遺伝子の 傷で喘息 孫までも 禁煙川柳(7)へ戻る
| 母親と祖母の妊娠中の喫煙が子どもの気管支喘息を発症させる
Chest. 2005 Apr;127(4):1232-41. |
母親の喫煙が子どもの気管支喘息リスクを増大するという報告は数多くあるが、祖母の喫煙がその孫の気管支喘息リスクを増大するという論文。 生後5年以内に喘息を発症した338人と、喘息のない570人の小児の親へのインタビュー調査の報告。 母親が妊娠中に喫煙していた小児における喘息 1.5倍 祖母が妊娠中に喫煙していた小児〔孫〕における喘息 1.8倍 祖母、母親双方が喫煙していた場合 2.6倍 なお母親が妊娠前に禁煙していた場合は非喫煙の母親のリスクと同じであった。 この理由としては、ミトコンドリア損傷は母から子へと受け継がれてゆくために妊娠中の喫煙は胎児に影響し、その胎児が母親となったときに喫煙するとさらにその胎児に影響を及ぼすということのようで、喫煙の影響が3代にわたって出現することを表しています。論文中には妊娠中に禁煙した人が少なくて妊娠中の禁煙による子どもの気管支喘息発症リスク低下は判明しなかったものの、妊娠前の禁煙でリスクが低下していたことが示されました。 |