「ひらめき養成講座」 ◎一厘予告解説… 解明企画なぞとき工房

日本人の課題を探る
謎解き小説 回想記

なぞとき 小説
ポチよ 泣かないで

小 説

目 次

英霊の嘆きを背負った少年はポチの悲哀を再現していく 幼い記憶はやがて辿る宿命の暗示だった

この物語は、弟のまことの少年期の記憶をもとに想定したフィクション小説です

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予告編(省略・抜粋)

重要な一部を紹介します

この話は少年の未来を暗示する部分です

  目 次   挿 絵   あらすじ

ポチよ 泣かないで」 少年編 青春編

風の記憶    さまよう猫    ポチ   正義の使者   11 妄 想   16 英霊の塔   25 祖母の遺志


スクロール


K 夜明け前

 

 まことは六年生になった。 だが学校の授業に全くついていけなくなり、どんなに努力しても、機敏な動作が出来なくなった。 精神も肉体も何一つ思うようにならないもどかしさを感じるのだった。
 
 ただ、新聞配達だけは、自分の優先すべき大切な義務のように黙々と毎日続けていった。 いつも朝五時になると、の起こす声が下から聞こえると目覚めて起き出した。 洋服を着て支度を終えて、眠い目をこすりながら階段を降りて行くと、 もう父も起きていた。台所のテーブルで朝食を食べて出かける用意をしていた。
 

 「お早うー」 「おっ、おはようー」 「配達に行ってきまーす」

 まことは眠そうに言いながら、そのまままだ暗い夜明け前の外の道に出ていった。 冬の季節は、川と道の境がわからないほど真っ暗であった。 暗闇に目をこらしながら、一軒一軒の家の戸のすき間に新聞を差し込んで配っていった。 納骨堂の前の道を通るとき、忠霊塔が後ろに見え、まことを見下ろしていた。 誰かに見られている霊気を感じた。…略

 
 

 

 納骨堂の前の階段を通り過ぎようとする時、 いつも背中に何かがすがりついて来るような気配を感じた。 まことは怖くなるとゾクッと身震いをしながら一目散に走って通りすぎた。
 …略

 当時、山田太郎の「朝刊太郎」という歌が流行っていた。
 配達にやってくると、朝早く道に出て日の出に向かって手を合わせている人影があった。 「願」をかけるかのように、出征して帰らぬ息子の無事を祈っていたお婆さんの姿だった。

 …略


風の記憶    さまよう猫    ポチ   正義の使者   11 妄 想   16 英霊の塔   25 祖母の遺志


 ごあんない


まことの答案用紙が、出征する前の日本兵達の記念写真の上に重なるようにタンスの中しまわれた。これはやがて英霊に出会い、課題を果たす使命の「答」を暗示していた。

気がつくとまことは、出征兵士の残した課題を果たす為に「暗闇の訓練」を始めていた。
見出しの文字も見えないほどのまっ暗闇を手探りしながら新聞を配っていた。文字に関わる課題があることにはまだ気がつかなかったが、国を守る為に出征した若き兵士達を祀った忠霊塔の石碑に見守られながら、不気味な霊気と関わっていく少年期を過ごしていく。

この頃から闇の時代に次第に入っていく。学校の勉強よりもはるかに大切な仕事が、まことの第一に優先すべき課題として与えられる。それは周りとは全く違う、友人や家族達からも離れた孤立の道。憂鬱な立場で、孤独で暗闇をさまよい歩く訓練の道となっていく。

英霊の嘆きを背負った少年はポチの悲哀を再現していく 幼い記憶はやがて辿る宿命の暗示であった…

あらすじ

目 次

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英霊ポチはウスに変身して、宝を生み出す訓練場にまことを導く「闇の声」を演じていく…


スクロール

この小説は、なぞとき講座引用解説する、ひらめきを生む記憶の回想物語です。
引用場面には、なぞときの手がかりが…。小説全体を通してお読み頂けば幸いです

英霊に出会い、課題を果たす使命の「答」を暗示していた本編全巻を読みたい方は、フォームより

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