禁煙は 心死 減らした 立役者

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「動脈硬化危険因子の変化による死亡の回避:イングランドとウエールズでの1981-2000年の変化」

Explaining the Decline in Coronary Heart Disease Mortality in England and Wales Between 1981 and 2000
Unal B et al. Circulation 2004.

イギリスでのIMPACT研究の結果では、冠血管疾患(心筋梗塞やそれに伴う心不全死など)による死亡が1981年から2000年の間に、男性62%、女性45%(年齢は25〜84歳)減った。このことは2000年の時点で68000人の死亡が予防できた計算になる。
この減少の42%は医療(二次予防、心不全治療と急性心筋梗塞の初期治療の進歩、その他)が寄与しているが、58%は危険因子の減少によると考えられる(表)。

危険因子      20年での変化  死亡の減少への寄与率
     喫煙     -34.0 %               48.1%
     血圧      -7.7 %                9.5%
     コレステロール-4.2 %               9.6%

     社会経済損失  -6.6 %               3.4
     身体活動    -30.6%             -4.3
     肥満      +186.2         -3.4
     糖尿病     +65.6          -4.7   
     危険因子全体           58.2 %

つまり、喫煙の減少は血圧やコレステロールのコントロールよりもうんと強く冠動脈疾患による死亡減少に寄与したということである。