ルアーフィッシングのページ


松山近郊のルアーフィッシング事情

 松山近郊での海のルアー釣りに関しては、年を追うごとに盛んになっているといえます。
 松山近郊の釣具店での「ルアーコーナー」の面積も、年を追うごとに拡大しております。
 沿岸部の餌釣り全般が「釣り荒れ」により頭打ち状態(というよりは衰退ぎみである)のに対して、ルアー
フィッシングに関しては、年々新しい対象魚、新しいポイント、釣り方等が開拓されていて、今後が非常に楽
しみです。
 1990年頃は、松山近郊海での海でのルアーフィッシングといえば、スズキ釣りぐらいしか行なわれており
ませんでしたが、ここ10年ぐらいで驚くほど沢山対象魚が増えました。
 スズキ以外に、ヒラメ、マゴチ、メバル、カサゴ、カマス、タチウオ、モイカ、ハマチ等が主なルアーでの対象
魚で、これ以外にも餌釣りで釣れるほとんどの魚が、ルアー釣りでも外道で混じります。


ルアーフィッシングの醍醐味

 ルアーフィッシングの醍醐味は、やはりその「ゲーム性の高さ」だと思います。
 餌釣りだと、「仕掛けを投入した後は、魚が釣れるのをひたすら待つ」という釣りがほとんどで、「魚を釣った」
という実感は、正直いってあまり有りません。
 ルアー釣りの場合は、とにかくルアーをキャストして「攻め続ける」しんどい釣りですが、釣れた魚は紛れもな
く「釣った魚」で、たとえ1匹しか釣れなくても、それが狙いの魚ならば満足感や充実感は、餌釣りの比ではあ
りません。この満足感や充実感は、実際に体感しないと理解し難いと思いますが......。
 最近の釣り好きのジュニア達は、かなり高い確率で「バス釣り」を体験されているみたいなので、ルアー釣り
の醍醐味も理解して頂けていると思っております。
 「わしは、ルアー釣りなんぞには興味が無い」というルアー嫌いのお父さんにも、ルアー釣りならではの満足
感や充実感を、機会が有れば是非一度味わって頂きたいと思っております。


ルアーフィッシングの釣果について

 ルアー釣りは、釣果的に餌釣りには、多くの場面でかないません。
 絶対的な釣果を追求すると、やはり餌釣りが有利です。
 例えば、メバルをルアーで狙うと、上手くいって餌釣りの2割程度といったところです。
 つまり餌釣りで30匹メバルを釣っている横で、ルアーでメバルを狙っても5〜6匹釣れれば、上出来という事
です。
 スズキに関しては、10釣行で1本釣れれば上出来の部類で、「何年もスズキを追い求めたが、1本も釣れな
い」という人も沢山居ります。
 ルアー釣りの中では、比較的釣れる確率が高いとされる「ハマチのジギング」でさえ、平均すると「1釣行で1
本程度」の釣果というのが現実です。

 ルアーフィッシングでは、多くの場合「ボーズ覚悟」の釣りとなります。かなりの上級者の方でも、いや上級者
になればなる程、難易度が高い魚にチャレンジしているので、ボーズの確率が高いみたいです。

 松山近郊でのルアー釣りでの釣果&要点を下記に記しておきますので、参考にして下さい。


 ハマチ
 陸からのキャスティングでは、6〜12月に狙います。船からのジギングでは、ほぼ年中狙えますが、5〜6月
頃は毎年食いが悪くなります。陸からのキャスティングでは、黒岩磯や白石ノ鼻から狙います。
 釣果は、キャスティングでは10釣行で1本程度、船からのジギングでは、1釣行で1本を目標に釣行して
みて下さい。

 スズキ
 松山近郊では、スズキは狙えば周年可能性がありますが、確率が高いのは2〜4月頃と10〜12月頃で
す。西風が強くて、沖の方から大波が打ち寄せている日が狙い目です。重信川や肱川などの河口付近に好
ポイントが多いですが、高浜周辺も一発大物が狙える穴場です。
 とりあえず、10釣行で1本程度が目標となります。

