AS A 家畜
歴史
乳
肉
歴史
ヒトコブラクダの家畜化は、紀元前4000年〜1300年の間(注・学者により異なる)に、
中央ないし南部アラビアで行われ、そこからエジプトと北アフリカに持ち込まれ、
インド、東アフリカへと広がりました。
ラクダについての初めの記述が見られるのは、11世紀に入ってからです。
乳
ラクダの乳は牛乳よりも栄養が豊富です。
より脂肪分や乳糖が少なく、鉄分やビタミンCは多く含まれています。
新鮮なまま、または、温かく泡立てて飲まれるようです。
肉
ラクダの肉も食べますが、はっきり言ってあまりおいしくないようです。
近縁の牛とも味はかなり異なります。
羊や牛などが飼えない、乾燥した土地で需要があるようです。
値段は羊肉(アラブ諸国などイスラム圏では豚は食べないため
主に羊肉を食します)に比べ、大変安価です。
紙パルプの塊をほおばった感じ、粘りがなくてサクサクしており
煮ても焼いても大味(「ラクダのちどりあし」/ 田中四郎著)との記述も
見られます。
ところが、アリストテレスは「肉も乳もあらゆる動物で一番うまい」と
言っています(「動物誌」6巻第26章)。彼はラクダがお好きだったようです。
ラクダの足(カワーラア)は鍋で煮込むと、おいしいスープが
とれるそうです。