2000/4/30  

ピロリ菌 おまえもタバコが 好きなのか

禁煙川柳(1)

ヘリコバクター・ピロリ菌(胃粘膜に住みついている細菌)は胃潰瘍や胃癌の原因として大きな役割を果たしているが、この菌を飲みこんだ場合、胃粘膜に定着する割合は喫煙者のほうが高い。

喫煙が胃粘膜の血流を阻害して、胃潰瘍の発生や治癒遅延、さらに再発関与していることは明らかであるが、さらにその前にピロリ菌自身が喫煙者の胃粘膜に定着しやすいことが関係していたわけだ。つまり、喫煙者に胃潰瘍や胃癌が多くみられる理由はここにもあった。

最近は、抗生物質とPPI(プロトン・ポンプ・インヒビター、強力に胃の塩酸産生を押さえる薬)の併用による除菌によって再発性胃潰瘍の治療が行われるようになり、随分と難治性かつ再発性の胃潰瘍の治療がうまくいくようになった。しかし、除菌に失敗した例をみると、喫煙を継続していた人のようだ。

 

2001/7/26  

胃潰瘍 除菌のまえに まず禁煙

禁煙川柳(4)

 胃潰瘍の原因として、ヘリコバクター・ピロリ(HP)菌の果たす役割が明らかになり、今では再発性の胃潰瘍には除菌治療をすることが当たり前になってきた。もちろん保険も使える。しかし、HP菌がいて除菌をしなくても禁煙するだけで再発性胃潰瘍がぴたっと出なくなる人もいる。除菌に失敗した人は喫煙をし続けていた人だというデータもある。だから、胃潰瘍の治療はまず禁煙だ。