うしろに立つ少女の謎(NP版)・その1
 
いままで様々なホームページを渡り歩いた私だが、それでも触れられていない点がいくつか見受けられた。
それについて、私的に考えた事をあげてみよう。

 
1.教育がなっていないぞ、探偵クン
オープニングで探偵クンはある警官に追われていたが、空木の登場により、交番に連れていかれるという事態は免れる。
しかし、いくら警官と顔見知りだとはいえ、見知らぬ男にホイホイついていっていいものだろうか?
警官が人を殺し、消防士が放火をする昨今(警官および消防士の方、ゴメンナサイ)、そういうことをまるで考えていない主人公の行動は、あまりにも無謀だと言わざるを得ない。

 
2.主人公は橘あゆみの意見を採りすぎ
彼女が事務所を訪ねたときにのことである。彼女が殺された小島洋子について語るシーンがある。
小島洋子が何かを一人で調べていたことが判明するのだが・・・。
あゆみ「何かを一人で調べていたんです。それが彼女が殺されたことと関係あるかも・・・しれません。」
探偵クンはそれを重要視して、小島洋子が調べていた件を追うのだが、それは捜査としてあまりよくないのではないかと思う。
仮に小島洋子を殺害せしめた犯人が橘あゆみだったとしたら、どうする気なのだろう?

 
3.小島洋子は噂を知らなかったのか?
最初にあゆみにつれられて、丑美津高校へやってきた探偵クン。そこで噂のことを訊いた時のあゆみの一言。
あゆみ「丑美津高校では古くから噂され続けている話なの。生徒なら誰でも知ってる筈よ。」
小島洋子はその話を夢で見るまで知らなかったのだろうか?知っていたとしたら、
「そういえば、ウチの学校に似たような怪談話があってね・・・。」
と続きそうなものだが・・・?

 
4.こんなことがあっていいのか!
一日目の調査を終えて事務所に戻った探偵クン。
そこで空木は別件の調査を頼まれたと言い、
空木「だから、小島洋子の事件はほとんど君一人の調査になりそうだ。」と告げる。
しかし、探偵クンにしろ空木にしろ、ただの民間人ではないか。
しかも未成年の少年にだけ調査を任せるというのは、いったい丑美津警察はどういう所なのだろうか?

 
5.洞察力の甘い田崎用務員
旧校舎で初めて探偵クンは田崎と出会う。追い出されそうになり、とっさに生徒手帳をみせる探偵クン。
田崎は勝手に「そうか、転校生じゃな」と誤解してしまう。
おいおい、転校生がこんな格好で学校に来るかい?
この日からの転入生だとしても、もう少し、制服(学ラン)に近いような服を着てくるのではないだろうか?
(前の学校が私服通学だとしても)。
そのことに気づかない田崎さんは、ちょっと抜けているのかもしれない。
そもそも、用務員は職員会議に参加できないのであろうか?
6.なぜ、鏡の前に・・・!?
夕暮れになってあゆみの後を追いかけていくと、大鏡の前にたどり着く。そこで、
あゆみ「・・・実はここで、洋子がこんなことを言ったのを思い出したの・・・。」 
今日はともかくとして、洋子に言葉を投げかけられた日、どうしてあゆみはその大鏡の前にやってきたのだろう?
行き止まりになっているという表記もあるので、ただの通りすがりという訳ではなさそうだ。
小島洋子にでも呼び出されたのだろうか?
この場所についてはもう一件あるが、それは後ほど・・・。

 
7.鍵をかけない丑美津高校・・・。
美術室で葉山先生に話を聞くことが出来る。そのときに、15年前の、うしろの少女を見たときのことが聞ける。
宿題のプリントを取りに行った葉山は、どうやって学校の中に入ったのだろうか?
普通なら、玄関や各教室はキチンと施錠されているだろう。
また、家を出てくるとき、親にとがめられなかったのだろうか?

 
8.君はそんなに旧校舎が好きなのかね?
同じく美術室での葉山のお話。最後に聞く言葉。
葉山「私の話を聞きに来た後、小島さんと田崎さんが言い争っているのを見かけたわ。」
田崎と洋子が言い争いをしたのは、多分旧校舎前か、用務員室前辺りだろう。
(でないと、もっと目撃者がいる筈だ)。
普段は人の通らない場所なのに、なぜ葉山先生はそんなに頻繁にそこを通るのだろうか?

