日に数本 心臓発作 倍になる 川柳(5)へ戻る
1日数本の喫煙で心疾患の危険が増大する。
Smoking just a few cigarettes ups heart attack risk
Journal of Epidemiology and Community Health 2002;56:702-706.
喫煙本数を減らしたり(節煙)やタバコをふかすだけだったら
タバコの害を減らすことが出来ると考えている喫煙者は禁煙する
よう再度考えましょう。
Denmarkの新しい研究によれば、1日当たりわずか3〜5本のタバコを
吸う女性でも心臓発作の危険が2倍に増加することが明らかになりました。
男性の場合、1日当たり6〜9本のタバコを吸うと心臓発作の危険が2倍になります。
Institute of Preventive Medicine in Copenhagenの Dr. Eva
Prescottさん
らは、「喫煙の健康に対する有害性は有名ですが、一部の喫煙者は数本の喫煙
やタバコをふかすだけでタバコ煙を吸い込まなければ危険は無いと受け止
めている。」と述べました。
これまでの多くの研究により、1日あたり10本、15本、あるいは25本という
多量の喫煙による健康障害が明らかにされました。しかし、1日あたり数本
の喫煙による健康障害について調査した研究はほとんどありませんでした。
この研究チームは喫煙習慣と健康に関する調査を行うため12000人の男
性と女性を22年間に渡って追跡しました。
この観察期間中に476人の女性と872人の男性が心臓発作を起こし、
2305人の女性と2883人の男性が死亡しました。
研究者は、非喫煙者と比較して、1日あたり3〜5本のタバコを吸う女性は
心臓発作の危険が2.14倍になり、死亡率は1.86倍(全死因)になったと
報告しました。
また、1日あたり6〜9本のタバコを吸う男性では心臓発作の危険が2.10倍
になり死亡率は1.76倍(全死因)になりました。
タバコをふかすだけでタバコ煙を吸い込んでいないと回答した集団でも心臓
発作の危険は増加していました。
「喫煙本数が非常に少なくても、タバコは健康に有害な影響を与えることを
認識することが非常に重要です。」と研究者は結論しました