赤シリーズ

赤い迷路 74/10〜75/3

脚本:ジェームス三木 演出:今井雄五郎
出演: 宇津井健、山口百恵、中野良子、松田優作、長山藍子

 妻を殺された精神科医・結城(宇津井健)と娘(山口百恵)の出生の秘密が中心。ちょうど山口百恵の複雑な生い立ちが話題になりはじめたころで、薄幸のヒロインははまり役となった。



赤い疑惑 75/10〜76/4

脚本:石松愛弘 演出:瀬川昌二
出演:宇津井健、山口百恵、岸恵子、長門裕之、三浦友和

  放射線医学専攻の大島助教授(宇津井健)の娘、幸子(山口百恵)が病院の事故で放射線を浴び白血病に。やっぱり出生に秘密があり、実父は友和の父長門裕之で異母兄妹であることに悩む。実母はパリにいる岸恵子(定番)。

 視聴率は30%を越えることも多いヒット作で、赤シリーズの人気を決定的にする。

 歌手としても忙しい山口百恵はドラマ収録に十分な時間がとれず、後ろ向きのシーンが代役だったりまとめ撮りしたりして、そのまま生の歌番組にいくこともあった。番組に取り組む態度は真剣なため周囲から非難の声はほとんどなかったそうだが、ただ育ての母役の八千草薫はそういった制作体制が不満で途中降板、渡辺美佐子に交代した。



赤い運命 76/4 〜76/10
脚本:佐々木守 演出:降旗康男
出演:宇津井健、山口百恵、秋野暢子、三国連太郎、南條豊

   伊勢湾台風で行方不明になった娘の島崎直子(山口百恵)と吉野いずみ(秋野暢子)が入れ替わって吉野検事(宇津井健)と殺人犯の島崎英次(三国連太郎)に引き取られる。実母大竹由美子(岸田今日子)は記憶喪失で、ますますややこしくしてくれる。相手役は新人の南條豊。



赤い衝撃 76/11〜77/5
脚本:安本莞二 演出:増村保造
出演:山口百恵、三浦友和、草笛光子、中条静夫、田村高廣

  大山友子(山口百恵)は陸上界期待のスプリンターで実業家大山豪介(中条静夫)の後妻の鈴代(草笛光子)の連れ子。ところが狙撃犯を追う刑事の新田秀夫(三浦友和)に誤って撃たれて下半身不随に。秀夫の父で同じく刑事の新田雄作(田村高広)は豪介の過去を追っている。

   宇津井健に代わる父親、中条静夫が「俺のかわいいウサギ」「おまえはバカだ、バカな踊りの師匠だ!」と名セリフを連発。

赤い激流 77/6 〜77/10 宇津井健、水谷豊、竹下景子、松尾嘉代、緒形拳
赤い絆   77/12〜78/6 山口百恵、国広富之、左幸子、高橋昌也、井川比佐志

赤い激突 78/6 〜78/12
脚本:安本莞二 演出:増村保造
出演:宇津井健、松尾嘉代、国広富之、前田吟、赤木春恵

   宇津井健のバレエ一家のところに母松尾嘉代の弟で25年逃亡している殺人犯の前田吟がやってくる。もみあいにまきこまれた松尾嘉代ははじき飛ばされ、脳に静脈瘤を負い、「頭の中に爆弾」をかかえてしまい、ついには植物人間に。 やっぱり血の秘密はあり、息子の国広富之は実の父母が前田吟とフランスにいる岸恵子(また)。
  松尾嘉代の手術中、宇津井健が恐怖を振り払うために病院の廊下で13時間バレエを踊りまくったのは有名。
 一部では赤シリーズのみならず「大映テレビ最高傑作」ともいわれる。ともかくパワーあふれるドラマであることは間違いない。


薔薇海峡 78/12〜79/6 宇津井健、浜美枝、斉藤とも子、神田正輝、松原智恵子
赤い嵐   79/11〜80/3 柴田恭兵、能勢慶子、松村達雄、淡島千景、緒形拳
赤い魂   80/4 〜80/9 杉浦直樹、司葉子、広岡瞬、浜田朱里、石立鉄男
赤い死線 80/11(単発)山口百恵、三浦友和、宇津井健、三国連太郎、山本學
青い絶唱 80/11〜81/3 柴田恭兵、榊原郁恵、山本學、小澤栄太郎、馬淵晴子
ひまわりの歌 81/11〜82/5 宇津井健、中村雅俊、中原理恵、杉浦直樹、松原智恵

人はそれをスキャンダルという 78/11〜79/4 山口百恵、永島敏行、夏夕介

シリーズもの目次にもどる