64人で、うち死者は25人。死者はみんな男性だった。 その結果、副作用の危険因子として「喫煙」や「男性」などが判明。

 喫煙歴のない男性の副作用発症率が1.1%なのに、喫煙歴のある男性は5.4%で、死亡率は2.2%だった。 女性の副作用発症率は0.7%で男性の4.7%より低かったが、喫煙歴があると2.2%に上がった。

 男女合わせた副作用の発症率は3〜4%。死亡率は1〜2%と推定された。イレッサによる副作用報告は4月22日までに616人(厚生労働省調べ)。うち246人が死亡した。

肺癌の原因はタバコであるが、治療薬のイレッサにさえ嫌われるということになる。

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