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水曜日の夜のことです。
その日もいつものごとくテレクラにて電話を待っていた僕のところへ一本の電話が繋がりました。
待ってましたとばかりに受話器をとると・・・・無言電話でした。(笑)
が、僕はいつも相手が無言でも一応30秒ほどは相手に呼びかけるようにしているので(相手がテレクラ初心者で、緊張してしゃべれなくなってるという状態がたまにあるため。)そのときもしばらく話しかけることにしました。
しばらく「もしもし、僕、耕平っていうんですけど。もしもし、聞こえますか」と呼びかけていると、電話の向こうから「もしもし・・・」と小さな声で聞こえてきました。
僕 「もしもし、初めまして、耕平といいます。」 M「あ、はじめまして。Mっていいます。」 僕 「よかった。一瞬いたずら電話かと思った。」 M「ごめんなさい。こういうところに電話するのって初めてで、何を話していいのかわからなくて」
それからしばらくお互いのことを話しました。 Mさんは大学4年生とのことでした。
とにかく、相手はテレクラ初心者です。よほどうまく口説かないとゲットすることはできないでしょう。慎重にやらねば・・・と、心の中で気合いを入れたのですが・・・・Mさんはいきなり意外なことをいいはじめました。
M「あの・・・お願いがあるんですけど・・・・」 僕「え、なんだろう?」 M「あの・・・私をホテルに連れてってもらえませんか?」 僕「は?」
我ながら間抜けな返事をしたもんです。
僕「な、なんか突然だねぇ。」 M「私、もしかしたらぜんぜんあなたの好みじゃないかもしれないけど・・・・ だめですか?」 僕「いや、だめってことはないけど・・・・ ほんとにこんな見ず知らずの男が相手でいいの・・・・?」 M「かまいません。お願いします。」
うーむ、話がうますぎる・・・ 正直、僕はすぐには話に乗る気になれませんでした。 しかし、「美人局」などの罠にしては誘い方があまりにも唐突だし、ま、会うだけ会ってみようと思った僕は、待ち合わせの場所を決め、自分の携帯の番号を教えたあと、電話を切って店を出ました。
さて、鬼が出るか蛇が出るか。待ち合わせ場所で僕を待っていたのは・・・・
ただのすっぽかしでした・・・・・(笑)
待てど暮らせど誰も来ません。 「今日は失敗か〜」と、とぼとぼ家路につきました。 が・・・話はここでは終わりませんでした。
中編へ続く。
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