長編小説  「光の道を備えよ!」

まことはシマの自叙伝を知り、自分と先代との暗闇が奇妙に交差していることを悟る その時、「光の家訓が」閃く

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小説

目次

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あらすじ

体験講座では、

大まかにポイントを
概略紹介します

予 告 編

長編小説  光の道を備えよ! 

T暗黒編

U闘争編

W求道編

この物語は、ある家系の3代にわたる歴史をもとに想定したフィクション小説です


只今、編集中   一部抜粋 公開 (容量不足の為)

光の道を備えよ! U闘争編(チカ激闘時代) ほのぼの童子

 参 考   「 遠路の果てに 」       田口 正神 
             
「烈風の丘に立ちて」     田口 チ カ 
              
「稲妻が閃き渡る時」  ほのぼの童子 


    
 U闘争編  第1部 − チカ修練時代
 

                         第2部 − チカ定着時代
 
              
第3部 − チカ激闘時代
 
     

 

 長編小説 「光の道を備えよ!」 闘争編 第一部(チカ修練時代)


 長編小説  「 光の道を備えよ! 」 A闘争編

    ○第一部(チカ修練時代)

   あらすじ

 田口家は、しばらくの間、佐世保でお菓子屋を営んでいたが、事業を失敗してから、夜逃げ同然の姿で、家族全員が博多に移転して来た。甚七は、無一文になってしまい、夜泣きうどんを始めるようになった。 だが、ある日、甚七は残ったもう一つの目も光を失うことになる。 完全に失明して、かすかな光さへも見えなくなった父(甚七)を支えながら、母ハシと長女シマはその後も、生活苦に追われながら暮らしていた。
 だが、今まで、田口家を陰から支えて来たシマは、二十三歳になった時、木下家に嫁いで行くことになる。その後、母ハシと幼い弟妹達が、家を支えて行かなければならなかった。 母ハシも、よその家に嫁いでいったシマにはもう頼れなくなってしまった。
 ハシは、妊娠していたが家族を支えるために、臨月まで重い夜泣きうどんの屋台を一人で引いて、毎日休まずに働いていた。 だが、余りにも無理が重なったせいか、産後の日立ちが悪くなり身体を壊してしまい、遂に四十六歳でこの世を去ってしまう。・・・ それは妹のチカが十四歳の時である。
 チカは、母ハシが身体を悪くして寝込んでしまった時から、母親の身代わりになって、幼い妹や弟たちの面倒を見なければならなくなっていた。 自分の宿命に悩みながらも、あえて青春を捨てて家のために尽くしていくようになる。そして「母親代わりの立場」を完全に果たして勝利した時、チカは、家から開放され、突如マニラに行くことになる。
 マニラでの三年間の生活で、束の間の青春を取り戻し、広い心と世界観を養っていった。その後、一時帰国するが、急に戦況が思わしくなくなり、マニラ行きを中止して危機一髪で難を逃れる。その後チカは、鉄工所に勤めるようになるが、そこで縁談が持ち上がり、やがて誠実な田舎の青年(今井正樹)のもとに嫁いでいくようになる。  
 その今井家は、昔は饅頭屋をやっていたので、青年は饅頭屋の息子と呼ばれていた。                   

                    第一部(チカ修練時代のあらすじ)

       チカの幼少時代            略
                   

       お菓子屋の娘              略
                  
 

       お寺の境内               略
                   

       危険な道                 略
                   

       陰り行く家              

       無くした本職               略                   

       通学路                   略                   

       台 風                 
              

       失明の父                 略
                   

       母の死                   略                   

       母親代わり                略                   

       チカの涙                  略

                   

       盲目の博識                略                   

       主婦の顔                 略
                   

       二人の兄                略

       恵みと試練               略
                  

       マニラの思い出              略
                 
 