 メバル
 松山近郊の海のルアー釣りの中では、比較的ボーズの可能性が低い魚がメバルです。
 でも、餌釣りでは面白いように釣れてくるメバルも、いざルアーで狙うと大幅に難易度が上がります。
 1釣行で5匹も釣れれば申し分ありません。大体2〜3匹程度の釣果が平均的なところです。
 ポイントは、黒岩磯や高浜周辺が良いと思います。釣期は、12〜3月頃がベストです。
 楽しいメバルゲームにて、松山沿岸で実績のあるルアーを紹介しています。

 カサゴ
 カサゴも、どちらかというと、ボーズの確率が低い魚です。
 1釣行での釣果は、5匹程度が目標となります。
 ポイントは、ゴロタ浜や、磯場や捨て石の際、テトラなどの穴等が狙い目になります。
 カサゴは、年間を通じてコンスタントに釣れる魚です。

 カマス
 カマスは、回遊志向が強い魚で、釣果に非常にムラがあります。
 釣期は7〜10月頃ですが、非常にムラがある釣れ方をするので、情報収集が重要です。
 カマスは、朝夕のマズメ時の一時勝負です。ポイントは、高浜6丁目の石積みの波止がベストです。
 上手くカマスの群れに当たれば、20匹以上可能ですが、群れが回遊してこなければ全然釣れません。
 とりあえず10匹も釣れれば上出来です。

 タチウオ
 松山近郊でのタチウオの釣期は、7〜11月頃がベストシーズンです。
 1釣行で、とりあえず1本釣れれば、とりあえず良しとしましょう。5本も釣れれば最高です。
 ポイントは、潮通しの良い各漁港で、夜釣りで狙います。
 朝夕のマズメ時が、ゴールデンタイムです。

 モイカ
 モイカは、「餌木」と呼ばれるエビのような形をしたルアーの一種で狙います。
 ベストシーズンは、9〜11月頃です。
 とりあえず1釣行で1匹を目標に釣行してみて下さい。
 詳細は、モイカのページを御覧下さい。

 ヒラメ 
 ヒラメは、真剣にルアーで狙うと、なかなかの強敵です。
 ジギングの外道で釣れるシーンは、ちょこちょこ見ますが、いざ狙うと、なかなか釣れない魚です。
 10釣行で1匹釣れれば申し分ありません。
 釣期は、3〜5月と10〜12月頃が確率が高いようです。
 ポイントは、肱川河口や、重信川河口付近、黒岩周辺や、高浜6丁目付近が狙い目となります。

 マゴチ
 マゴチに関しては、実は私自身、狙って釣った事はありません。
 ジギングのハマチ狙いの外道や、投げ釣りで釣れた事があるだけなので、陸っぱりでのルアー釣りで狙うと
どの程度釣果があるかは分かりません。でもヒラメ以上に強敵なのは間違いありません。
 おそらく、10釣行以上で1匹も釣れない魚だと思います。

 エソ
 エソは、海のルアーフィッシングの外道で最も多く釣れる魚です。
 エソを本命魚として狙う方は、少ないと思いますが、ゲームフィッシングと割り切るならば「エソ狙いもアリ」
だと私は思います。大型になると、50センチを超えますので、ライトタックルで臨めば、面白い魚です。
 エソが釣れるポイントは、ベイトの数も豊富で、ハマチやスズキ、ヒラメ等も大いに期待出来ます。
 逆にいうと、エソも釣れないようなポイントでは、上記の本命魚を釣ることが難しいということです。


