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1 風の記憶
3 さまよう猫 4 ポチ
7正義の使者
11 妄 想
16 英霊の塔
25 祖母の遺志 |
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スクロール↓
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I 奇 跡 |
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まことは小学四年生になった。 いつも十点ぐらいしか取れないまことが、突然、百点の国語のテストの答案用紙を貰ってきた。 ゼンは知恵遅れになった筈のまことが、百点満点を取ったことが一瞬信じられなかった。 (何かの間違いではないか…?)とメガネをかけて名前を確認したが、 紛れも無く、孫の「今井 信(まこと)」という名前があった。 …略 |
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ゼンは胸の奥からじわーと喜びが湧いて来た。「バンザイ!バンザーイ!」両手を上げて喜ぶ祖母の姿を見て、まことは嬉しかった。だがこの時のゼンの異常な喜びの本当の理由がまだ理解できず、不思議な思いで見上げているだけであった。 その日の夕方、ゼンは久々に赤飯を炊いて祝った。 答案用紙を神棚にあげ、仏壇にも赤飯を捧げて念入りに拝んでいた。 まことは出来不出来の偏りが激しい孫だった。 …略 |
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いつもみんなから取り残されてしまう不憫な孫だったが、 時々発揮する驚異的な能力をゼンは不思議に思い、密かに心に留めた。 しばらくしてゼンは、百点の答案用紙を自分のタンスの中に大事にしまった。 その引き出しの中には、何故か「二見が浦」を背にして写った、 糸島の一帯から集まった若き出征前の日本兵たちの記念写真が入っていた。 戦死した叔父の芳喜おじさんの誇らしげな姿もその中にあった。 …略 |
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1 風の記憶
3 さまよう猫 4 ポチ
7正義の使者
11 妄 想
16 英霊の塔
25 祖母の遺志 |
ごあんない
まことの百点の国語テストの答案用紙は、タンスの中しまわれた。出征前の日本兵達の記念写真の上に何故か重ね置かれた。これはやがて果たす課題の答えを暗示していた。
やがてまことは、いつか出征兵士の残した課題を果たす為の「闇の訓練」を始めていく。
ゼンの部屋で起こることは文字に関わる記憶としての未来の予告であった。国を守る為に出征した若き兵士達に見守られながら、あどけない幼少期をのんびりと過ごしていた。
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英霊の嘆きを背負った少年はポチの悲哀を再現していく 幼い記憶はやがて辿る宿命の暗示であった…英霊ポチはウスに変身して、宝を生み出す訓練場にまことを導く「闇の声」を演じていく… |
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この小説は、なぞとき講座で引用解説する、ひらめきを生む記憶の回想物語です。
引用場面には、なぞときの手がかりが…。小説全体を通してお読み頂けば幸いです
出征兵士の残した課題を果たす未来を暗示していた…本編で全巻を読みたい方は、フォームより |
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