野生フタコブラクダ・新種か!?

新種のフタコブラクダのが見つかったかもしれません!

確認場所 はチベット山脈の端に位置する中国・新疆ウイグル自治区南部の
荒れた土地などで、日常的に塩水を飲んで生きているとのこと。
危険で険しい中国のクム砂丘に住み、砂漠からわき出る塩水で生き延びて
きたなんて遠征隊はとても驚いたようです。

研究者達は、野生フタコブと家畜フタコブラクダたちを交配させ、遺伝的
な血統を改良し、塩水しかない荒れた地でも生きていけるようにでき
るのではないか、と希望をもっています。

 

 

参考になるかならないか図容姿 は、現存フタコブとあまり差はないが、
コブの間がやや離れており、ひざの毛がふさ
ふさしてるようです。家畜と違い座ることが
少なかったせいではないかと考えられています。

   野生のフタコブ(いぬ想像図)→
      コブが離れている。ひざの毛が多い。
      顔が凶暴。目が怖い、三白眼。
      臼歯が牙。鋭い臼歯で人間を襲う。              

 

遠征のリーダーで、野生ラクダ保護基金の創立者でもあるジョン・ヘーラー
氏が言うには、
遺伝子を検査すると、確認された野生フタコブと現世家畜フタコブの 間には、塩基対に3%の差があるらしいです。

国際家畜研究所の分子遺伝学者ハーノット博士は次のように述べています。
野生フタコブと家畜フタコブには、遺伝的変異があります。
これにはふたつの可能性があると思われます。
一つの可能性として、家畜フタコブはこれら野生のフタコブに由来する、と。
いう説です。
私たちは犬の先祖であるオオカミと同じ様に、家畜フタコブの先祖を見つけ
たのかもしれません。
二つ目の可能性としては、私たちが飼っている家畜フタコブは、絶滅してしま
った他の種から生じた
とする説です。
この説によると、今回確認された野生のラクダは、家畜フタコブとは完全に別
の種ということになります。
 

 

発見された野生フタコブは現在、中国側に600頭チベットのゴビ砂漠に
300頭
ほど棲息していると見られています。

以前はその辺りが核試験場だったため人間の進出がなく細々と生き延びてきた
ようですが、試験が終わり場所が解放されたため、ハンターや鉱夫などにより
生存が脅かされています。

ロバート・ヘップワース氏(UNEPの中の生物多様性高官)は
「人間が「特別魅力的な野生動物」と言う場合、虎あるいはチータのような動
物に関して考える傾向がありすぎます。しかし、自然界においてはラクダだっ
てこれらの動物と同じように、特別なものであり、また絶滅の危険にさられて
いるのです」
(全くその通りです。)
 

そして、国連環境計画(UNEP)は新しい保護活動を設立するために
750.000ドルを拠出しました。
(モンゴル政府の野生フタコブラクダを守るゴビ砂漠保護活動を援助す
るため、UNEPは1979年にも1.650.000ドルを投入しています。)



*引用・参考*

朝日新聞 2月7日(水)付け朝刊
asahi.com
http://www.asahi.com/0206/news/international06014.html
国連環境計画HP
http://www.unep.org/Documents/Default.asp?DocumentID=192&ArticleID=2762