糖尿病 タバコを吸う人 なりやすい
喫煙と糖尿病の関係 中西範幸大阪大学助教授が発表
喫煙する人ほど糖尿病になりやすく聴力障害も起こしやすい。
毎日31本以上吸っているヘビースモーカーが10人禁煙すれば、5年間で1人が糖尿病になるのを防げる。「増え続ける糖尿病の対策としても禁煙は重要」。
喫煙したことがない人を1とすると、
糖尿病になる危険は、
毎日の喫煙本数が20本以内なら1.88、
21〜30本で3.02、
31本以上で4.09に上昇。
前に吸っていて禁煙した人の相対危険度は1.08。
たばこをやめれば危険度はかなり低下する。
糖尿病になる危険度は、吸い続けた累積本数に比例して高まっていた。
毎日31本以上吸っている人は5年間で、5人のうち1人が糖尿病になっていた。
聴力についても解析した。低音域はそれほどではなかったが、高音域は喫煙量が多
い人ほど聴力障害を起こしていた。
「喫煙と糖尿病や聴力との詳しい関係は分かっていなかったが、独立した危険因子
であることがはっきりした。たばこの成分がインスリンの効きを悪くしたり、内耳へ
の血液循環を下げているためではないか」とみている。
2001/1/22の愛媛新聞の「医療ネット21」欄より
詳細は 喫煙が糖尿病発症に及ぼす影響 ―壮年期男子勤労者における検討―
厚生の指標 47(11) 28―33、2000