喫煙は死出の旅路の優待券
厚生労働省研究班(主任研究者=上島弘嗣滋賀医大教授)の19年間にわたる大規模調査の結果。
喫煙は、高血圧や糖尿病よりも死亡の要因として最も大きいものであることが明らかになった。
【対象と方法】
1980年から19年間にわたり、30歳以上の健康な男女約1万人を追跡調査。
血圧やコレステロール値、血糖値、肥満度、喫煙習慣、飲酒習慣などの要因について、
それぞれ死亡率にどれだけ関与しているかを調べた。
【結果】
1日1箱(20本)の喫煙は、「最高血圧が平均より40以上高い人」や、「血糖値が平均より
100以上高い人」より死亡リスクが高かった。
最高血圧、血糖値は平均から「1」上がるごとに、死亡率もそれぞれ0・5―0・8%、0・3%上昇。
高コレステロールや肥満度は、動脈硬化などの死亡率を押し上げる原因にはなっていたが、
全体の死亡率にはほとんど影響していなかった。
男性がたばこを1日1箱吸うと、吸わない人に比べ死亡率は34・6%上昇。
毎日続けて飲酒すると、男性の死亡率は1・7%、女性は4・1%上昇。