 
9.そりゃあ、怒るぜ、普通・・・。
すぐあとの用務員室で。アリバイを訊く探偵クン。
「小島洋子が殺された時間、どこで何をしていたのですか?」
おいおい、ちゃんと何時頃って訊いてよ! しかもその後に、
「正直に話して下さいよ」
とまで言っている。田崎の言う事を頭っから疑っている 探偵クンって・・・。

 
10.謎の多い日比野
職員室へ行くと、日比野先生に話が聞ける。・・・が、『心ここにあらず』で何も語ってくれない。
小島洋子が殺された事によるショックだと本人を含めて周りの教師も言うが、よくそんなので授業が出来るものだと感心せざるを得ない。
明らかに具合が悪そうなのだから、他の教師も帰れと言えばいいのに・・・。
校長の浦部は事件発生から今日まで、日比野と顔を合わせていなかったのだろうか?
生徒を思いやるだけの優しさがあるのなら、日比野への気遣いがあってもいいと思うのだが・・・。

 
11.空木の言動
5章に入る直前に、事務所に空木から電話が入る。
そこで新しい情報が聞けるのだが、電話を切る直前に、
空木「あの、あゆみってコはどうしてる?」
と気遣うような言葉を発している。
様子が気になるのだったら、ニブイ探偵クンにほのめかすんじゃなくて、自分で確かめに行くとか、あゆみに注意するように命じるとかすればいいのに。

 
12.通行人への質問
田崎と揉めた後、学校前で通行人のおじいさんと会話が出来る。関西弁(?)を話すおじいさん。
誰彼かまわず金田事件の事を聞き回る探偵クンって、周りを見る余裕がないようにも思える。
大抵の人間は、自分に直接関わりがないことを15年も覚えていないものなのに、それにも気付けない。

 
13.いつのまに・・・?
旧校舎で立ち聞きしていた田崎を追いかける探偵クン。
しかし、一体いつのまに田崎のアパートの住所を調べたのだろう?
少なくとも彼自身の調査では、これまでには出てこない。
葉山先生や駒田先生、もしくは学校関係者に訊いたのだろうか?
空木に訊いたとは考えにくい。空木を通していたとすれば、その後の事件(?)は起こらずに済んだだろう。

 
14.探偵クンの言動
事務所にあゆみが訪ねてきての事。
あゆみに「田崎さんが洋子を殺した犯人なの?」と問われて、
「そんな事をどこで聞いたのか知らないが君は事件に関わっちゃだめだ。」と探偵クンは答えている。
これはあまりにも不適切というか、思慮のない回答だ。
まだ田崎は疑 わしい人物というだけで、クロとは決まっていない。
第一、小島洋子についての容疑は殆どかかっていない。
なのにどうして、探偵クンは否定、もしくは判らないと回答しなかったのか?

 
15.すっげー薬!
そのすぐ後。あゆみにコーヒーを入れてもらう探偵クン。
しかしその中には睡眠薬が入っていて、眠らされてしまう。
しかし、何故あゆみはそんな強力な薬品を所持していたのだろう?
直前に薬局で買ったというのが一番濃いセンだが、そんな強力な睡眠薬は薬局では手に入らないと思われる。

 
16.電話の主は短気?
6章は電話のベルから始まる。
文章を先に送る▼がでてすぐにAボタンを押すと、電話のベルは6回で止まる。
急ぎの用で(?)掛けているのなら、最低10回は待つべきではなかろうか?

 
17.丸福村はいったいどこに・・・?
あゆみが丸福村へと向かった用だと知った探偵クンは、すぐに列車に乗って後を追う。
しかし到着したのは翌日の午後、おそらく3時ぐらいだと思われる。
探偵クンとしては電車やバスを乗り継いで急いだのだろうが、あまりにも時間がかかってるのではなかろうか?
そもそも、事務所はどこにあるのだろうか?

 
18.丑美津町から丸福村へのルート
17の謎と重複するかもしれない。明らかにあゆみは探偵クンよりも先に丸福村へ と出発している。
その時間の差は最低でも1時間はあると思われる。しかし、何故か探偵クンの方が先に丸福村へとやって来ている。
探偵クンがそうと気付かずにあゆみを追い越したのでなければ、丸福村へのルートは複数あるという事になる。
それともあゆみを道案内した村人が、村内で裏道を使ったのだろうか?

 
19.校長室の場所
7章で、探偵クンは初めて校長室へ行く事が出来る。その場所は、窓の外の風景から見てどうも2階のようだ。
普通校長室は来客が多いので出入り口に近い1階に作られるのでは・・・?
(私の知っている学校はすべて1階にある)。
まあ、それはいい としよう。
しかし、4章で駒田を捜している時を思い出して欲しい。
美術室は2階の左から2番目の窓だった筈だ。校門を見る事が出来る2階の窓は全部で4カ所。
校舎との角度をから考えると、校長室は美術室のすぐ隣という事になる。
あまりにも作りとしておかしいのではないだろうか?
20.立ち話の内容
8章の学校前で、女生徒が立ち話をしている。
探偵クンはその内容を立ち聞き出来るのだが、その内容について疑問がでてくる。話の内容は普通なら3つ。
@学校の出来事
A探偵クンとあゆみの話
B河合ひとみの事
ひとみの事は、彼が昼休みから屋上で寝ていたというもの。しかし、なぜその女生徒はそれを知っているのだろうか?
『昼休みに』ではなく『昼休みからずっと』と言っている。
もしかしたら、昼休み終了後はどこかへ行っていたかもしれないのに?

 
  反論・感想は掲示板かメールにてどうぞ。