成績を 上げたきゃ親が まず禁煙

子供らの 学力下げる 副流煙

川柳(5)へ戻る

受動喫煙:子供の成績低下
 受動喫煙の機会が多いと、子供の読解や算数の成績が悪いとの研究を米シンシナティ子供病院(オハイオ州)のチームが米公衆衛生雑誌1月4日2005年号に発表。

対象と方法

 喫煙経験がなく、副流煙を吸う環境にある6歳から16歳までの子供、4399人。

 たばこに含まれるニコチンが体内で分解されてできるコチニンという物質の血中濃度を分析。

 さらに、米国で標準とされるテスト方法で、計算力、読解力、理論的思考の能力などを測定。副流煙を吸っていない子供と比較。

結果

 血中のコチニン濃度が高くなるほど、これらの能力の点数はわずかながら低くなることが判明。

 コチニンの濃度が血液1ミリリットル中1ナノグラム(ナノは10億分の1)以下という微量でも、点数の低下が確認された。


 同1ナノグラムのコチニンは、1日にたばこを1箱程度吸う人と一緒に暮らしている子供の血中濃度にほぼ等しい。

 チームは「個別の点数低下はわずかだが、米国全体で3300万人以上の子供が受動喫煙の害を受けているとみられ、公衆衛生上重大な問題だ」と指摘している。