ルアーフィッシングの数値換算について
 ルアーフィッシングを始めるにあたって、数値換算の問題は、避けては通れません。
 エサ釣り師の方々が昔から親しんできたナイロンラインと、ポンドテストの数値換算は、特に重要です。
 実際に釣具店にタックルを買いに行く前に、ナイロンラインとポンドテストの数値換算については、しっかりと
頭の中に叩き込んでおく方が、良い買い物ができます。
 下記に、ルアーフィッシング用の数値換算(概算)と、伊予灘での用途を記しておきますので参考にして下
さい。

 ナイロンラインの号数とポンドテストの関係(概算)&伊予灘での主な用途

 0.6号・・・2ポンドテスト・・・上級者向けのメバル、カマス釣りに使用する極細ライン
 1号・・・・4ポンドテスト・・・ごく一般的なアングラー向けのメバル、カマス釣りに最適なライン
 1.5号・・・6ポンドテスト・・・大型メバルや、カサゴ釣りに最適なライン
 2号・・・・8ポンドテスト・・・上級者向けの、スズキ用ライン
 2.5号・・・10ポンドテスト・・・ごく一般的なスズキ用ラインだが、マゴチや、ヒラメ、モイカ狙いにも最適
 3号・・・・12ポンドテスト・・・餌木でのモイカ釣りや、大型スズキ、ヒラメ狙いに最適
 4号・・・・16ポンドテスト・・・タチウオ狙いや、陸からの中型まで(70センチ級以下)のハマチに最適
 5号・・・・20ポンドテスト・・・キャスティングでの中型ハマチ(70センチ級)に最適
 6号・・・・25ポンドテスト・・・キャスティングでのブリ狙いに最適
 7号・・・・30ポンドテスト・・・ブリ狙い(主にジギング)に最適だが、ボトムが取りにくくなるのが難

PEラインの号数とポンドテストの関係(概算)&伊予灘での主な用途

 0.6号・・・8ポンドテスト・・・日中エギング向けのライン
 0.8号・・・10ポンドテスト・・・上級者向けのスズキやモイカ用ライン
 1号・・・・12ポンドテスト・・・ごく一般的なスズキやモイカ用ライン
 1.5号・・・20ポンドテスト・・・タチウオ狙いや、大型スズキ狙いに最適
 2号・・・・25ポンドテスト・・・上級者向けのジギングや、キャスティングでの中型ハマチに最適
 2.5号・・・30ポンドテスト・・・ジギング&キャスティングでの良型ハマチに最適
 3号・・・・35ポンドテスト・・・最も多用されているジギング&ブリ用キャスティング用ライン
 4号・・・・40ポンドテスト・・・メーター級のブリ狙いのジギング用ライン
 5号・・・・50ポンドテスト・・・ごく一般的な釣りをする限りでは伊予灘では出番が少ない

 メタルジグの重さの数値換算&伊予灘でのジギングでの主な用途

 1オンス=約28グラム・・・・食い渋る「ナブラ」を攻略するには1オンスが最適
 2オンス=約57グラム・・・・水深40メートル以内で潮流が緩い時は、2オンスが楽です
 3オンス=約85グラム・・・・伊予灘のジギングで、最も出番が多いのが3オンスです
 4オンス=約113グラム・・・水深60〜80メートルの水無瀬では、4オンスが使い易いと思います
 5オンス=約142グラム・・・あまり出番は有りませんが、4オンスでボトムが取れない時はコレです

 長さの数値換算
 1インチ=約2.54センチ
 1フィート=12インチ
 1フィート=約30.48センチ
 1ヤード=約91.44センチ
 110ヤード=約100メートル
 165ヤード=約150メートル
 220ヤード=約200メートル


マイタックル紹介
 普段、私が何時も伊予灘で愛用しているルアー用のタックルを紹介します。
 
 ロッド
 ダイワ シルバークリーク X 562−ULFS (1.69m) 2〜4lb
 ダイワ自慢の「アモルファス ウイスカー」が採用されている、ウルトラライトアクションロッド。
 主に、2〜4ポンドラインでメバルやカマス、カサゴ狙いに使用していますが、「ちょい投げ限定」で、餌木の
3号もキャスト可能です。胴長15センチ程度のモイカでも、スリリングなやり取りが楽しめます。

