松山近郊の季節別お薦め釣行パターン


1月〜2月
 1〜2月は、松山近郊では、メバルのベストシーズンです。メバルは「春の魚」のイメージが強い魚ですが、こ
こ近年は、1〜2月に良く釣れています。
 投げ釣りでのカレイ狙いにも、この時期は、適しています。松山近郊でカレイと言えば10〜11月頃の「乗っ
込みカレイ」を連想しますが、秋はエサ取りが多いし、釣り人も多く、場所取りも困難を極めます。のんびりと釣
るなら、やはりこの時期でしょう。良型のアイナメも期待できます。
 松山沖でのハマチのジギングは、1月前半ぐらいは、そこそこ釣れますが、1月後半ぐらいから2月にかけて
は、釣況がダウンします。
 松山近郊ではありませんが、宇和海一帯で、小アジの泳がせ釣りで、大型モイカが狙えます。また、同じポ
イントで、マトウダイも釣れます。
 四国南西部の磯からのグレ釣りですが、1月は、比較的釣れます。しかし、2月は極端に食い渋ります。

3月〜4月
 3〜4月は、陸の上は春ですが、海の中は真冬です。一般に、海の水温の推移は陸の気温の推移の1〜2
ヶ月遅れといわれていて、冬の魚の代名詞であるメバルやカサゴでさえ食い渋ります。
 松山近郊では、3月は一応メバルのシーズンですが、この時期のメバルは、アタリが極端に小さくて手ごわ
くなります。そして、4月になると松山沿岸ではメバルは、ほとんど釣れなくなります。
 しかし、フェリーや渡船で島しょ部に渡ると、4月末頃までは、メバルを釣る事ができます。
 投げ釣りでは、この時期、アイナメがメインとなります。カレイも釣れないことはないのですが、産卵後の
激ヤセの薄いやつしか釣れません。
この時期の松山沖でのハマチのジギングは、水温次第です。水温が下がり続けている時は、全くルアーを追
いませんが、水温が上昇に転じると状況は一変し、爆釣します。
 宇和海でのモイカとマトウダイは、まだまだ釣れます。ただし、この時期は、小アジ等の活餌の確保が非常
に難しくなります。
 4月からは松山でも、泳がせ釣り主体で大型モイカが狙えます。
 四国南西部でのグレ釣りは、この時期、今一つですが、大型のタイは良く釣れます。

5月〜6月
 5〜6月は、陸の上は初夏の日差しが降り注いでいますが、海の中は、やっと春がきたといった感じです。
 松山近郊では、投げ釣りやボート釣りでキス、ベラが釣れ始めます。特に、キスは良型が期待できます。
 また、松山近郊では、モイカの泳がせ釣りが好調です。この時期のモイカは餌木への反応が悪いので、
活餌での泳がせ釣りで狙います。(ただし餌木で全く釣れない事はない!)
 それから、年によっては5月頃から早くも陸からタチウオが釣れ始めます。
 この時期のタチウオは、数は釣れませんが、良型が期待できます。
 この時期の松山沖のハマチのジギングは、春先からの釣況の不安定さを引きずっています。
 宇和海でのモイカは、春季の終盤といったところです。
 四国南西部の磯からのグレ釣りは、5月後半から本格的に釣れ始め、6月にピークを迎えます。

7月〜8月
 
 7〜8月は、夏本番です。
 松山近郊では、投げ釣りや船釣りでキスやベラなどが釣れ盛っているはずです。ただし、キスは、5〜6月
の頃よりも、やや型が落ちます。
 タチウオも、好調に釣れ始めます。
 モイカは、7月には一旦アタリが途絶えます。しかし、8月後半からは、今年生まれた小型が再び釣れ
始めます。8月後半からのモイカは、餌木にも反応しますし、数釣りも楽しめます。
 松山沖のハマチのジギングは、大物釣りのベストシーズンに突入します。特に8月は、毎年80センチ超級
の大型が連発しています。
 四国南西部の磯からのグレ釣りは、7月前半ぐらいまでは釣れますが、7月後半から8月にかけてはアタリ
が途絶えます。磯からの夜釣りでのイサキ釣りは、この時期絶好調です。

9月〜10月
 9〜10月は、最も多種の魚が釣れる時期です。
 投げ釣りやボート釣りでは、キスやベラ、ハギ等が釣れ盛っています。特にベラは、10月に「冬眠前の荒食
い」をしますので、数、型共に期待できます。10月に入ると投げ釣りでカレイも狙えますが、この時期は、ベラ
が非常に多く、なかなかカレイの口まで餌が到達しません。
 モイカやタチウオは、秋季のベストシーズンに突入しています。
 防波堤からのサビキ釣りでは、小アジが釣れ盛っていますので、ファミリーフィッシングには最適です。小ア
ジは、9月前半は体長10センチ程度の小型ですが、10月後半ともなると体長15センチ程度に成長します。
 また、10月に入ると毎年サヨリが回遊してきます。
 松山沖のハマチのジギングは、秋季のベストシーズンに突入していますし、タイ、ヒラメ、マゴチ、カンパチ、
サワラ・・・等の美味しい外道も良くヒットします。
 四国南西部の磯からのグレ釣りは、この時期は小休止状態ですが、10月後半頃から徐々に釣れ始めるで
しょう。

11月〜12月
 11〜12月は、陸の上は晩秋から冬季にさしかかっていますが、海水温は結構高く、魚の活性も想像以上
に高いのが特徴です。特に、ここ近年は、水温が高くなっているからか?キスやベラなどは、年内一杯釣れ続
くケースも少なくありません。本来、カレイのベストシーズンですが、ベラが邪魔をして、なかなかカレイが釣る
事が年々困難になっています。
 モイカやタチウオも、狙えば年内一杯は釣れますが、12月に入ると徐々に食い渋ってきます。
 防波堤からの小アジ釣りは、この時期15〜20センチ級が釣れますが、やはり、12月に入ると食い渋って
きます。
 サヨリは、11月、12月と月を追う毎に型は良くなってくるものの、数は減ってきます。
 12月に入ると、メバルがぼちぼち釣れ始め、12月後半以降は爆釣も期待できます。
 松山沖のハマチのジギングも、この時期は好調です。ジギングでは、この時期、タイ、ヒラメ、マゴチ、カンパ
チ、サワラ、スズキ等の高級外道も混じって釣れます。
 四国南西部での磯からのグレ釣りは、冬季のベストシーズンに突入しています。良型のアイゴも釣れます
が、この時期のアイゴは、意外と美味しいですよ。



松山近郊の主要な釣魚の釣期
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
アイナメ(投げ釣り)
小アジ(防波堤釣り) × × × × ×
キス(投げ釣り) × × ×
カレイ(投げ釣り)
メバル(陸釣り)
サヨリ(陸釣り) × × × × × ×
ハマチ(船のジギング)
モイカ(エギング) × × ×
モイカ(泳がせ釣り) ×
キュウセン(投げ釣り) × ×
カマス(陸釣り) × × × × × × × ×
スズキ(陸釣り)
タチウオ(陸釣り) × × ×
グレ(陸釣り) × × ×
チヌ(陸釣り)
カサゴ(陸釣り)

(注意)年により釣期は1〜2ヶ月程度、前後するケースが有ります
◎印・・・最も安定して釣れるベストシーズン
○印・・・ベストシーズンではないが、十分に狙って釣れる釣況ではある
△印・・・決して釣れない事はないが、釣るのは結構難しい
×印・・・多分釣れないと思うので、狙わない方が無難