       チカと正樹の出逢い          略
                  

       中断された結婚             略
                  

       暗闇からの出発           略       


       長い一日             一部抜粋・紹介

 チカたちの家は当時、住吉の小学校の門のすぐ傍の小さな借家に住んでいた。
「ごめんください、今井ですが。」突然、田口家の玄関に、朝早くから呼ぶ声がした。 「あっ、今井家の人達が来た。・・・どうしようか、お父さん。」
 甚七は少しあわてながら「チカ、お前は押し入れに隠れていろ!。俺が何とかする。」咄嗟に閃いて、チカを狭い押し入れに隠れさせることにした。
 やがて玄関の戸を開けると、何か決意を胸に秘めたような表情の正樹と、付き添いの友人が現われた。
 「チカさんはいらっしゃいますやろか?。」「チカは今、ちょっと外に出ていて、今は居りませんが・・。」「ああ、そうですか・・。」正樹はがっかりした。「どうしてもチカさんと話したいことがあるんですが・・、じゃあ、帰って来られるまで、ここで待たせて貰います。」「ばってん、いつ帰るか判らんよ。」「構いません。」
 正樹達は、狭い部屋に上がった。チカが隠れているとも知らず、入口の畳に座ってしばらく待ち続けた。「ほんなごつ、いつ帰ってくるか判らんばい。」「構いません、チカさんが帰られるまで、いつまでも待ちます・・・。」「ああ・・。」
 正樹は正座をして頭を下げた。「お父さん!、何か失礼な事が有りましたら、この通り謝りますけん、どうかチカさんと一緒にさせて下さい。」「・・・。」「絶対にチカさんを幸せにしますけん、チカさんと結婚させて貰えませんか!。」と頼んだ。

 目の見えない甚七は自分の代わりに、叔父たち夫婦にチカの相手にふさわしいかどうか、代わりに見に行ってくれるように頼んでいたが、帰って来た叔父夫婦は、「あんな男に、チカを嫁がせるにはもったいない!。」と報告をしたのだった。
 だが甚七は、姿は見えなくても、直感的に正樹の誠実そうな人柄を心で感じ取っていた。
 やがて昼になり、時間は刻々と過ぎていったが、正樹たちは静かにじっと待ち続けたまま一向に帰ろうとしなかった。正樹にとっても、ここで引き下がって帰ってしまうと、永遠にチカと一緒になれないことを感じていた。

 チカは暗い押し入れの中で、息をひそめながら様子を伺っていた。チカも辛抱強い方だったが、それ以上に正樹は粘り強く、じっと動かないで(もうすぐきっとチカが帰って来る筈だ・・・。)と信じて、いつまでも静かに待ち続けるのであった。
 甚七もチカも、正樹たちがあきらめて、すぐ帰るかと思っていたが以外であった。
折角の休日なのに、わざわざ朝早くから家に訪ねて来てくれたのだった。
 ほとんど何も言わないで、ひたすら座って待ち続ける正樹の静かな信念があった。
チカは、正樹の意外な一面を見たような気がした。チカに対する並々ならぬ愛情が、襖を隔ててひしひしと伝わってくるのだった。 やがて三時間、四時間と過ぎていったが、それでも一向に帰る気配が無かった。
 チカは正樹の持つ、並外れた超人的な忍耐力に驚いてしまっていた。

 朝の九時ごろやって来てから、既に時計は午後の四時を廻り、もうすっかり日が落ち始めていた。チカもいつまでも暗い押し入れに押し込められて、いいかげん息苦しくなっていた。さすがに尿意をもよおして来たが、若い女性が大事な布団の上でお漏らしする訳にはいかなかった。
 今まで正樹を待たせるだけ待たせていながら、ここに来て押し入れから出るにも出られず、必死で我慢していたが、とうとうこらえきれなくなってしまった。
 チカは、遂に押し入れを「ガタン」と開けて飛び出し、そのまま便所に駆け込んでいった。 外に出ているとのことで、家には居ない筈のチカが、突然押し入れから飛び出して来たので、正樹たちは驚いてしまった。 だがともかく、懐かしいチカの姿を見ることができたのでホッとしていた。(今まで俺たちをさんざん待たせて、何で押し入れに隠れていたのだろうか?。) 正樹は少し腹が立ったが、逢えないかも知れないと思っていたチカの顔を見ると、安心したのか(しかしまあ、今まで待った甲斐があった・・。)と嬉しくなった。
正樹とチカとの「忍耐力の戦い」は、ここでやっと勝負が着いたのだった。
 やがてチカは気まずそうに戻って来たが、正樹から「どうしても一緒になりたい。」と改めて気持ちを伝えられ、チカは遂に正樹の並外れた忍耐力に降参してしまった。
 「チカ、お前の気持ちはどうなんだ?。」甚七は聞いた。チカはもう既に決意していた。「よか、うちはこの人と結婚する。口下手な人ばってん、誠実で粘り強い人やと思うけん。お父さん、どうか一緒にさせて下さい。お願いします。」 