 ダイワ ハートランド X S762ULXS (2.29m) 4〜12lb
 これまたダイワ自慢の「HVFカーボン」が採用されている、ウルトラライトアクションロッド。
 ソフトルアーでの釣りを意識して設計されているロッドですが、私は「モイカ専用ロッド」として使用してい
ます。とにかく好感度なロッドで、小型モイカの微妙な前アタリも敏感にキャッチしてくれますが、胴長30センチ
クラスの良型モイカとのファイト時にも、十分余力を残しています。

 オリンピック グレートハンター 902ST (2.743m) 6〜16lb
 ごく普通のシーバスロッドですが、タチウオや、小型ハマチのキャスティングにも使っています。

 ダイワ パシフィック ファントム CW=1103T−4FS (3.33m)
 私が持っているルアー用のロッドで唯一振り出しタイプなのがコレ。
 振り出しなのでアクションは今一つですが、頻繁なポイント移動の際には非常に便利です。
 タチウオや、ハマチのキャスティングに使用していますが、良型ハマチがヒットするとロッド全体からギシギシ
と異音が発生します。このロッドで、黒岩磯や白石磯に立つのは、やっぱり心細いです。

 ジギングロッド
 シマノ スコーピオン オシア S7024BT 
 メーター級のブリ用のジギングロッド。
 7フィートで400gと、最新の軽量ロッドと比較すると2倍近く重さがあります。
 ヤズ級では殆ど曲がらず、少々面白味に欠けるロッドですが、大型魚を掛けてからの安定感は抜群です。

 バレーヒル IRO 70 LS
 小型魚から大型魚までオールラウンドに楽しめるロッドです。
 グリップがやや長めなので、手の長い私にはぴったりです。
 
 ダイコー TR−V S63/4 
 伊予灘で中型魚と遊ぶには、最適のロッドです。
 軽量で好感度なロッドですが、実売価格が2万円台と手頃なのが魅力です。
 果して、ブリ級を掛けてどれだけ頑張ってくれるか・・・。

 オリンピック インストラクター J シャフト 701LS
 ヤズ級でもよく曲がり、非常にスリリングなやり取りが楽しめるロッドです。
 バラシの少ないロッドなので、ビギナーの方にも最適です。
 1万円ちょっとで手に入る安価なロッドです。
 でも、ブリ級が相手となると、少々心細いです。

 リール
 ダイワ トーナメント Z 2500 SiA
 ライトゲーム全般に使用しています。
 ダイワのフラッグシップモデルだけに、全ての面で文句ありません。
 特に、ドラグの性能は抜群です。

 シマノ ナビ XT 3000
 極めて安価なリールですが、シマノ自慢のSHIPが採用されているので、実に快適です。
 用途は、ライトゲーム全般です。
 
 ダイワ ウイスカートーナメント SS 1000i
 名称からして、相当古いリールですが、今でも現役です。
 「トーナメント」を名乗るだけあって、本当に長持ちします。
 確か、「瞬間ストッパーや、ベアリング入りのラインローラー」等の先進の機構が最初に採用されたリール
だったと記憶しています。
 スズキやタチウオ、中型までのハマチのキャスティング等に最適です。

 シマノ ’99 ツインパワー 6000H 
 ハマチのジギング&キャスティングに使用しています。
 「ステラ」に限りなく近い回転フィールが魅力です。

 シマノ ’95 ステラ 8000H
 今では旧型になってしまいましたが、松山沖のハマチのジギングの歴史は、このリールを抜きにしては
語れません。まだまだ現役バリバリで、松山沖でのジギングでは多用されています。
 私も、ジギング以外に、投げ釣りや、磯からのカゴ釣り等に酷使してきましたが、トラブルは皆無です。

   戻る