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『レッド・オクトーバーを追え!』 (1990・米)
監督:ジョン・マクティアナン
原作:トム・クランシー
出演:ショーン・コネリー/アレック・ボールドウィン/スコット・グレン
ジャンル:サスペンス
おすすめ度:☆☆☆☆




 そりゃあもう、渋好みときたらもちろん「軍服」も好きっしょ。ってわけで、たぶん ツボなのでは? という期待を込めて鑑賞させていただきました。 んで、どうだったのかというと、面白かったです。でもね、と続いてしまうのがこの作品の辛いところ。

 ソビエト(この名前の響きがなんとなく時代を感じさせる…)の最新型潜水艦レッド・オクトーバー が姿を消した。最新技術を積み込んだ潜水艦を、アメリカ方へと渡すわけにはいかないソビエト。 自国へと向かってくる潜水艦に攻撃態勢をしくアメリカ。
 その行動の理由は、はたしてアメリカへの攻撃なのか? はたまた亡命なのか…。
 
 作品中にて、レッド・オクトーバー号のラミウス艦長(ショーン・コネリー)を 校長先生にたとえて言う台詞があるけど、貫禄たっぷりでホントそんな感じ。そそる 制服の着こなしは、やっぱショーン・コネリーが一番ですな…。
 対するアメリカの潜水艦ダラスの艦長のバート・マキューソー(スコット・グレン)も いい味出してます。ジャック・ライアン(アレック・ボールドウィン)と一緒に レッド・オクトーバー号に乗り込んでいくのですが、ラミウス艦長とライアンが内通者を追い 操舵室を離れなくてはいけなくなるシーンのところでは、バート艦長がラミウス艦長に変って レッド・オクトーバーの操舵の指令を取ります。この場面は私の好きな場面のひとつです。 艦をゆだねるラミウスもちょっといい感じ。(ちなみに魚雷が迫ってきていて、 どうやって避けたもんか? という事態になっている)

 他にいい味出してるキャラといえば、ラミウスの副官のボロディン(サム・ニール)。 彼にはアメリカを見せてあげたかった。ダラス艦のソナー係(?)御免名前はわからない あなたもいい味だしてたよ。(DVD見直すまでまって…)オクトーバー号のキャタピラー 推進装置の音聞き出したあなた。その職人っぽい仕事っぷりが好きっす。頑固そうなとこも。
 
  こんなに個性的なキャラクターそろえてるだけに、もっと話しの盛り上げ方があるんじゃ ないかと思ってしまうのです。ジャック・ライアンと内通者の最後のバトルにしても、 ラミウス艦長の亡命の理由にしても。よけいにボロディンが死に損な気がしてしまう。 ところで一番どーでもいいと思った登場人物は、主人公のはずのライアンでした。影薄すぎ。

 と、そこまで見てくると気がつくのはこの映画が原作付きだということ。トム・クランシーの 同名の小説ですね。これは原作を読まない訳にはいかんだろう! 納得の出来なさに そんな結論に到達。いや、面白くなかった訳ではありません。面白くなかったら原作読む気 にすらなりませんから。

 調べてみると、ジャック・ライアンの出てくる小説の第一作目にあたるんですね。映画では主人公 ライアン役をボールドウィンからハリソン・フォードに交代し同じくトム・クランシー原作で 「パトリオット・ゲーム」「今そこにある危機」が作られてます。

 そんな訳で小説「レッド・オクトーバーを追え!」をアマゾンで注文中。映画「パトリオット・ ゲーム」と「今そこにある危機」も見てみたいぞ。

 小説の「レッド・オクトーバーを追え!」については、読破しましたらおすすめ本のコーナー で感想書いてみたいなあ、と思ってます。


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