 その後、父と正樹はお互いに詳しく事の成り行きを話すうちに、お互いの言い分にかなりの誤解と行き違いがあることに気が付いた。
 それで甚七は、これからは仲人抜きでお互いに直接話し合うことを思いついて提案した。 全ては両家の間に立った仲人のいい加減な対応がもたらした誤解であった。 それに都会のやり方の違いや物事のどおりを知らない田舎の純朴さがもたらす無知が原因であったことが判り、次第に(許してあげよう)という気持ちになったのである。甚七は辛抱強く待ち続けた正樹の超人的な忍耐力に敬服し、目を止めていた。
 こうして正樹とチカは、長い長い忍耐力を強いられる暗闇の一日を乗り越えて、やっとめでたく結婚することになっていった。 これは今井家と田口家の間で立てるべき条件であった。それは、二つの家族が同次元ではなく、ある各位を持って一体となるための産みの苦しみであった。
 その長い長い一日は、これからの二人に襲いかかる、未来の姿を表わしてもいた。

 チカは田口家の理想を担って、今井家に嫁いで行くことになるが、やがてその今井家に課せられた家業を継ぐ者が誰もいなくなる時、両家の願いを一つにする重大な使命の時がやって来る。 だが万が一、その使命を退ける時には、想像を絶する大艱難が今井家に襲いかかって来る可能性があった。 その最悪の場合になった時にも備えて、決して逃げ出さず、お人良しの今井家の人間に代わって、果敢に敵に立ち向かって戦い抜き、家族の危機と崩壊から守り抜く女性が必要になって来る。今井家に負わされた「光の道の基台」を立て直すための、人並みはずれた「知恵と忍耐力と度胸」を兼ね備えた一人の女性をどうしても迎える必要性があった。
 そのために今井家は、必要で十分な素質を持った、最もふさわしい嫁を迎えなければならなかった。 そしてその女性にチカが選ばれた。そのために今井家の長男である正樹のほうから「是非に!」と頭を下げて請われ、丁重に迎えられてやって来る何等かの条件を立てる必要があったのだった。
 だが、一見物静かに見えるチカの内面に秘めた激しい田口家の気性を、今井家の親族たちも近所の周りの人たちも誰も気付かず、又見抜くことも出来なかった。

 「光の道を備えよ!」 闘争編 第一部(チカ修練時代)おわり


                 

       あとがき                 

    聖書の言葉より

時に主の言葉が私に臨んだ。「人の子よ、イスラエルの家に謎をかけ、たとえを語って、言え。」 主なる神がこう言われる。・・・   エゼキエル十七章

 我が子よ、あなたの父の戒めを守り、あなたの母の教えを捨てるな。常にこれをあなたの心に結び、あなたの首のまわりにつけよ。これは、あなたが歩く時、あなたを導き、あなたが寝る時、あなたを守り、あなたが目覚める時、あなたと語る。戒めはともしびである。教えは光である。教訓の懲らしめは命の道である。
                          

  光の道を備えよ! 闘争編(一部  ) おわり 

                    二部に乞うご期待・・!。

つづく

時に閃きの言葉が私に臨んだ。「あなたの親族に謎をかけ、たとえを語って、言え…」 

小説 光の道を備えよ!」 U闘争編 第部(チカ定着時代)

一部紹介
まことは伯母シマの書いた自叙伝を知る。歴史の謎を解く「光の道」への雛型路程が見えてくる。

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webコンテンツ>ファンタジー
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 ごあんない

チカの辿った道は、やがて息子のまことが辿るであろう
艱難と暗闇からの危機一髪の脱出劇を暗示していく。
今井家に嫁いできたチカの身の周りに、次々に起こる
忌まわしい災難や事故の謎はA闘争編のテーマです。
予告編では語り尽くせない不思議な出来事の詳細内容を
お読み頂けば、チカが何と戦っているのか推理できます。

今まで未解決のままだった問題が急に浮上してきた。
封印していた小説の一部を抜粋して、当時を振り返り
何が起こっていたのか、再確認する必要が出てきた。
 
長編小説 を公開するに当たっては、容量不足により
土地紛争のみ一部にさせて頂きます。膨大な内容の
全編の流れをHPで閲覧して頂くことは今は困難です。


チカの背負った使命・・・次の講座   全編は フォームから

     

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